えー異動があり、部署が変わりました・・・どーも僕です。私の身近な人はこのブログは読んでいないと思います。実際どれだけの人が読んでいてくれているのだろうか?恐らく、少数であろうと思いますが、今後は更新率は下がるのが見込まれますので、お詫びしておきます。
さて、遅くなりましたがチャリティーマッチの感想を。
文字数の関係で選手データは省きます。両チームとも気持ちの表れでしょうか。プレーがスピーディーでいい試合でした。代表の強みとJのレベルの高さ、両方いっぺんに見れたのはファンとして嬉しかったです。結果は2-1で代表の勝利。連携度合いの差でしょうね。
J選抜は4-3-3。中盤は前半は小笠原が下で後半は俊輔が上で入りました。小笠原はいい味出していました。やはり、いいセンスしていて、面白いプレーを披露してくれましたし、オープニングで本田圭から奪い返すシーンは貫禄。FWは前半は寿人、後半はカズが魅せてくれましたね!ピクシーとの競演はありませんでしたが、期待しただけありました、見事ゴールを決めてくれて、カズダンスまで披露!流石、キングカズですwまた流行って欲しいですね。アシストのトゥーリオも流石でしたが、個人的にはあのアシストをマイクがして欲しかったです。関口のシュートのチームプレーは非常に良かったです。Jのレベルの高さを感じますね。
代表は3-4-3。ほぼ、前回blog#47で予想した通りでしたが、ハズレた部分、驚いた部分や内容もあり、やはり面白かったです。ザックは本当に攻撃的なのは間違いないかもね。それに勝負師かもしれません。それと、代表選手が素晴しいね。カズの「日本も世界だよ」の言葉が、アジアカップに続き、ザックが語る伸びしろの部分とが重なり、3バックと、プレーとの結果として表れた試合でもあったと感じました。少ししか見れませんでしたが、今回の3バックは4-3-3相手には機能して、効果は良好であったと感じ、代表の1つのオプションとしてありだと思います。
4列だと3-3-1-3or3-1-3-3だと思います。遠藤のポジションが曖昧で、左寄りの中央、WH気味で、円を張るような感覚で守備してたから雰囲気はCMFのように思える。長谷部は右寄りで遠藤より少し下だったが、WHよりかはやはりCHのような存在感だった。でも、同様にCMFかな。この辺の動きで3-1or1-3に見えたが、フラットのようでダイヤモンドのような、遠藤は主に戦線のバックアップ、長谷部は攻守のバックアップと役割が違っていたからだと思う。4-2時の遠藤ではあまり見られなかった、ゴールに近い位置でのプレーや、今まで遠い対角線の逆サイドとのラインが以前より増えて、位置が近くなっていた事を考えると、今回は本田圭とのラインだが、それから推測するとOMFの役割を担うWH気味のCMFで。長谷部が、DMFではなく、文字通りCMFだったと思う。
遠藤の攻撃センスと視野と技術を活かし、弱い守備力を補ういいポジションと役割であったと思う。長谷部のスペースを消す・埋めるの優れた動きに、対人の強さ、フォアチェックの素早さを加え、持続性あるスタミナと、持続させる意思の強さでより広範囲に活きた。縦への動きも、ビルドアップにも優れる特性も持つので、攻守の要としていい役割とポジションであったと思う。やはり長谷部をCHの感覚で中盤の中央に組んできた。だが、両翼はCMFより、明らかにSMFで基本的にサイド高く張っていた。
SMFは、長友で考えると、自身の特性とフィットしていていい具合だった。何度もチャンスを作った。内田は不慣れなポジションで、ポジショニングに違和感を感じた。中途半端な所を何度かやられていた。恐らく、双方の先天的な特性の差だと思うので、内田は長友のようにプレーできなくて当たり前だと感じる。長友で見ると、攻撃時は遠藤か前田のポストと被るかそれ以上の高い位置取り。岡崎が下がっている時は更に前方のスペースを狙う感覚。1-3に見えたのはそのせいだと思う。1は遠藤。フォアチェックも食らいつくようにしていたので、下がり目は3-1に見えた。1は長谷部。
