2020.10.10サガタビ!⑤長崎街道佐賀宿弐の巻:旧古賀家(佐賀市歴史民俗館) | 食事処 御来欧音おらいおーね(福岡県筑紫野市阿志岐1521‐1/ゼロ戦/鉄道模型/ガンプラ)

 

次にやって来たのは、前回ご紹介した古賀銀行の頭取宅、旧古賀家。

 

 

一昨年の肥前さが幕末維新博覧会の際には、弘道館ブースとして、人気を

博し、我々はとうとう入場できずに諦めました。

 

 

あの時がウソのように静まり返った旧古賀家。

感無量で立つ、くさせんり師匠。

 

 

門外漢の私には、見事な和風建築、としか表現のしようがありません。

 

 

個人宅、というには広すぎる広間に正座すると、ちょっと反省会みたい(笑)。

 

 

2Fは、木材に直に描かれた襖絵が印象的でした。

 

 

お庭も綺麗に手入れされています・・・・。

 

 

この旧古賀家には、そうそうたる人物の掛け軸や額がたくさん!

玄関口に飾られたこちらは、佐賀新聞の文字を揮毫した人物としても知られる明治

維新の元勲で佐賀七賢人の一人、外務卿・副島種臣の額です。蒼海は号です。

 

 

2Fの奥座敷。

向かって右は、幕末の老中・唐津藩主・小笠原長行の息子で、佐賀県出身の

海軍中将・小笠原長生の掛け軸です。

彼もまた能筆家として知られています。

 

 

その左側に見えるのは、何と勝海舟の額!

 

 

 

大広間の一番奥の床の間には、佐賀七賢人の一人で、近代的な学校制度

(小中学校・高等学校)を構築した文部卿・大木喬任の掛け軸が掛けられて

いました。

 

 

とにかく、見事な和風建築に圧倒された旧古賀家でした・・・・。