なお、答えと正解者の発表は次回のsprusでお伝えします。正解者には寿寿から来たよが贈られます。
さて、今回は2006ドイツWCとEURO2008でのクロアチアの話を書きたいと思います。
EURO04から2年経ち06WCヨーロッパ予選負けなしの1位通過で本大会出場を決め98年以来の気持ちの高ぶりが再び沸き起こる程でしたが、本大会での結果は散々でアッサリ負けます。奇しくもまた日本とグループリーグ一緒でしたよね。
02WCとEURO04で築いた守備陣は確かに成長しておりプレティコサ、シムニッチ、トゥドゥール、シミッチ、コヴァチ兄弟達がしっかりした分安定感が出ていた印象です。
そして攻撃陣もEURO04メンバー中心でスルナ、バビッチ、プルショ、オリッチ、バラバン・クラスニッチ。それに加えてモドリッチ、ニコ・クラニチャルの召集は大きな変化と大炎への兆しでした。ニコを中心にチームは3-5-2攻撃重視黄金時代同様サイドアタックに比率をおきます。
スルナまだしもバビッチはヤルニLv.に比べると期待薄でモドリッチはニコの控えに甘んじ影を潜めますが、クラスニッチ、オリッチは期待通りの成長ぶりでオリッチは更に厳つくなっていた印象でしたね。プルショには申し訳ないが頑張っているのは感じるけど・・・それよりニコ、モドリッチ、クラスニッチと惜しくも選考落選してしまったダ・シウヴァの共演が実現して欲しかったです。
この時監督はズトラコ・クラニチャル。つまり、ニコ・クラニチャルは監督の息子。親の七光りなんて言うやつもいましたけど彼は男前だがガルマじゃない。ボバン2世とまで言われたのは個人的に伊達じゃないと思います。技術・風格は言うなればヴァトレニの意思を継ぐ者のように感じました。プレーもどこと無くプロシを彷彿とさせるテクニックと一瞬のプレーのキレは圧巻で雷神の如く。
散々な結果に散々な気分でしたが06WCの直後に監督が変わります。新監督はスラベン・ビリッチ!
かつての98WC3位の黄金世代メンバーの一人。そしてアシスタントコーチにはなんとロベルト・プロシネチキ!アリョーシャ・アサノビッチ!これには衝撃でしたね!クロアチアが負けた事なんて吹っ飛ぶ程でした。そしてEURO08に向け黄金世代が黄金時代へと再び導いていきます。
ビリッチはまずダ・シウヴァ、ペトリッチ、ラキティッチ、チョルルカを加え雷神(ニコ)と風神(ルカ)を共闘させるべくモドリッチをCHで使います。ヴァトレニ初の4-4-2。これはもう私が待ち望んだ布陣です。その結果はヨーロッパ予選を1負けの1位通過。流石の一言。
この頃各国も世代交代しており、マクラーレン率いる予選同組イングランドも様変わりウェイン・ルーニー主軸のピーター・クラウチ等が登場。ここでEURO04のリベンジを果たします。クロアチアとイングランドは毎度ライバルになるので仲悪いです。勝ち抜け確定後の消化試合のイングランド戦もガチでした。まぁ手を緩めるのも相手への敬意に欠くと思うしそんなのヴァトレニでもない。GKロビンソンの空振りはアンラッキーだしGKに不安が取り巻くのはいつの世代でもスリーライオンズの悩みだね。
注目は2位で勝ち抜けたアンドレイ・アルシャビン、ロマン・パブリチェンコ等を率いるはフース・ヒディングのロシア。つまりスリーライオンズは予選敗退!これは24年ぶり屈辱。この波乱は序章の始まりでしかなく、この大会は正に無敵中であった無敵艦隊スペインの優勝で終わりますが、数多くの名勝負が生まれ、そしてスターをも生み出します。
グループリーグで06WCでも活躍した優勝候補ドイツと同組。ダ・シウヴァが惜しくも怪我で出れなくなりますがクラスニッチの腎臓移植手術から復活。ペトリッチ、オリッチが踏ん張り新生ヴァトレニは期待通り1位通過。そのマンシャフトは結果準優勝でポルトガル戦でのバスティのスライディングシュートは今でも覚えています。フランス、オランダ、イタリア、ルーマニの死のグループを抜け出したオランイェはレッドアーミーの快進撃に巻き込まれ、若さより百戦錬磨を選んだアズーリは無敵艦隊を後一歩まで追い詰める激闘を演じてくれました。
そしてなんとも忘れがたいクロアチアVSトルコの劇的な幕切れ。私も崩れ落ちました。なぜ主審はゴールした後に出していた交代申告をその後流れが切れてもシカトしたのか?今でも怒りが込上げて来ますが、あの一瞬で決めるのが月星軍団だと思えば致し方ないと思えば諦めはつくけど、負ける事など微塵も感じない程の面子と気迫は10年観てきた中での渾身のヴァトレニが負けてしまったのは非常に悔しかったです。
WCやEUROの後は移籍市場が賑います。赤い旋風を巻き起こしたレッドアーミーからはアルシャビンがアーセナル、パブはトッテナムへ移籍。このEURO2008で最大の収穫と言わしめたのが我らがルカ・モドリッチもトッテナムへ移籍。もうお分かりですかね?08年からレドナップが監督になってから快進撃が続いているスパーズにヴァトレニありと言う事です!そのモドリッチ。気迫・スタミナ・スピード・センス・テクニックどれを取っても一流、フィールドを疾走する様は風神の如く。