本日も鬼籍に入った模型鉄道列車が元気に走る御来欧音鉄道。
三菱重工が、スイス・スルツァー社と技術提携して、DD50形を試作して、DF50形0番台に繋げたのに対し、川崎重工、日立製作所はドイツ・MAN社と提携。日立はDF90を完成させました。
試作された1号機は国鉄車両として最終的に買い取られ、常磐線で使用されましたが、あまり活躍することなく秋田に転属。廃車となりました。
こちらは、DF90と同じくドイツ・MANから技術導入したディーゼル機関を積み、四国でテスト運用が行われましたが、C‐Cの軸配置は線路への横圧が大きいことが判明し、DF50ではB‐B‐B軸配置が採用されるきっかけになりました。
一方で、ただ1両の試作車は、車体・足回り・電動機といった車両自体の主要部にはほとんどトラブルが発生せず、後にDF50形に準じた正面貫通扉を設け、塗装もDF50形同様の物に塗り替えてDF91形と形式変更し、DF50と共通運用で活躍しました!
また、本機で採用されたMANのディーゼル機関も、DF50に採用されることになり、DF50‐500番台として結実しました。