青梅を食べても青梅の実に含まれる青酸カリは致死量ではない | 足の向くまま気の向くまま十時半睡の独り言

山梨県東山梨郡菱山村菱山小学校(今の甲州市勝沼町菱山小学校)で過ごしたのですが、小梅の産地なので農家に一本は小梅の木があり、男の子は小梅の実る時期になると両方のポケット一杯に持ってきて私どもに少しずつくれるのですがなんせ大勢の友達がくれるのでポケットがすぐ一杯になり、これをガリガリと食べ種は運動場にプップと吹き捨てるのですが、ほとんと゛全校の男子生徒がやるので校庭は梅の種だらけ、先生は怒って梅を持ってきてはいけないと注意するのですが言うことを聞くようなガキンチョではないので、先生方もあきらめてしまっていました、このポケット一杯の梅のみを食べ終えるころになると酸っぱい梅の酸のために歯が浮いてしまい、しばらくはものが食べられなくなつてしまいますが、こんなことでへこたれるような悪ガキではないので次の日も又同じことの繰り返しです、梅の実がなくなるまでは続くのですが、小学校一年生から六年生まで、六年間続けて、これだけ食べても青酸カリで死んだ子は一人もいないので、食べてもまず大丈夫です、食べた私は今92歳です。