1/72日本陸軍三式戦闘機「飛燕」の系譜②飛燕Ⅰ型丁 飛行244戦隊市川忠一大尉機 | 食事処 御来欧音おらいおーね(福岡県筑紫野市阿志岐1521‐1/ゼロ戦/鉄道模型/ガンプラ)
2機目にロールアウトしたのも、前回と同じくハセガワ1/72のⅠ型丁です。
 
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この機体は多数の撃墜マークから永らく、244戦隊長小林少佐の乗機とされて
いましたが、近年では同じ244戦隊の市川大尉機だとされています。
 
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飛行244戦隊は主として本土防空の為の戦闘機隊として編成され、訓練用の
九七式戦闘機を除けば、飛燕、五式戦闘機と一貫して川崎製戦闘機を装備
しました。
 
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液冷エンジンが機首をか細く見せていますが、正面から見ると戦闘機らしい迫力
があります。川崎系戦闘機の増槽は黄橙色という説もありますが、他の陸軍
戦闘機同様にグレーのサーフェイサー風仕上げにしました。
 
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我国では少数派に属する液冷エンジン装備戦闘機の為、稼働率低下に悩まされた
飛燕ですが、帝都防空を主任務とした244戦隊は「近衛戦闘機隊」とまで
呼ばれた精鋭揃いだったので整備能力も高く、その性能を十二分に発揮できた
といいます。