*●w●){ちょっと本気でアニメ考察#25【ジュエルペットとマイメロ映画】 | 小新井涼オフィシャルブログ「もし現役大学院生(仮)が毎週アニメ100本みて感想をブログに載せたら」Powered by Ameba
今週は現代だだはまり中の土朝作品より、ジュエルペットシリーズ初の劇場版作品

「映画ジュエルペット スウィーツダンスプリンセス/おねがいマイメロディ 友&愛」

をDVD鑑賞したのでそちらの感想と布教をしたいとおもいます。
どんどん増えろドアサクラスタ!

映画ジュエルペット スウィーツダンスプリンセス/おねがいマイメロディ 友&愛 [DVD]/芦田愛菜,齋藤彩夏,平野綾

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今回は主にメイン扱いのジュエルペットを中心にご紹介したいと思います。



☆簡単なあらすじ

ジュエルランドのお隣スウィーツランドのお姫さま「マーナ姫」のお誕生日をダンスでお祝いしようとバースディパーティへ向かったルビー達ジュエルペット一行。
しかしパーティの準備中に現れた一匹のスウィーツペットにより、姫のパーティはスウィーツランド全体を巻き込んだとある事件へと発展してゆく・・・?てな感じです!
公開当時の現行作品は「ジュエルペットきら☆デコッ!」なので、主題歌にはアニメEDと同じ「ずっと、ずっとトモダチ」が使われていたり、映画OPには前作品「ジュエルペット サンシャイン」のキャラクター達がゲスト出演してはいるものの、本編にはそんな彼らもキラデコ5も全く登場せず、ジュエルペットとスウィーツペットが中心に活躍する作品となっています。


☆おねがいマイメロディ

主にジュエルペット・・・とは言いましたものの、全く触れないわけにはいきません土アサのパイセンマイメロさん!
短編の抱き合わせ作品という扱いではありますが、その腹ぐry・・・天然キャラは健在で、おまけだなんて思わせないほどの存在感とインパクトを最初にかましてくれました。
序盤にルビーに返す映画化へのツッコミ「あたしだってコツコツ努力してきたよ」的なルビーへの台詞には『そうだよね。土曜朝のあの時間帯あの世界観をジュエルペットにバトンタッチしてくれた先輩がいるからこその劇場版だよね・・・!』と思わず涙ぐんでしまいそうになります。
まるでそれを映画でも体現するようにジュエルペット本編へと繋ぐほんわかしつつシュールなOPはお見事でした先輩!



☆とにかく可愛いジュエペとスイペたち

何よりこの作品で語らなきゃいけないオススメポイントがこの総勢52ものペット達の愛くるしさです!
特に自分なんかはきら☆デコッ!のキラデコ5とジュエルペットたちとの絡みが好きすぎてジュエルペットにはまった口ですので、上記の通りサンシャインやキラデコのキャラはおろか、人間のキャラクターはオリジナルキャラとジュエリーナ様くらいしか出演しない作品でも楽しむことができるか正直不安なところもありました・・・。
でもねそんなの全然関係なかった!!
ルビー達おなじみのメンバーは勿論、アニメシリーズでは残念ながら単発でしか活躍の機会がなかったりするジュエルペット達もスクリーンを所狭しと駆け回り、それに負けずに活躍するスウィーツペット達の可愛さに始終胸がきゅんきゅんすること間違いなし!
ただのマスコットキャラクターなんかではなく、俺が俺達こそがメインキャラだ!と言わんばかりのジュエペ達の個性の強さと、いい意味での灰汁の強さは流石サンリオさんアニメという感じです。



☆世界観を邪魔しない魅力的なオリジナルキャラ達

そんなジュエペやスイペも勿論、今回登場した数少ない人間キャラである劇場版オリジナルキャラ達もとってもオススメ!
サブタイトルにある通り、あくまで「ジュエルペットたちの」物語であるのを邪魔することなく、だからと言っておまけ程度ではない魅力的で個性的なキャラばかりなのです。
主題歌を歌う芦田愛菜さんが直接声優もつとめるスウィーツランドのお姫様「マーナ姫」は、最初こそ分かりやすいネーミングに笑ってしまったものの、よくある声優さんじゃない人の声と絵の違和感も全く無く、その可愛らしい声はむしろキャラデザと世界観にぴったり合っていて自然と愛せるキャラクターでした。
愛菜さん・・・恐ろしい子・・・!
そして今回いちおしなのが、そんなマーナ姫に婚約を破棄されたのを怒って誕生パーティを邪魔しようとする「クレーム・ド・ブリュレ公爵」とその仲間のスウィーツペット達!
一応物語り的には悪役ってことになるんですがこの子たちが本当に憎めなくて可愛いんですよ!あくどいことを考えて実行するものの失敗やドジばかりで全然うまくいかずに勝手に自滅する様はまるでロケ●ト団やドロン●ョ一味を見ているかのような気分。
公爵のキャラデザやショコラやマカロン四兄弟の見た目が可愛すぎるというビジュアルの好みもあるのですが、なによりそのどこか憎めない悪者具合が好みすぎて思わず応援したくなっちゃいます。
最後のブリュレコールはめっちゃ笑った・・・w



☆大人も楽しいネタの数々

サンリオさんの作品で忘れちゃいけないのがこの「一緒に観た大人が楽しめる・・・というかむしろこれ子供意味分からないんじゃ・・・」と思わずつっこんでしまいそうになるシュールなネタの数々です。
アニメ版ほど濃くてマニアックなものはないにしろ劇場版でもそれは健在で、ジャンケンや人気投票でセンターを決めたり選抜メンバーでスウィーツランドに向かったりと某アイドルさんのパロには思わずむふふとしてしまいました。
中でも今回一番驚いたのは漫画やイラストをかくのが大好きなマーナ姫のイラスト!
こ、こ、コゲどんぼ*せんせー!!!!?
DVDや公式サイトにも特記されてなかったのでいきなり見覚えがある絵柄が見えてガタタッとしてしまいました。
監督さんのワンダフル版からの関係かなーと、当初のアニメデジキャラファンからしたらめっちゃ嬉しいサプライズでありました。
にしてもそれじゃあマーナ姫の腕は最早プロ級ってことか・・・笑



☆とてもとてもハッピーラッキーゴー♪

そんなこんなでこの作品を観て感じたことは一言「かわいいは正義!」であります!
映画を観た他の方のレビューを観ていても感じるのが、観終わった後ほとんどの方が幸福感に満たされているということでした。
全体的にほんわかシュールではありますが、キャラクターの何気ない言葉の端々に大人が聞いてもどきっとしてしまうような真っ直ぐな想いが隠れていて考えれば考えるほど深い作品でもあります。(特にマーナ姫の「習わしと人の気持ちどっちが大事なんですか!?」という言葉は大好き)
でも、それも考えた上で観終わった後に感じるのは、難しいことは全部抜きにただただ大好きなキャラクターや作品が一番魅力的な姿で劇場版になった!アニメでいつも観ている大好きな作品がちゃんと映画作品として完成されている!という感動とそれを観終わった後の満足感、ジュエルペットやスウィーツペット、オリジナルキャラ達が可愛かった幸せ・・・という幸福感でした。
監督さんの関係もあってか先述した「デ・ジ・キャラット」の劇場版を観た後のような満足感でもあり、大好きな作品の素敵な舞台化作品を観た後の幸福感でもありました。
とにかく何がいいたいかといいますと・・・
ジュエルペット好きなら観て間違いなし!
みなさんも大好きなあのキャラが劇場版で活躍する姿をぜひぜひ一度楽しんでみてほしいなあ。ということでした。






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