えー最近仕事の都合で早起きです。早く出て、出勤前に近くの松屋で朝定を食べるのが楽しみ。私は至って納豆派です。納豆は混ぜますが、ご飯と納豆は混ぜずに乗せるだけで食べる派です。生卵があるならトロトロになるまでかき混ぜますけどね(吉野家)!納豆がなくなるとご飯の頭上から目玉焼きを投入し、四分割し、黄身を露見させます。そこで、松屋必殺のフレンチドレッシングをお見舞いし、酸味を効かせます。んー味の〇〇革命や!(古い?)皆さんもどーです?それから、気のせいか、普段より目もガチャピンに酷似してきているのは気のせいか・・・どーも僕です。

はい、今季のACL(アジアチャンピオンズリーグ)が始まりまして、日本から4チームが参加!Jについては基本的に話する予定ないので一気に話しします。4チーム話すと長くなると思いますが、これで今後心置きなく結果だけ伝えられるのでいきます。

まずは、新生リーグチャンピオンの名古屋グランパス!オリジナル10が見事苦節17年を乗り越えて初優勝を飾りました!素晴しい!この様に全体が盛り上がってこないと面白くないですよ!2位ガンバに10差には驚きました。個人的には、オリジナル10が好成績残してくれるのが一番嬉しいのです!なんせガキの頃憧れたJリーグに最初からいた訳で妙に愛着あるのですよ。それでも、特定のファンであるのではないのですがね。

やはり長期的なプロジェクトが功を制したと言うべきべか?それともピクシーがやはり監督としても有能だったのか?私はどちらもだと思います!どうしても企業的にはリスクを考えてしまう癖があります。堅実と言えば響きはいいですけど、勝負の世界は別です!及び腰なんかで勝利を手にする事ができるなら誰も胸張って生きろなんていいません。グランパスも「ずっとこのままでいいのか?」と思う心はあったでしょう。ファンとしたら「頼むぜ!」と毎年開幕から祈っているのですからね!ピクシーを信頼して腹をくくってたのかもしれません!グランパス初の3年目の監督です。

グランパスは開幕初年度からお荷物なんてレッテル貼られましたけど、勝てなかっただけで随分好戦的だったと思いますよ。スポンサーは世界のトヨタでJでも屈指の資金力なんです。今振り返ると、J開幕当初からあのゲーリー・リネカーが雇えていた訳ですしね。ロートルと言えどリネカー!それにプレシーズンマッチでセリエAのラツィオに勝ってもいましたしね!まぁその後不調で終わった記憶がありますけど、本当はマラドーナ取るって話だったのにマラドーナの麻薬スキャンダルで白紙の戻ったとかもありましたね。その後ピクシーが来て、このままじゃってベンゲル呼んで3位取って天皇杯まで優勝してますからね!その次は2位だったし、ベンゲルの後任もカルロス・ケイロス。外人スゲーって驚いたもんです。最初は「ベンゲルって監督」程度が今やの存在で今更ながら思うと凄すぎですよね?確かに、ピクシー、デュリックス、トーレスの縦軸はヴェルディと鹿島に負けない強烈な記憶があります。

その後は、楢崎、呂比須、玉田程度を知ってる興味薄でしたが、再熱は08年でしたね!エイトが取れたらピクシーが監督として戻って来るって言うじゃありませんか!当時のJとしたらこんな楽しみな話題なかったですよ!今で言えば本田圭に吉田がいて、鬼門と言われたカシマスタジアムで初勝利、3位を取ってACL初出場し、ACLも3位で、昨季優勝して今季です。勢いに乗ってますね!スーパーカップ取ったはいいけど、ACLではいきなり中国チームに負けてしまった。コンディションのせいだと信じたいですね。是非ともグループリーグ突破して欲しいです!感動と更なる高みは見せてもらいました。今度は、誇りを見せてください!

続いては、昨季リーグ2位のガンバ大阪!ガンバも当初お荷物呼ばわりされてたオリジナル10ですよ!当時はね、青黒のユニフォームがインテルカラーだから1番カッコイイと思ってたんですよ!マスコットも人間でイナズマ片手に1番カッコイイと思ってたんですよ!せがんで帽子まで買ってもらったんですから!でも、弱くて恥ずかしくて被れなかったんですよ!釜本は昔凄い人って言うから「おー!」って期待したけど、帽子被るとバカにされる始末。でもね、ガンバの時代は来たんです!その頃かな?稲本とエムボマが話題をさらったのは。もう帽子被る歳ではなかったけどね。

外人=助っ人、だから怪物エムボマは一時の強さで一時期と分かり切っていた事。でも、稲本は純粋にガンバの強さの証。そうは思っても、当時稲本がユースから飛び級の17歳デビュー!?って出来事は信じがたく「ずば抜けて上手い奴なんだな」と思ってました。後にドイツ事情に詳しくなった頃ある事実を知り衝撃を受けました。ガンバユースは釜本が指導していたユースの釜本FCが、釜本が監督になった時にガンバユースとなった。更に遡ると、釜本はドイツに深い縁があり(デットマール・クラマー)⇒ジークフリート・ヘルト⇒ヨジップ・クゼの関係性が明らかになる。ヘルトはローター・エメリッヒとテレブルツインズと呼ばれていたフランツ・ベッケンバウアー等を率いたヘルムート・シェーンの時代のゲルマンレジェンド。シェーンとクラマー⇒ゼップ・ヘルベルガーの系譜。釜本が日本サッカーの発展を強く望んでいた事はドイツに触発・感化されたのが大きいのではないか?ではガンバユースは?

