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一乗寺中谷では「京雑煮のいろどりごはん」をいただきました。
一乗寺中谷から東へ歩いて詩仙堂へ・・・
たまたま写ってないだけで、観光客は多かったです。
だからか書置きの御朱印が「品切れ中」とのこと・・・Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
中へ入るとこの状態。
詩仙堂の由来ともなった肖像画
三十六人の詩人というからアタシはてっきり三十六歌仙と思い込んでいたが、歌でなく中国の漢詩にちなんだ詩人(恥ずかしながら知らなんだ)で、李白や杜甫、白居易がいる。
杜甫の詩は「岳陽楼に登る」で、杜甫のとなりは孟浩?・・・孟郊ではなく孟浩然だよね?
人が少し減ったので、一番前で唐様庭園を眺める。
庭を歩いてみた。ししおどしの音が「コーン」でなく「ゴツッ」と武骨な音を立てる。
ここは曹洞宗のお寺だが堅苦しさがない・・・もともと文人の隠居所で、居心地がとってもよい。犬山有楽苑の正伝院書院もそうだが、文人の住まいはええなあ、と思う。
有楽苑も詩仙堂も、元武士であった方が関わっているわけだが、なんかこう、センスがいいというべきか、晩年はこうありたいと思わせるカッコよさである。
詩仙堂のお地蔵さん。実物はとっても小さいのです。
帰りになんと書置きの御朱印ができていた!
白毫寺を少しだけ思わせる書きっぷり。こういうの好きだな。
最後に智積院へ。
泉涌寺や今熊野の帰り、智積院の立派なたたずまいに、いったい何のお寺だろうと思っていた。紅葉も美しいらしく、この機会に立ち寄ってみます。
すると嫁さんは速攻で智積院会館・・・要するにコーヒー・ケーキである。
まあ、よかろう(喫茶は日本人ばかりで、和服のご婦人もちらほら)
ここは学問寺で、カチッとした美しさを感じます。
夕方近くで横からの日差しがきつく写真がうまく取れないが、紅葉も銀杏も美しかった。
御朱印もいただきました。
ただし自筆納経はお焚き上げに1000円かかるという・・・みっともない話だが、まあええか、となってしまった。
というわけで京都東山方面の紅葉を楽しんできました。
車の動きとしては、比較的スムースに移動できました。
朝一に蹴上を通った時はすでに人出も多かったのですが、真如堂は朝一なら余裕、一乗寺はふみきりパーキング(せまいとこはイヤなので)で、これも余裕でした。さすがに八坂神社前と清水周辺は混雑してました。
そういえば朝一の法然院から智積院まで、出会う外国人はたいてい欧米の方であった。キャリーケースをごろごろしている人たちはほとんど見なかったので、やっぱり減ってますかね。
(終)
