前線の3トップは左に岡崎。中央前田。右に本田圭。岡崎はウィンガーとしてフィットしていると思う。前田も中央として、背負えて、裏へ・下がってポストの上下の動きもフィットしていると思う。本田圭は純粋にウィンガーとしたらフィットしていない。でも、ここが面白い所で、本田圭の特性としたら裏へ抜けるではなく、フィジカルを全面に出したキープ力とドリブル、そして、パサーでありストライカーである、足元でもらう場合からの発展力が非常に優れている点がこの3トップの面白い所だった。
単純に、2010WCの本田圭の1トップをイメージすると良い。ローリスク・ハイリターンのサイドウィングの位置で本田圭はより特別な意味合いが出てくる。それは、自身がターゲットマンの役割を担えるからだ。岡崎のようなウィンガーの特性はスペースを見出し、そのスペースに走り込む動き出しが、歩から成金になるタイミングだ。突破力あるドリブラーなら局地戦での1対1。だが、スペースを見出せない・動かない、1対1の勝負ができない状況はボールを回す際手詰まりとなってしまう。仮に、ボールを入れても特性は活かせず、ボールを失ってしまう恐れがある。突破力がないスペースを利用する特性のみのウィンガーの場合は、パスの出し手の所で手詰まりになる。本田圭の場合は、スペースに走り込む動きも無難にこなすが、足元にボールを受けた時点で成金になるのだ。自身でも、他を活かすも可能なのだ。簡単に考えると、敵陣の最深部に築城能力を持つ本田圭を据える事で、その敵陣最深部に砦を築いている効果があると言う事だ。つまり、ボールをつなぎ易く、苦しい時でもボールを預けられ、ボールを失う率は下がり、そしてチャンスでもあると言う事である。
だが、本田圭はその特性である為、寄ったり・下がったりボールをもらう特性もある。今回内田は、3バックのサイド、自身の裏に大きなスペースを空けたままの感覚で、逆サイドの長友は上がり気味に対し、前は本田圭が前進しない為内田が見出すスペースは狭まり、それに、内田は突破力がある訳でなく純粋なクロッサーである為、上がれる時に上がる判断力自体は良いが、下がる訳にはいかないポジションでフォアチェックもしなければならない環境は動きやポジショニングで様々な迷いを感じていたと思う。岡崎と長友は共に上下の動きに優れ、スペースを見出し動く特性だ。一方が下がれば一方が前方のスペースを意識する。フィットしていると言う事だ。例えば、左上がりのルールを設ければ内田はもっと安定したかもしれない。攻撃は本田圭で打開できないフォローのみにし、アーリークロスを活用し、逆サイの動き出しに合わせたり、本田圭⇒内田⇒遠藤・長谷部に当てからSB時のように行ける時のみ本田圭を追い越す等。長友と本田圭の場合はリスクがあろうとも長友は上がり、いい効果があると思う。岡崎と内田も前方にスペースが内田は見出せるのでいいかもしれない。でも、内田はドリブルで突破はしない。ここをどう活かすかザックのお手並み拝見といった具合になり今後が楽しみである。
3バックは左のストッパーに伊野波、中央のリベロに今野、右のストッパーに吉田。サイドのスペースにはそのままラインが横にズレ対応・処理していた。この時、逆サイドにSMFのフォローは基本なく、スペースを空けたままであった。これは面白かったです。縦軸のパワーバランスを抑止力と利用し、こちらは引かない事をリスクとし、相手に上げないを選択させリターンを得る、先手をザックは取った訳です。受身の後手にならない姿勢です。将棋でいえば、両端の歩を先に上げる感覚です。これを意図として3バックにし、最初から長友・内田を1列上げ、遠藤も1列上げ、両翼も1列上げ、前線に厚みを持たせサイド縦軸のパワーバランスを高い位置で保つ優位性が保たれていたと思う。