この連想から私のガンバを見る目は変わりましたね。ガンバ=ドイツ流派。日本サッカーの発展を考えると理想的なクラブだと。その頃には宮本、稲本、新井場、橋本、大黒、二川等がユース出身でしたし考えてみればと納得でした。柏で実績作って移ってきた西野監督は長期政権ですが、近年だと家長、安田、平井、下平、木下、内田、宇佐美、大森、等とまた徐々に増やしています。そして、柏時代の西野に明神ありと言われ、今度はガンバで西野監督と一緒に活躍している明神と、遠藤もベテランと呼ばれる時代になり、このベテラン2人筆頭に現在の若手と上手く融合したいいチームです。昔は稲本の飛び級、少し前は天才家長、今度は宇佐美と話題に上がる通り、ガンバはこの先もユースが機能している限り衰える事はないでしょう。ACLでは早速自慢の宇佐美も活躍してるし、この調子で頑張って欲しいですね!

お次は、大阪ダービーとなるガンバのライバル、セレッソ大阪!J第1陣の追加チームの1つです。正直、オリジナル10以外はあまり詳しくないです。何ででしょうね・・・森島、西沢が強くてってイメージと・・・森島引退も何だか印象的だったなと・・・森島コメンテーター似合ってなかったと・・・覚えています。それから、大久保!この名前には強烈な思い出があります!私の1つ上の世代の選手でしたね。

小学から、私の1つ上が自分らよりも2つ上よりもやたら強いイメージあって、それは高校時代までもちろん変わずの印象。中学の1人の先輩が(全く親しくないけど)真岡に行っててレギュラーで全国出たんです。全く関係ないのに自分の事の様に喜んで、その大会ジックリ見ましたよ。(ミーハー?)その大会、真岡はベスト4で「あんだけ強い世代だから当たり前だ!」と全く自分関係ないんですが密かに誇らしげに思ったもんです。優勝したのは圧倒的だった国見。得点王は大久保。ジックリ見ていたせいか、あの人達は強いと肌で感じたその中の代表校がベスト4で、その更に上の優勝。それ以上に、大久保自身が物凄かった!と言う印象が高校の時にあったので、その大久保がセレッソ入ったのかと・・・そんな印象も古いですね。

それから香川がセレッソか。でもガンバと切磋琢磨しているせいか、仕組みは知りませんがセレッソユースも強いと聞きます。ユース上がりも何人かいるし、J1復帰して好成績残せている訳ですからこの調子でACLも頑張って欲しいですね!初戦は勝ちました、このまま勝ち抜け期待しましょう!

最後に、天皇杯王者の鹿島アントラーズ!こちらもオリジナル10!言わずと知れた開幕当初からの強豪でJ屈指の強豪と言っても過言ではないでしょう!それにガンバと並び通算5度のACL出場は最早常連ですよ。それから、J唯一の三冠王者ですしね!まぁ私は帽子はガンバでも、財布は鹿島でしたからね!自慢気に持ち歩けたもんですよ!黒のビリビリのね、アミアミのね、しかおのマーク入りのあのサイフね。せがんで買ってもらったんですよ!

鹿島も日本サッカーの発展を考えてみると、理想より完成系に近い位置付けになり、日本で最も優れているクラブであると言えると思います。まず、最初からサッカー専用のホームスタジアムを持ち、地域密着と言うなればやはり専用スタジアムは必須であると考える私は日本一と捉えます。ファンも多く、鹿島一帯はアントラーズ一色です。この部分はレッズも凄いですけどね。スタジアムも見易く設備も良く、ロッカールームからピッチに繋がる通路は歴代の選手のペイント等一色で派手で綺麗です。一見の価値有りです。スカパーだったか?と提携?か何かで、鹿島主導でJ中継の改善方法(鹿島戦メイン)やらを考案中らしく、代表戦のようにして、Jを見る人が増えるようにって事らしいです。欧州に追いつけと、とても良い志だと思います。

これは、ジーコが住友金属に入団して「プロとは何ぞや!」と促したからの影響ではありますが、ジーコが離れた今でもこの思想が続いているのは、ジーコの意志を継承し自分達で発展させてきたと言え、素晴しい限りです。アントラーズ=ブラジル流派。チームもブラジル色出ていますよね。当初で言えば、ジーコ、アルシンド、サントス、レオナルド、ジョルジーニョ。最近はマルキーニョス。そして、ライバルのヴェルディから移籍したビスマルク!Jブームのスター達!何かあるとビスマルクのマネしてた思い出があります。靴紐結ぶふりしてやって蹴りのツッコミもらったりね。

当初はヴェルディ強くて日本代表も多かったけど、気がついたら鹿島も増えて最初は本田泰人、秋田。続いて名良橋、柳沢、本山、曽ヶ端、鈴木隆行、中田浩二、小笠原、相馬等ね。ブラジル人よりも日本人が目立つ鹿島になった印象と、ブラジル人との差を少し縮めた印象を受けました。それはブラジル系譜の監督の影響だと思います。

初代は日本人ですが、印象的なのはジーコの兄貴のエドゥー。ジョルジョーニ連れてきたんだよね!衝撃だったのが、ヒゲことトニーニョ・セレーゾ!この時どんだけ凄い人物かもう知っていたから興奮した!セレーゾ!?ジーコ、ソクラテス、ファルカンと・・・黄金のカルテットじゃねーか!ってね。なかなか活躍だったと思いますよ。監督がミニゲーム参加してたっての面白かったな。次は、パオロ・アウトゥオリ。凄い監督らしいけど良く知りませんでした。その片鱗は後半戦で出てたし、その遺産を引き継いだって言われてるのが、魂の男の漢オズワルド・オリヴェイラ!連覇の時ですね、今のアントラーズはまだイメージそのまま。勝てないのはもう少しパンチが足りないだけだと思います。

で、本題のACLは中国チームのラフプレーに耐え引き分け。アウェーでも、そろそろ子供から大人になってもいいんでないですかね?ファンもそうだし、何の自慢にもなりませんよって話ですよ!鹿島はとっくに紳士になっているんですけどね!サッカーとは子供を大人にし、大人を紳士にするって正にその通りだと思ってます!

