本日は6-2Day!(D62形蒸気機関車/東武鉄道デラックスロマンスカー) | 食事処 御来欧音おらいおーね(福岡県筑紫野市阿志岐1521‐1/ゼロ戦/鉄道模型/ガンプラ)



本日は6月2日、6-2Dayですね。

 



6-2Dayということで、本日は、みちのくのマンモス機関車、D62です。

 

戦局の悪化で海上輸送路の被害が甚大となる中、海上から陸上へ輸送の重点が
移るようになり、昭和18年に登場したのがD52形蒸気機関車でした。
D52形は、標準の20M転車台を用いる前提で、建設規定・車両限界ギリギリの大きさながら最小限の
資材と工数で最大限の牽引力を目指し、戦時型D51同様、ランボードや
デフレクターは木製化する、その他にも銅や錫といった非鉄金属も極力代用品で賄うことになりました。
中には重量不足の為にコンクリートを死重として積んだ個体もあったといいます。
国鉄工場・全機関車メーカーの総力を挙げて昭和21年までに285両が完成したD52形は、蒸気機関車の大東亜決戦号というべき存在でした。
しかし、大東亜決戦機と称された戦闘機・疾風がエンジンの不調とベテランパイロットの不足に悩まされた様に、D52形も粗製乱造と乗務員・検査員の徴兵による技量低下から、目指した2000トン牽引どころか、1200トン牽引の維持も困難だったといいます。
それでも、マンモス機関車として国運が掛かったD52形牽引の貨物列車は東海道山陽本線を1日60往復し、戦前の最盛期を凌ぐ1日4万トンを運んだとされています。
因みにラストナンバーがD52-468号機であるにもかかわらず、製造数が285両であるのは、
予め各工場に製作予定の車番が割り振られており、全機完成以前に終戦を迎えた為、欠番が多く見られます。
終戦後は貨物用機関車全般に余剰が発生した為、約50両が旅客用機関車のC62形に改造された他、東海道山陽本線や函館・室蘭本線、御殿場線といった甲線規格でしか運用できないD52を、規格の低い乙線でも運用できるように従台車を2軸にしたD62形への改造にも充てられました。
D62形は、D52形を改造して自動給炭機を備え、1D1のミカド形軸配置から、1D2のバークシャー形にして軸重軽減を果たし、あわせて戦時規格で造られた施工(粗製乱造)を標準規格に品質改善した機関車です。
全機20両の改造工事は国鉄浜松工場で施工されました。
落成した全20両のD62形は、東海道・山陽本線でD52形と共通運用された後、電化の進捗により、東北本線の一ノ関機関区に集中配備されました。
昭和40年までに運用された後、残念ながら全機解体されてしまっています。
現在、御来欧音鉄道では3・18号機が鬱憤を晴らすかのように健在です。
(上写真はD62-18号機)
 


D62-33号機が牽引するワフ28000・セム8000等の貨物列車。

 

 




6-2といえば普通C62だろう、という声も聞こえそうだが、実は御来欧音鉄道では、「ローバー=くさせんり協定(実は故・顔良ローバーの一方的な宣言)」で、

フラッグキャリアのC59及びC60保護の為、C62・DD51の入線は禁止になって

いるニャン。

by田豊とらっきー 御来欧音鉄道 客車・貨物列車担当役員




国鉄筑肥線時代の103系1500番台。





大好きな東武鉄道デラックスロマンスカーで〆ます。