トップにSBがマークにつき、SMFにはSMF、サイドのCBはフォアチェックには基本行かず、ズレてケアのみで、SMFが前線から断続的にフォアチェックを仕掛け、CBと挟み込むように追い、CMFの長谷部がサイドから中央へのスペースを消しながらケアし追い込む。奪取ポイントはここだと思う。プレスとしてはウィングは中央へのコースを切りサイドへ誘導し、ウィングとSMFとツーマンセルでフォアチェックを始める。前田と遠藤で中央に網をかけ、そのままサイドの上下で処理する感覚だと思う。SMFが下がってチェックorケアしている時4バック気味だが、逆サイまでSMFが下がっていない為5バックには見えなかった。スローイン・FK・CK等の引く場合は別で、シッカリ守っていたが、前線の枚数を増やした場合はこの劣勢でも、上記のリスク&リターンは効果はある。
簡単に言うと、ザックは背水の陣のようにサイドの裏のスペースをリスクに攻めに枚数増やし、相手に上がらせないと言う前掛かりの3-4-3を披露した。肝はハイプレッシングだ。この手の攻めはパターンにハマルと強いが、ハズレた時は手痛いダメージを受ける。モンハンでいうなら、火事場だ。守備で考えると、単純にスペースが空いているいるのだから、そこへロングorスルーパスを出せば決定的なチャンスになる。小笠原が中盤の底からクリアを一気に伊野波の横のスペースに蹴り出し、寿人が追って行き、伊野波が身体を入れ処理したシーン等に取れるように単純な弱点がある。肝心なのが、そのパスを出させない事だ。つまり、前線からのプレスが重要という事だ。コースを切るだけでなく、切りながらチェック、または刈るまで意識した、更に、出が早いハイプレッシングを代表は披露した。足を止めたら命取りだ。このリスクに対し、相手は自由にボールを回せないリターンが返ってくる。コースを切りながら素早く突進してくるチェッカーに、巧く捌き続けられる選手やその勇気を持った選手がいない場合、パスミスは増えるリターンもそうだ。そこから枚数多いぶんショートカウンターが決まり易くなる訳だ。
もし、仮に相手がパワーバランスを無視して、上げてきた場合は攻め込まれるリスクが格段に上がる。だが、相手もスペースを空けるリスクを背負う事になるので、こちらのリターンも前線でのスペースを得られる。この場合は互いに泥沼の局地戦での駆け引きが増え、面白い試合にあるだろう。これは、ザッゥが攻撃的な指揮官で、相手も攻撃的な指揮官である証拠になる。3-4-3がハマル相手は、その指揮官がリスクを回避し上げない選択をする攻撃的でない指揮官になる。ここで、更に面白いのは、90分あると言う事だ。前半はハマッても後半対策を練られてしまうかもしれない。ハイプレッシングも90分は続かない。そう、先手を打たれた後手の反応とその読み合いもプレーだけでなく見所のある試合になるのが3-4-3だ。ザックは代表にチーム力に期待と自信を寄せている。代わる選手がスタメンと同様なプレーを披露するならハイプレッシングも90分も続くと言う事で、3-4-3がハマらないなら4-2-3-1でもいい訳だ。4-2-3-1は万能で、自分達のサッカーが出来るか否かの出来て左右される。2つのパターンが確立されれば、相手も迷う。代表の4-2-3-1を踏襲した今回の3-4-3は表裏一体であり、選手達のユティリティーが優れている為に出来たシステムである。裏を返せば、試合中だった切り替え可能なのだ。そうなれば、試合中は選手各々の判断に因る部分が割合多くなる訳だからますます迷い混乱する。だから、3-4-3をもっと試し、ものにして欲しい。
ハイプレッシングフットボール、ショートカウンター、カメレオンシステム、ボールのつなぎや、3バックの対処のしかた、遠藤・長谷部の使い方、ドンドンイタリアをみているようにザック色が出てきていますね。バルサはトータルフットボールを生み出したオランダを、その人材ごと吸収した。でも、イタリアは参考に自分達で踏襲し改良した。その感覚と戦術・哲学と憧れが合わさり実際にプレーし成長してきたので、個人的にはイタリアサッカー大好きなのでいいですけどねw