で、ACLの理想は各グループ1位抜けです!準々決勝をホームで迎えたいですからね。で、トップをJで独占です!グループ的にはセレッソとガンバが楽です。グランパスは少しキツイかも。鹿島が1番キツイグループです。頑張って欲しいですね!
えー世の中AKB、AKBと騒がれておりますが、私はどちらかと言うとノースリーブス派です。ファンではないのであしからず。でも、まぁRelax!を聴いた時ビックリしたもんですよ。「頑張って!」なんて私言わないよ だってあなたはもう頑張ってるから・・・なんて言われた日にゃ、もーね、オジサンは笑っちまいましたよ。で、本当にリラックスできた気もするんです。不思議とね。本当に言われたらどーなっちまうんだろう・・・どーも僕です。

チェルシーVSユナイデット見ましたよ!2-1でチェルシーが勝利!あーマジですか!?と、思うこの結果でチェルシーが単独4位に再浮上ですよ!スパーズは1点の差で5位に転落。まぁこれはPKも含めての2点で運も左右しましたが、チェルシーの意地が勝った結果だと思います。お互い内容も相当良かったです。若干ユナイデットが押してて、チームのパフォーマンスの差は上に感じる部分多くあったけどね。でも、ダビド・ルイスの同点ボレーは凄まじかった!打ち切らずコースをあぁも狙って決まったらあぁも吠えたくなりますよってんだ。それで同点にしたんだからね。

ルーニーのシュートも「すげ」って口に出た程のゴールだと思ったけど、この前のオーバーヘッドの時は感じなかったけど、今回もスマート?なパフォーマンスしてて、何だか歯が浮くような気分でした。でも、ダビド・ルイスが決めて、吠えて鳥肌立ちっちまいましたよ!真っ先にベンチからドログバ出てくるし、ダビド・ルイスも真っ先に抱き合ってさ、ドンドン選手集まってきて「本当に良く決めてくれた。これで俺達はまだまだヤレる」なんて心の声(妄想)が聞こえたよ!!

あー4位争いしている敵ながらもこみ上げるものがありましたよ!皆鳥肌立ったに違いない!そう思うよ。あーーこれで4位取られてんのにさ、妙な清々しさはなんだ!ダビド・ルイス、すげーゴール決めて勇ましく吠えてんじゃねーよ!カッコイイじゃねぇかよ・・・チキショー(ノ_-。)!!!!ブルーズファンにはオメデトウだ!
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えーブログは途切れ途切れで書ける時に書いています。このブログを書いている最中、一時手を休め一服中何故かD-SHADEのある曲が頭を過りました。やりきれない思いだけいつも噛みしめイラだちさえ感じて・・・どーも僕です。

今回は、sprus#16の続きでドイツ代表の話。前回、ドイツは国を挙げてサッカーに力を入れていて、往年のスター達が先陣を切って環境と育成に取り組んでいると話しました。その理由は、単純にドイツ人の気質がそうさせているとも話しましたが、この国も戦争の経験があり、やはりクロアチアと同様にサッカー(スポーツ)に対する理解と見解は、我々が想うよりもずっとポジティブです。サッカーで得た喜び・経験・哲学が、気質も伴い、確りと継承され現在まで持続しているのが、ここまでの強さ(勝率の高さ)の要因ではないかと個人的には思っています。

ドイツサッカー協会が発足したのは今から約一世紀も前の1900年。それ以前は非公式の試合でイングランドにダブルスコアだったりと近隣諸国に散々負けていたそうです。その頃は、ラグビーとサッカーの定義もルールもまだ曖昧だったそうで、元々ドイツで盛んだった体操クラブもサッカーを始め、サッカークラブになっていったそうです。初の国際試合は1908年にスイスとで5-3で負けています。この時の代表はアマチュア選抜で監督すらいませんでした。クラブがあってオーバリーガと言う地方リーグもあったそうですが、その頃は各々本職を持ち空いた時間でサッカーをしていたそうです。でも、翌年1909年にはスイスに1勝を上げ、ずっと努力していたそうです。ゲルマン魂、先進国に追いつけ追い越せの精神は戦争の引き金にもなりますが、サッカーでもそうだったようです。そして、そんなドイツ代表(西ドイツ)が世界に強者としてその名を知らしめ轟かせた大会が、1954年のスイスWC。この大会での優勝を発端に、絶対強者としての道を突き進み現在に至ります。

勝利とは戦って勝ち取る物。サッカーでは、90分と限られた時間の中で、互いの喜劇と悲劇が目まぐるしく入れ混じった末の結果で得られます。故に「絶対」なんて事は無いとも言われています。スイスWCを優勝へ導いた当時の監督ヘルベルガーは「ボールは丸い」との名言を残しています。では、ドイツの強さ(勝率の高さ)は何故なのか?WC初優勝を飾ったスイス大会でその片鱗が垣間見れます。この時代の強者としたら初代WC王者ウルグアイ。まだ無冠のサッカー王国ブラジル。マイスルの遺産オーストリア。サッカー母国イングランド。そして、スイスWC予選、ウェンブリーでイングランドに6-3で圧勝、ブダベストでも7-1で圧勝。イングランドのプライドを粉々に打ち砕いたのが、当時最強と謳われていたハンガリーがいました。

イングランドは、ハンガリーに負けるまでウェンブリーでは過去1度も負けた事がないほど強い国でした。西ドイツは、そのイングランドに初勝利するのが1968年。それまで12戦10敗2分。実に60年も勝てた事がない程の強さ。それを圧勝で破ったハンガリーの強さは、1950年からの4年間、国際試合32戦28勝4分の負けなし!常軌を逸する強さでした。サッカーをしてた人なら聞いた事はあるかと思います。3-2-3-2のシステムは、当時のFWが点を取るという基本概念を覆した今で言うシャドーストライカーが点を取り、パスを細かくつなぐサッカー。マジック・マジャール。通称MM。スイス大会は、このハンガリーをドコが止めるのかが一番の注目だったようです。

