東海の霊場巡り24(美濃赤坂の明星輪寺) | 50代親父の無為な日々

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変わり映えの無い50代の日乗とお寺巡り、モノづくりと外出の記録

11月5日に京都へ行った時、近所で紅葉がきれいで人が少ないお寺はどこ?という話になったのだが、1つ思い当たるところがあった。大垣市の美濃赤坂にある明星輪寺である。

 

石灰の産地としても有名な金生山(きんしょうざん)にあり「こくぞうさん」と呼ばれてます。

 

拝観料や駐車料は無い、かといって本堂が施錠されてる(霊場巡りでよくあるんです)ということもない。人気観光地にありがちな混雑もなく、妙に飾りたてた所も無い。時間はゆったり流れている。

要するに人も少なく殺伐としていない。つまり居心地のいい極楽浄土みたいなものか。

↓ここが娑婆でなく浄土であることを示す立て札www

「銀杏拾わないで」という立て札もあったけどねw

 

そんなわけで23日(木)、海津の養老インターから東海環状に入って大垣西インターまであっという間に到着、金生山はすでに黄色やらオレンジ、赤など色鮮やかであった。

 

古い本堂は自由に参拝できる。

  

 

いろんなものが並んでいるが、地元にちなんだものも多い。

  

 

このガラスケースには「金生山大理石」・・・目の前でおじさんが文鎮を買っていった。

 ※何もないように見えるが、2段目に文鎮が並ぶ。

 
本堂内陣・・・最奥の岩窟まで入れる・・・なんと写真もOKである。
  
 
これがお堂の中にあるのだから、なかなかの迫力です。

 

お土産は「仏手柑」飴である。

前回来た時も買っているのだが、嫁さんまた買っていた。

「こくぞう」の文字が泣ける。毎年こういうチラシがあちこちに貼られて、行者さんも来て護摩木を焚いて供養して・・・⇒胸熱だな。

こういうのが生活の中に当たり前にあるって、ホントうらやましい。

 

それと「金生山大理石」の文鎮・・・結局買ってもうたw

金生山で採れる大理石に赤鉄鉱の赤が混じる「更紗石」から作った文鎮で1000円。

これが高いのか安いのか分からないけれど、和尚さんの話ではもう採れないらしい。

 

そんなこんなで久しぶりの金生山、やっぱり紅葉は美しかった。

 

 

南天も真っ赤

 

もう少しで本当の盛りかな。

ちなみに2009年11月29日はこんな感じ。少し盛りを過ぎてますかね。

(終)