1/72日本陸軍三式戦闘機「飛燕」の系譜③飛燕Ⅰ型丙 超エース飛行244戦隊長 小林照彦少佐機 | 食事処 御来欧音おらいおーね(福岡県筑紫野市阿志岐1521‐1/ゼロ戦/鉄道模型/ガンプラ)
三式戦闘機飛燕を装備した各戦闘機隊で最も有名な部隊、それは飛行244戦隊
でしょう。
 
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そして、その中でも陸軍最年少の戦隊長、小林照彦少佐のⅠ型丙は真紅の尾翼と
力強いマウザー機関砲(ドイツより輸入)も相まってもっとも著名で人気ある
機体となっています。
本機は日本機離れした垢抜けた塗装と派手なマーキングが特長で、少佐の戦歴
と共に人気となっていますが、昭和20年1月27日の空戦でB29を体当たり撃墜
した際に失われました。
 
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私がお気に入り登録しているgearmanさんの記事とは違い、手抜きして「迷彩
デカール」を使用した為、ちょっと仕上がりが汚くなってしまい、白帯も微妙
に迷彩とかぶってしまいました。
 
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今回飛燕を製作していて、気に入ったのがこのアングル。ドイツのメッサー
シュミットBf109といい、このアングルからの写真が多くないのは残念です。
鍾馗や疾風のような空冷エンジン戦闘機は結構このアングルの写真があるん
ですが・・・。
 
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小林少佐は、244戦隊長として本土防空戦の最前線で指揮を執り、自身も撃墜
困難なB29重爆撃機10機を含む12機を撃墜したエースパイロットでした。
終戦後は民間の会社に就職していましたが、1954年に航空自衛隊が創設される
と、戦闘機パイロットとして入隊しました。
その後、1957年6月4日に乗機T33ジェット練習機が墜落し、殉職しました。
小林二等空佐は、市街地に被害を与えることを避けるため、最後まで操縦かんを
離さず、同乗者の脱出を見届けたといいます。