現在のWC決勝Tは、各グループステージの1位は別のグループの2位と対戦が組まれる様に抽選で組合せが決まります。しかし、スイス大会は1位ブロックと2位ブロックと別れて決勝Tを戦う異例の規定でした。そして、注目のハンガリーは決勝T初戦準々決勝をブラジルと。「ベルンの死闘」と呼ばれるこの試合は、退場者3人も出た荒れた試合で場外乱闘まで起こりましたが、ハンガリーが4ー2で勝利。準決勝でのウルグアイとの試合は「ローザンヌの激闘」と呼ばれ、ハンガリーが2点先制しウルグアイが同点に追いつき延長にもつれ込んだ名勝負です。ハンガリーが延長で2点決め、4ー2で勝利しますが、疲労疲弊は相当だった様です。そして決勝でハンガリーは西ドイツと合間見えます。

当時の西ドイツの監督はゼップ・ヘルベルガー。この監督の思想と策略と、起用した国とその国の後押しがドイツの強さ(勝率の高さ)の要因の縮図であると思います。彼はスイス大会の異例の規定を逆手に利用します。グループステージでのハンガリー戦は主力を温存し、ハンガリーの手の内を読む事に専念し、自分達の手の内を見せぬ作戦と、ハンガリーのエースのプスカシュを欠場させるまで徹底的にハードマークしたそうです。試合は8-3で負けますが、予選同組のトルコとの2位をかけてのプレーオフに勝利し2位抜けを決めます。打倒ハンガリーの為に、ハンガリーを1位にさせ、自身は比較的楽な2位ブロックに進む作戦を成立させます。決勝Tではユーゴに2ー0、オーストリアに6ー1で勝利を収め、無敵のハンガリーとのリターンマッチに全身全霊をかけて挑むのです。

決勝はハンガリーが早くも2点を先制しますが、西ドイツも意地で前半の内に同点に追いつきます。後半は一進一退。84分にハンガリーのGKが雨で抜かるんだピッチに足を取られたそのスキに、西ドイツが逆転のゴールを決め、これが決勝点となり西ドイツの初優勝と、ウルグアイとイタリアに続き3ヵ国目となる優勝国として名を刻みます。ハンガリーがスイス大会で相手にリードを許したのは、その残り6分間だけだったそうです。それ程の強さを誇ったハンガリーに勝つ為に、ヘルベルガーが用いた策略は、少なからず勝利への必然性を高めた結果になったと言えます。そして優勝の可能性についてヘルベルガーはインタビューで「決勝が晴れならハンガリーが優勝。しかし雨なら我々のも勝機はある」と答えていたそうです。その心は、西ドイツのエースは雨天に強く、ドイツの靴職人が考案した、ねじこみ式のポイントスパイスを事前に準備していたからです。奇しくも決勝は雨。ハンガリーはGKが雨のピッチの足を取られ失点。ここでも必然性の要素が見えますね。余談ですが、そのスパイクを考案した職人はアドルフ(アディ)・ダスラー(ダス)。現アディダスです。

この出来事にドイツ国内は歓喜で溢れかえりました。第2次世界大戦以降の初の欧州大会で、2度の戦争を味わった敗戦国は、国際社会への復帰を強く想い描いていました。国民はその歓喜と共に自尊心を取り戻したそうです。長年の努力が報われた瞬間ですね。正に、クロアチアと同じです。当時のチームは「ベルンの奇跡」と呼ばれ伝説となっていますが、監督のヘルベルガーは名将と謳われています。その監督歴は1936~64と、戦争で中断もありましたが、実に28年間も西ドイツの監督を勤めています。ドイツ人は規律と秩序を重んじるとは良く聞きます。1つのソーセージを3人で分配する場合も均等でなければお互い気が済まないと噂される程。その哲学は監督選考でも選手選考でも然り。教育、戦術、環境、様々なプロジェクトでもいたる所で現れ、各々が各々の務めをしっかりこなす。それは、我々が選んだのだからと言わんばかりに歴代監督は任期が長く。選ばれたのだからと言わんばかりに歴代監督は比較的好成績を残す。この相乗効果が、自尊心を更に高め、持続性を引き立てるに至る要因の一つだと思います。そして、先見の目と断固たる一貫性の手応えが自信を深め、強さを増す結果に繋がっていったと思います。一言で言えば、見る目があって、人を使うのも、使われるのも上手と言う事。使うのも上手と言う部分が日本人との質の違いを感じます。この関連性は歴代の代表と、各クラブ、それを支える環境でも現れています。

ドイツ初代監督はオットー・ネルツ。ネルツも1923~36の13年間勤め長いです。第1次世界大戦以降再びサッカーが出来るようになり、彼は既に強国であったオーストリアの指導者フーゴ・マイスルやスコットランドの指導者ジミー・ホーガン等の指導法を研究し、現地にも足を運び、ドイツ人に適したトレーニング方法やプログラムを教え、その結果1934年のイタリアWCで3位を勝ち取り、脅威のチームと呼ばれると共にドイツにサッカーの基礎をもたらします。ハンガリーのMMシステムも、マイスルやホーガンの指導法の影響を受けたとも聞きます。ネルツは1936年ベルリンオリンピックでの敗退の責任を取り解任されますが、2代目監督になったのはネルツのアシスタントだったヘルベルガー。