さて、遅くなりましたがチャリティーマッチの感想を。
文字数の関係で選手データは省きます。両チームとも気持ちの表れでしょうか。プレーがスピーディーでいい試合でした。代表の強みとJのレベルの高さ、両方いっぺんに見れたのはファンとして嬉しかったです。結果は2-1で代表の勝利。連携度合いの差でしょうね。
J選抜は4-3-3。中盤は前半は小笠原が下で後半は俊輔が上で入りました。小笠原はいい味出していました。やはり、いいセンスしていて、面白いプレーを披露してくれましたし、オープニングで本田圭から奪い返すシーンは貫禄。FWは前半は寿人、後半はカズが魅せてくれましたね!ピクシーとの競演はありませんでしたが、期待しただけありました、見事ゴールを決めてくれて、カズダンスまで披露!流石、キングカズですwまた流行って欲しいですね。アシストのトゥーリオも流石でしたが、個人的にはあのアシストをマイクがして欲しかったです。関口のシュートのチームプレーは非常に良かったです。Jのレベルの高さを感じますね。
代表は3-4-3。ほぼ、前回blog#47で予想した通りでしたが、ハズレた部分、驚いた部分や内容もあり、やはり面白かったです。ザックは本当に攻撃的なのは間違いないかもね。それに勝負師かもしれません。それと、代表選手が素晴しいね。カズの「日本も世界だよ」の言葉が、アジアカップに続き、ザックが語る伸びしろの部分とが重なり、3バックと、プレーとの結果として表れた試合でもあったと感じました。少ししか見れませんでしたが、今回の3バックは4-3-3相手には機能して、効果は良好であったと感じ、代表の1つのオプションとしてありだと思います。
4列だと3-3-1-3or3-1-3-3だと思います。遠藤のポジションが曖昧で、左寄りの中央、WH気味で、円を張るような感覚で守備してたから雰囲気はCMFのように思える。長谷部は右寄りで遠藤より少し下だったが、WHよりかはやはりCHのような存在感だった。でも、同様にCMFかな。この辺の動きで3-1or1-3に見えたが、フラットのようでダイヤモンドのような、遠藤は主に戦線のバックアップ、長谷部は攻守のバックアップと役割が違っていたからだと思う。4-2時の遠藤ではあまり見られなかった、ゴールに近い位置でのプレーや、今まで遠い対角線の逆サイドとのラインが以前より増えて、位置が近くなっていた事を考えると、今回は本田圭とのラインだが、それから推測するとOMFの役割を担うWH気味のCMFで。長谷部が、DMFではなく、文字通りCMFだったと思う。
遠藤の攻撃センスと視野と技術を活かし、弱い守備力を補ういいポジションと役割であったと思う。長谷部のスペースを消す・埋めるの優れた動きに、対人の強さ、フォアチェックの素早さを加え、持続性あるスタミナと、持続させる意思の強さでより広範囲に活きた。縦への動きも、ビルドアップにも優れる特性も持つので、攻守の要としていい役割とポジションであったと思う。やはり長谷部をCHの感覚で中盤の中央に組んできた。だが、両翼はCMFより、明らかにSMFで基本的にサイド高く張っていた。
SMFは、長友で考えると、自身の特性とフィットしていていい具合だった。何度もチャンスを作った。内田は不慣れなポジションで、ポジショニングに違和感を感じた。中途半端な所を何度かやられていた。恐らく、双方の先天的な特性の差だと思うので、内田は長友のようにプレーできなくて当たり前だと感じる。長友で見ると、攻撃時は遠藤か前田のポストと被るかそれ以上の高い位置取り。岡崎が下がっている時は更に前方のスペースを狙う感覚。1-3に見えたのはそのせいだと思う。1は遠藤。フォアチェックも食らいつくようにしていたので、下がり目は3-1に見えた。1は長谷部。