ヘルベルガーはまず「1人のコーチが100人を育て、100人のコーチが、それぞれ、100人を育てれば、ドイツのサッカーは復興する」と言い、何事も基礎からだと言う姿勢を強調します。そして、ヘルシンキオリンピックで復活の狼煙を上げ、スイスWCで優勝。この時、まだ西ドイツ代表はアマチュアクラブの選抜チーム。優勝はしたが、今のままでは他国に勝てないと、イングランドのように国内のプロリーグ作る事を提唱したのがヘルベルガーでした。マイスル等の指導者の協力もあり、1963年にブンデスリーガが誕生します。彼は、ネルツがもたらした基礎を継承し発展させドイツサッカーの生みの親となります。そして、この時代のスターはフリッツ・ヴァルター。スイスWC優勝したチームのエースであり初代名誉キャプテンです。彼は戦時中でマラリアにかかり、晴天や炎天下では持ち味半減で、雨天等の試合で本領を発揮したそうで、雨の日は「フリッツ・ウェザー・ウォーター」と言いフリッツ・ヴァルターの天気だと現在でも言うそうです。

1964年からは、ヘルベルガーのアシスタントだったヘルムート・シェーンが14年に渡り監督を勤め、1966年イングランドWC準優勝、70年メキシコWC3位、74年西ドイツWC優勝、78年アルゼンチンWCベスト8、WC最低でもベスト8の脅威の成績を残します。ヘルバルガーが発展させたドイツサッカーを見事継承し更に繁栄させたのがシェーンでした。EURO1972と彼の他にヘルベルガーの教え子は、あの奥寺康彦をドイツへと導いたへネス・バイスバイラー。前回少し触れた、日本サッカーの生みの親デットマール・クラマー等がいます。この系譜で面白いのは、シェーンとクラマーの数々の言葉。今では名言と捉えられる言葉が実に面白いのです。シェーンは代表編成方法をこの様に例えていた。「代表チームは、2つのドアをもった部屋のようなものである。ドアは両方とも開いており、中は強い風が吹いている。一方のドアから人が入り、もう一方からまた出て行く。常にすばらしい出来を示した者だけが、部屋にとどまることができる」そして、クラマーに同じ事を聞くと全く同じ内容を話すのです。クラマーは日本でサッカーコーチをした時にいくつか格言を言ってますが、実はヘルベルガーが以前そう話していたと言うのです。つまり、2人の言葉はヘルベルガーの受け売りなんです。これは、教えた事がしっかりと受け継がれている持続性の証明と、ヘルベルガーが唱えた「1人が100人を」の育成法の現れでもあります。塵も積もればなんとやら。シェーンは表舞台で凄い成績を残しましたが、クラマーは影のフィクサー的存在で、後々表舞台に現れる人物に強い影響を与えています。

さて、そのシェーンの時代のスター達と言えば世界的にも有名で生ける伝説達です。今のドイツサッカー界を牽引している人物達。土台が整った環境(サッカーの基礎を教える有能な指導者がいる)で幼少の頃から叩き上げられ、ブンデスリーガでその力を磨き成長し誕生した猛者達。敬意を込めて怪物達と(モンスター)称しましょう。して、この続きはまたの次回で話す事とします。どーでしょうか?ドイツの強さ(勝率の高さ)の理由分かってきましたかね。
















えー

イングランド・プレミアリーグ10-11 第18節(延期分) トッテナムVSブラックプール
1-3でスパーズの完敗!何故負けるのか分からない内容でしたので、非常にもったいない試合に感じました。
決してプールだから勝てると高をくくると言う訳ではありません。プールの前半戦は素晴しいサッカーを披露していたとも思います。現スパーズのサッカーは不思議なもので、多少不安や心配はあったとしても「勝てる」と思わせてくれる雰囲気があります。そして、試合ではその雰囲気を具現化して披露してくれるのです。だから惹かれるんです。まぁ今回も急造DFラインでも正にそんな内容だったんです・・・でも勝てなかったのです。なので余計に悔しいのです!

フォーメーションは4-2-2-2 並びは右から 中盤は右下から
GK ゴメス
DF ギャラス ドーソン バソング アスエコト
MF モドリッチ パラシオス レノン ピーナール
FW パブ デフォー

前回CLミラン戦でフラミニのタックルでチャーリーが負傷し欠場です。今回はギャラスが右SBに入りました。
ギャラスがSBは何度かありますから驚きはしませんでしたが、バソングがCBだったのに驚きましたね。
どちらがSBでも攻撃よりも、安定性重視。本職はCBですから。でもCBはギャラスの方が・・・って心境でした。
それにしても何か忘れているような・・・?アラ?アララ?アラ・・・ン・ハットンはどちらに?
ベンチ入りすらしてませんことよ?アレ?その代わりにダニー・ローズがベンチに?ローズ久々ですね!

アレ?これはもしや・・・ハットンと?まさかね。でも、その可能性はなきしにもあらずでしょう。
ローズは左ウィングですがSBも出来ますし、もし右もできるようになっていたとしたら・・・なんてね。
単純にパブとデフォーの2トップですから、ピーナールで戦況芳しくないなら似たニコより、ベイルのようなローズを入れてサイド攻撃で打開。等のオプションでしょう。はたまたベイルの復帰の遅れからのアスエコトのバックアッパーも兼任も考えうるな。でも、今回はローズの出番はない程スタメンの布陣が機能していました。
$RX-83
ボール支配率は62.8% コーナーキック7 枠内シュート5 枠外シュート15
凄い押しているのがわかりますよね。物凄いですよね?でも負けちゃったんですよ!少し泣きそうです。
最初の失点はバソングが無理してPKを与えてしまったのが原因でした。ここ最近のバソングとしては珍しいです。途中投入が多いのですが、いつもそつなく安定していたイメージでしたからなおさら。
あのシーンは、エコトを抜かした3バック気味での失点。各々マンマークの様な状況でした。ドーソンがマークしている選手に対してクロスが上がり、落とし、受取ったのがバソングがマークしていた選手。この時のミスとしたらバソングはクロスが上がった時から目はボールを追っていてマークが疎かになってしまった事。マークを外した選手が、落としてもらえるのが分かっていたかの様に素早く動き出していたせいでやられました。シュートは撃たせまいとバソングが猛チャージしますが、後ろ気味からだった為相手が倒れてPK。どうしてもボールを追ってしまいがちですし、マークは追走しながらできたらと言いたいですが・・・それでも、クロスが上がっているほんの1秒くらいの出来事です。
この判断は難しいですね。まぁやはりスパーズはこんな程度では終わるチームではなく、ここから猛反撃に出ます。

攻め込んで、相手がクリアしてFWがキープします。相手がさぁカウンターだ!って場面で立ちはだかるのはPK献上のバソング。FWのトラップした一瞬のスキを見逃さずボールをカット。そのボールはパブへ渡ります。パブお得意の素早い反転からワンタッチで裏へ抜けるデフォーへ渡ります。中央へ折返しのクロスは飛び出したGKに当たりゴールの方へ吸い込まれますが戻ったDFがクリアでゴールならず。えー名誉返上なるバソングの活躍は惜しくも同点には出来ませんでしたが・・・カットした位置は敵陣の中腹辺りですよ。ショートカウンターが綺麗に決まり惜しかったです。
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今度は、レノンが左サイドをドリブル突破しファーへクロス。GKが弾きますがこぼれをパブが拾います。パブからは角度が無く、少しマイナスでフリーのデフォーへワンタッチでパス。デフォーダイレクトでシュート撃ちますがゴールの中で守っていたDFにクリアされます。これまた惜しい!ゴロよりライナーだったらもっと可能性あったかもですね。

今度はプールのカウンター。まずドーソンが振り切られ、追走するエコトもかわされる。そして逆サイを走ってくる選手にパス。サイドから中へ切れ込む選手をバソングが構え対応しますが、更にサイドから走り込んできた選手にヒールパス。枚数足りていないので完全フリー。ドーソンがカバーに戻りましたが、そのままツメましがファーにクロスが上がりドーソンとエコトを振り切った選手がフリーで押し込み追加点。ファーはギャラスが戻りきれていませんでした。若干オフサイ気味ですが、ここまで綺麗に崩された時点で致し方ないです。スパーズはハーフラインまでDFライン高く上げてましたからね。カウンターの反動は怖いですが、プールの選手達が良く走った結果です。プールは今季昇格組にしたら実に攻撃的で、この様な流れるパスワークの展開から綺麗に決まります。イアン・ホロウェイと言う監督は正直どんな監督か知りませんせしたが、ハリーやクラウチが賞賛している訳も分からなくないです。基本的に3トップがまぁ凄まじいですよ。

後半はパラシオス⇒ジーナス。ピーナール⇒ニコ。バソング⇒クラウチ。この様にドンドン攻撃的になり、終盤はまたもや超攻撃的布陣になります。そして後半の攻撃もまずはスパーズ。中央でクサビをパブが受取りキープ。右サイドを上がってくるレノンへ流す。レノンが縦にドリブル突破しファーのパブへクロスを入れる。デフォーがファーからGKの目の前に走り込みDFが釣られ、更にファーから走り込んでくパブがヘッダー!は、惜しくもGKがセーブ。惜しい!得点の匂いはプンプンするのに決められない。パブも頭抱えます。

ボールキープ率が高くなり、右サイドのギャラスが高い位置でパスを受け、モドリッチに戻し、パブが下がってクサビに入り、モドリッチとワンツー。綺麗に繋がります。モドリッチはDFをかわし正面ペナルティーエリアまでドリブルしてそのまま左上隅にシュート!しかし、少しゴール上に外れます。久々に前線に顔を出したモドリッチも惜しかったです。

ドーソンが右に開いていたデフォーへロングパス。デフォーが胸で落としてサイドをエグり、DF1枚かわして中央走りこむパブへグラウンダーのクロス!は、惜しくも合いません!が、ファーを駆け上がっていたニコがダイレクトで更に中央へ折り返す!今度はジーナスが猛然と突っ込みますがこれも惜しくも合いません!ジーナス大の字。はぁはぁ言ってます。このような粘りある走りがジーナスの魅力です。パブは悔しそうで、ニコは目を手で覆ってます。

今度はセンターサークル辺りから、エコトが敵陣深くのラインギリギリで張っていたレノンへ大きくサイドチェンジ。レノンがトラップから仕掛け中へマイナス気味に切れ込みます。ファーでフリーで張っていたパブへクロス。ドンピシャでニアにヘッダーが炸裂しますがGKがファインセーブ!こぼれ球をデフォーがツメますがGKが素早く反応して抑えます。今度こそと思いましたが、またしてもゴールならず。パブもまたしても頭抱えます。アレは手応えアリでしょうから信じられないでしょう。ポジショニングも動きもシュートも完璧だと思いますよ。凄い悔しそうです。

スパーズがボールをカットし、エコトから中央ジーナスにパスが通ります。ジーナスがセンターサークル付近からプール全体が間延びしたスキをつき高速ドリブルで一気にペナルティー手前まで仕掛けます。パブにDFは釣られずラインを上げて対応。中央へ寄せてきます。ジーナスは少し横に流れタメを作り、後ろから裏へ抜け出すモドリッチへスルー!GKと1対1!ループを狙うモドリッチッ!スライディングをかますGKッ!ファウルはなし!ボールはゴールへたどり着く前にカバーに入ってきたDFにクリアされます。モドリッチ大の字。このプレーでノーファウルは少々厳しい。
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プールが右サイドから中央にクサビを入れ、ワンツーでサイドに繋ぎ、流れるように中へ切れ込んできます。エコトが上手く読み身体を入れながら追走します。同時にドーソンも反対側からすり潰す様に身体を寄せ進路を切ります。エコトがワンタッチして反転してそのボールをクリア!しようとした瞬間・・・中央で張っていたFWが走り込んできててシュートを決めてしまいます。あーーーーマジかよ!って上手く守ったのに、押し込みで追加点なんて攻めても点が決められないスパーズには3-0の刻印はキツイ。ゴメスとエコト大の字。エコト目を手で覆います。

最後にドーソンが途中投入された巨神兵クラウチへロングパス。クライチが競り勝ち、高く舞い上がったボールは近くに寄っていたパブの胸に落ちます。パブは胸トラして、1歩分前に落とし、そのままロングボレーを狙います。カットに入ったDFに当たり軌道が変化しそのままゴールへ吸い込まれます。軌道は偶然ですが、クラウチが競り勝ったあと周りを良く落ち着いて落とし、よくGKの位置見てから狙ってけっています。お見事です!