前線の3トップは左に岡崎。中央前田。右に本田圭。岡崎はウィンガーとしてフィットしていると思う。前田も中央として、背負えて、裏へ・下がってポストの上下の動きもフィットしていると思う。本田圭は純粋にウィンガーとしたらフィットしていない。でも、ここが面白い所で、本田圭の特性としたら裏へ抜けるではなく、フィジカルを全面に出したキープ力とドリブル、そして、パサーでありストライカーである、足元でもらう場合からの発展力が非常に優れている点がこの3トップの面白い所だった。
単純に、2010WCの本田圭の1トップをイメージすると良い。ローリスク・ハイリターンのサイドウィングの位置で本田圭はより特別な意味合いが出てくる。それは、自身がターゲットマンの役割を担えるからだ。岡崎のようなウィンガーの特性はスペースを見出し、そのスペースに走り込む動き出しが、歩から成金になるタイミングだ。突破力あるドリブラーなら局地戦での1対1。だが、スペースを見出せない・動かない、1対1の勝負ができない状況はボールを回す際手詰まりとなってしまう。仮に、ボールを入れても特性は活かせず、ボールを失ってしまう恐れがある。突破力がないスペースを利用する特性のみのウィンガーの場合は、パスの出し手の所で手詰まりになる。本田圭の場合は、スペースに走り込む動きも無難にこなすが、足元にボールを受けた時点で成金になるのだ。自身でも、他を活かすも可能なのだ。簡単に考えると、敵陣の最深部に築城能力を持つ本田圭を据える事で、その敵陣最深部に砦を築いている効果があると言う事だ。つまり、ボールをつなぎ易く、苦しい時でもボールを預けられ、ボールを失う率は下がり、そしてチャンスでもあると言う事である。
だが、本田圭はその特性である為、寄ったり・下がったりボールをもらう特性もある。今回内田は、3バックのサイド、自身の裏に大きなスペースを空けたままの感覚で、逆サイドの長友は上がり気味に対し、前は本田圭が前進しない為内田が見出すスペースは狭まり、それに、内田は突破力がある訳でなく純粋なクロッサーである為、上がれる時に上がる判断力自体は良いが、下がる訳にはいかないポジションでフォアチェックもしなければならない環境は動きやポジショニングで様々な迷いを感じていたと思う。岡崎と長友は共に上下の動きに優れ、スペースを見出し動く特性だ。一方が下がれば一方が前方のスペースを意識する。フィットしていると言う事だ。例えば、左上がりのルールを設ければ内田はもっと安定したかもしれない。攻撃は本田圭で打開できないフォローのみにし、アーリークロスを活用し、逆サイの動き出しに合わせたり、本田圭⇒内田⇒遠藤・長谷部に当てからSB時のように行ける時のみ本田圭を追い越す等。長友と本田圭の場合はリスクがあろうとも長友は上がり、いい効果があると思う。岡崎と内田も前方にスペースが内田は見出せるのでいいかもしれない。でも、内田はドリブルで突破はしない。ここをどう活かすかザックのお手並み拝見といった具合になり今後が楽しみである。
3バックは左のストッパーに伊野波、中央のリベロに今野、右のストッパーに吉田。サイドのスペースにはそのままラインが横にズレ対応・処理していた。この時、逆サイドにSMFのフォローは基本なく、スペースを空けたままであった。これは面白かったです。縦軸のパワーバランスを抑止力と利用し、こちらは引かない事をリスクとし、相手に上げないを選択させリターンを得る、先手をザックは取った訳です。受身の後手にならない姿勢です。将棋でいえば、両端の歩を先に上げる感覚です。これを意図として3バックにし、最初から長友・内田を1列上げ、遠藤も1列上げ、両翼も1列上げ、前線に厚みを持たせサイド縦軸のパワーバランスを高い位置で保つ優位性が保たれていたと思う。