この様に、これ程攻めても3-1は納得いかない。悔しいのは選手もハリーも皆そうでしょうね。ダメだったとは思うシーンより良かったシーンの方が多かったし、ラフィーがいないからとも思いません。昨季のスパーズと同様、デフォーとパブの2トップは十分に機能していました。サイド攻撃も十分強いのが証明された試合でもあります。特に、パブの動きが一番良かったと思います。やっぱり状況判断が良く、2トップ時のパブは重宝します。能力も万能だし、ポジショニングと動き出しがやはり上手いなと感じるキレの良さだけに、これが勝利で飾れたら残留に大きく傾くキッカケにもなったやもしれない。恐らく、パブと同等の能力を求めるならばワールドクラスのトップクラスのみでしょう。それ程の能力者で、シュート精度さえ上がれば彼はそのトップクラスの仲間入りしてもおかしくない。金銭面を考えてもスパーズとしたらパブも手放したくない選手でしょうから、今後もチャンスを与えてやって欲しいですね。
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チームとしたら上手くまとまっていて良かったけど、シティを目前とした試合で取りこぼすのは非常に残念な結果でした。今回は、言葉で説明つかない様な、運が左右した様な、不思議な試合でした。これからズパーズはドバイで1週間バカンスらしいので、ポジティブにリフレッシュして次のウルブス戦に臨んでくれる事を期待します。でも、ウルブスはハイレートのバクチの様な存在なので怖いですけどpね。マッカーシーが喜ぶのは側から見るのは楽しいですが、目の前でやられるのはシャクなので、完封と所望です。最後に、FAカップの日程の影響で勝ち上がっているシティ戦やアーセナル戦が変更になるそうです。つまり、シーズン終盤にシティ・チェルシー・アーセナルとビック4同士の直接対決が控える今シーズン!最後まで気が抜けないデットヒートが予想されます。ファンとしてこれ程盛り上がるカードはありません!プールには負けましたが、大勝負まで下位チームとの連戦で勝ち点を落とさないように頑張ってもらいましょう!まだまだ楽しませて欲しいです!




えー今日は非常に長文です。いつもよりもです。今回は長ったらしい前置きがあります。ご容赦下さい・・・どーも僕です。

少し前のイタリアVSドイツのイタリアに続き、今回はドイツについて書きたいと思います。私の中学時代はセリエAが盛んで、高校時代はセリエAとプレミアでした。この頃はネットもなくて実際にプレーを見る機会も少なく、どれ程凄いのかも分からず、選手も有名選手しか分かりませんでした。リアルタイムで選手の情報が得られるようになったのは2001か02年頃からではないでしょうか?その頃の選手からはベラベラ話せますし、昔凄かった選手やチームよりもやはり印象的で思い入れあります。実際にドイツを詳しく知るのもその頃で、ドイツには現役時代の自分をも照らし合わせ様々な感情が芽生えました。そんな私はどんな世代か?一言で言うと、小5でJリーグ開幕を目の辺りにしたバッジョよりデルピエロが全盛期の頃のプレーヤーです。

私は現役当時左ウィンガー。足が速くて足元よりもスペースに走り込むタイプ。背が小さく短足なのですが身体強くチェイスで当たり負けはしませんでした。その代わりロングパスとヘディングが苦手です。後にスペースに走り込む能力を活かす為にハーフ。チェインジングとスペースに走り込む能力を活かした1対1の強さを逆手にボランチとスイーパーとSBにコンバートされた経験もあります。一言でいうと技術よりフィジカルタイプ。読んでインターセフトorチェイスに持ち込んで身体入れて奪取&ドリブルとワンツーでオーバーラップするのが得意でした。恐らく、小4からレギュラーで1番ショートだった野球経験が瞬発力と目測で活きた結果でしょう。実績はありませんが、そこそこやれた自信が無駄にあります。その反面強い劣等感も持ち合わせていました。リアルタイムで情報が得られないと言うのは大人も一緒で、シッカリ教えられる環境と指導者が少なかった・・・つまりサッカーを高校までシッカリ教えてもらった試しがないのです。今の世代では考えられないでしょうね。クラブも珍しい時代でしたから。

技術的に基礎として劣る部分と癖で悩み劣等感を抱き、フィジカルで勝る部分と癖で自信を得て、それはプレーに色濃く反映されていました。劣る部分として中長距離のパスとヘディング。極めつけは、セットしたボールをロングフィード出来ないのです。無論、サイドチェンジできません。高校でポジション下がり「味方にシュートしてどーすんだ!」なんてボロクソ言われずっと指導されましたが結局習得ならず。インステップが蹴れないのは選手として致命的欠陥でしょうね。リフティングは両足甲しか使わないのですが1000回以上出来たし、無回転も蹴れてインステップ蹴れているものだと思って気にもしてませんでした。DFになり重大な欠陥を知り、蹴り方の癖には大いに悩みました。蹴るでなく叩く。私はインパクトの瞬間足の甲が上ではなく横に寝ていると言われました。それと、足を止めてのプレーは得意ではありませんでした。キープはともかくショートパスしか選択肢ないですから。ポジション上げてくれと発言するとネガティブにしか取られず、何れにせよ我慢してやっていた感覚でした。