トップにSBがマークにつき、SMFにはSMF、サイドのCBはフォアチェックには基本行かず、ズレてケアのみで、SMFが前線から断続的にフォアチェックを仕掛け、CBと挟み込むように追い、CMFの長谷部がサイドから中央へのスペースを消しながらケアし追い込む。奪取ポイントはここだと思う。プレスとしてはウィングは中央へのコースを切りサイドへ誘導し、ウィングとSMFとツーマンセルでフォアチェックを始める。前田と遠藤で中央に網をかけ、そのままサイドの上下で処理する感覚だと思う。SMFが下がってチェックorケアしている時4バック気味だが、逆サイまでSMFが下がっていない為5バックには見えなかった。スローイン・FK・CK等の引く場合は別で、シッカリ守っていたが、前線の枚数を増やした場合はこの劣勢でも、上記のリスク&リターンは効果はある。
簡単に言うと、ザックは背水の陣のようにサイドの裏のスペースをリスクに攻めに枚数増やし、相手に上がらせないと言う前掛かりの3-4-3を披露した。肝はハイプレッシングだ。この手の攻めはパターンにハマルと強いが、ハズレた時は手痛いダメージを受ける。モンハンでいうなら、火事場だ。守備で考えると、単純にスペースが空いているいるのだから、そこへロングorスルーパスを出せば決定的なチャンスになる。小笠原が中盤の底からクリアを一気に伊野波の横のスペースに蹴り出し、寿人が追って行き、伊野波が身体を入れ処理したシーン等に取れるように単純な弱点がある。肝心なのが、そのパスを出させない事だ。つまり、前線からのプレスが重要という事だ。コースを切るだけでなく、切りながらチェック、または刈るまで意識した、更に、出が早いハイプレッシングを代表は披露した。足を止めたら命取りだ。このリスクに対し、相手は自由にボールを回せないリターンが返ってくる。コースを切りながら素早く突進してくるチェッカーに、巧く捌き続けられる選手やその勇気を持った選手がいない場合、パスミスは増えるリターンもそうだ。そこから枚数多いぶんショートカウンターが決まり易くなる訳だ。
もし、仮に相手がパワーバランスを無視して、上げてきた場合は攻め込まれるリスクが格段に上がる。だが、相手もスペースを空けるリスクを背負う事になるので、こちらのリターンも前線でのスペースを得られる。この場合は互いに泥沼の局地戦での駆け引きが増え、面白い試合にあるだろう。これは、ザッゥが攻撃的な指揮官で、相手も攻撃的な指揮官である証拠になる。3-4-3がハマル相手は、その指揮官がリスクを回避し上げない選択をする攻撃的でない指揮官になる。ここで、更に面白いのは、90分あると言う事だ。前半はハマッても後半対策を練られてしまうかもしれない。ハイプレッシングも90分は続かない。そう、先手を打たれた後手の反応とその読み合いもプレーだけでなく見所のある試合になるのが3-4-3だ。ザックは代表にチーム力に期待と自信を寄せている。代わる選手がスタメンと同様なプレーを披露するならハイプレッシングも90分も続くと言う事で、3-4-3がハマらないなら4-2-3-1でもいい訳だ。4-2-3-1は万能で、自分達のサッカーが出来るか否かの出来て左右される。2つのパターンが確立されれば、相手も迷う。代表の4-2-3-1を踏襲した今回の3-4-3は表裏一体であり、選手達のユティリティーが優れている為に出来たシステムである。裏を返せば、試合中だった切り替え可能なのだ。そうなれば、試合中は選手各々の判断に因る部分が割合多くなる訳だからますます迷い混乱する。だから、3-4-3をもっと試し、ものにして欲しい。
ハイプレッシングフットボール、ショートカウンター、カメレオンシステム、ボールのつなぎや、3バックの対処のしかた、遠藤・長谷部の使い方、ドンドンイタリアをみているようにザック色が出てきていますね。バルサはトータルフットボールを生み出したオランダを、その人材ごと吸収した。でも、イタリアは参考に自分達で踏襲し改良した。その感覚と戦術・哲学と憧れが合わさり実際にプレーし成長してきたので、個人的にはイタリアサッカー大好きなのでいいですけどねw