優れていた部分としては、トラップ各種、ダイレクト処理、空中処理、ドリブルとシュート。届く範囲ならジャンプしてでも胸トラ。浮かす・止める・落とすを腕を伸ばした範囲内に収められました。ハイボールには競合いに行くふりのみで、相手がヘディングしたボールを掻っ攫う事しか狙っていませんでした。セカンドボールへの対応予測は人並み以上だったと思います。これはインターセフトや1対1等守る時の要所で重宝しましたし、セットプレーのこぼれへの反応もそうです。こぼれから何点か決めた経験もあります。ヘディングで競り勝つ事が皆無だった為、それでしか活路を見出せなかったからでしょうけど、この感覚も野球の経験があったからでしょう。シュートとドリブルは、サッカーは遊びの頃から抜いてシュートを撃つと醍醐味をそこで捉えていたからでしょう。左は最初から蹴れて練習する程精度は上がりクロスは苦労知らずで、右はオートで無回転というとんでもない足でした。原因は蹴る足が横に寝ている癖なのですが、その時インフロント部分がダフッているから起こっていたようです。ドリブルは体重移動を利用し両足でタッチする変則。この辺は話すと長くなるので今回は省きますが、この様に私は一長一短で癖の強いプレーヤーであったのです。

当時のシステムは、オランダ、ドイツ、イタリアが世界に強さと美しさを知らしめた影響で3-4-3、3-5-2、4-4-2はスイーパーが主流でした。影響されるのは納得です。日本には型が未だにないのですから当時も無くて当たり前です。色々と世界を知りえる時代になり、私はドイツの強さを知れば知る程、ただ強いと言う感覚から別の感覚へと変わって行きます。現在でこそ海外へ挑戦する日本人選手が増えドイツとの関係がクローズアップされてはいますが、皆さんは知っていましたでしょうか?昔の日本人、釜本の時代の人々も私と一緒でちゃんとボールを蹴れず、あるドイツ人に論され指導されたのが今の日本サッカーの発端だと言う事を。この事実を知った時は衝撃でしたね。「日本がサッカー後進国なのは野球や相撲が先に盛んだっただけでたまたまだ」「海外の方がサッカー強いのはでかくて上手な奴等が長くやっているぶん集まりやすいだけだ」「サッカーしてきたけど俺より上手な奴等は沢山いたそのうち追いつくさ」なんて下手な強がりの幻想をぶち壊してくれたのがドイツ。指導者と教え子の立ち位置。この差は追いつくのには何十年かかるんだ?追いつけるのか?そもそも上手い奴と言うの存在を偶発で捉えていた為の衝撃で、更に何故上手い?何故強い?の答えを示したのもドイツ。仮に俺もそんな環境でサッカーを始められたらと言う痛烈な悔しさは、嫉妬にも似たリスペクトへと変化してドイツを認知するに至ります。そんなドイツどれだけ強いかをまずはデータでドイツ代表を見てみましょう。


WC通算成績・・・1954年スイス大会から15回連続出場 優勝3回 準優勝4回 3位3回 4位1回
15大会連続ベスト8以上 PK戦 5戦 5勝 24回蹴って失敗は1回のみ
決勝進出率 43.75% ベスト4進出率 68.75% ベスト8進出率 100% (本選参加75ヶ国中第1位)
EURO通算成績・・・1968年イタリア大会から11回連続出場 優勝3回 準優勝3回 4強1回
決勝進出率 54.54% ベスト4進出率 63.63% ベスト8進出率 72.72% (本選参加国27ヶ国中第1位)

えー異常ですね。誰かがエグイとまで言ってこのデータを載せていました。WCのPKの成績も凄すぎて、時が経てば経つほど外した1人が惨めに感じる程です。各大会の進出率と、WCとEUROの2年サイクルでの戦いと、本選に出る予選まで考慮すると、ドイツは毎年トップレベルの戦力を維持できている事を証明しています。過去の成績は西ドイツがメインで築いたイメージです。そもそも東西統一前から単純にサッカーに必要な基礎技術が各々高く、圧倒的なフィジカルの強さに加え、勝負強さも備えたスター選手が多く揃っていたからの成績。それを仮に偶発としても、現行の強さは、その繁栄した勢力を一時の栄光にせず、必然として保つ事を見据え取り組んできた成果だと思います。その証拠に、その頃のスター選手達は現在のドイツサッカー界を牽引しており、環境や育成に力を入れて、国全体で力を挙げている印象を受けます。もちろん国民もね。サッカーがステータスというレベル。果たして日本のステータスは・・・何でしょうね?

どの国でも実績ある先人はいてサッカーに力を入れています。その中でも一際目立つのがドイツ。さて、ドイツはいったいどれ程の規模でどれだけ力入れているか?どうしたらここまで必然性が高まるのか?まず、言える事はドイツ人の気質がそうさせていると思われます。現実的で真面目。元気が良くてポジティブ。なにより自国に対して誇りが高い。日本人とドイツ人は馬が合うと良く言われますが、確かに私がドイツを好む理由は共感を得たからですので納得です。だが、リスペクトすべきはその質の違いです。ドイツ代表のマンシャフトと呼ばれる愛称は軍隊の意です。国の威信を築き守る為に、やるからにはトコトンやる精神力。その精神たるや勝つ為に適切なプログラムを見出し育成する環境は正に軍隊。そのエリートが代表とするなら、現行の代表は最もその成果を体現していると思います。

そしてその選手は・・・と思いましたが長くなりそうなのでまた次回にww
ブログのカテゴリーをスパーズとイタリアやドイツ等と分けた方がいいかな?なんて考えてます。