11月5日に京都へ行った時、近所で紅葉がきれいで人が少ないお寺はどこ?という話になったのだが、1つ思い当たるところがあった。大垣市の美濃赤坂にある明星輪寺である。
石灰の産地としても有名な金生山(きんしょうざん)にあり「こくぞうさん」と呼ばれてます。
拝観料や駐車料は無い、かといって本堂が施錠されてる(霊場巡りでよくあるんです)ということもない。人気観光地にありがちな混雑もなく、妙に飾りたてた所も無い。時間はゆったり流れている。
要するに人も少なく殺伐としていない。つまり居心地のいい極楽浄土みたいなものか。
↓ここが娑婆でなく浄土であることを示す立て札www
「銀杏拾わないで」という立て札もあったけどねw
そんなわけで23日(木)、海津の養老インターから東海環状に入って大垣西インターまであっという間に到着、金生山はすでに黄色やらオレンジ、赤など色鮮やかであった。
古い本堂は自由に参拝できる。
いろんなものが並んでいるが、地元にちなんだものも多い。
このガラスケースには「金生山大理石」・・・目の前でおじさんが文鎮を買っていった。
お土産は「仏手柑」飴である。
前回来た時も買っているのだが、嫁さんまた買っていた。
「こくぞう」の文字が泣ける。毎年こういうチラシがあちこちに貼られて、行者さんも来て護摩木を焚いて供養して・・・⇒胸熱だな。
こういうのが生活の中に当たり前にあるって、ホントうらやましい。
それと「金生山大理石」の文鎮・・・結局買ってもうたw
金生山で採れる大理石に赤鉄鉱の赤が混じる「更紗石」から作った文鎮で1000円。
これが高いのか安いのか分からないけれど、和尚さんの話ではもう採れないらしい。
そんなこんなで久しぶりの金生山、やっぱり紅葉は美しかった。
南天も真っ赤
もう少しで本当の盛りかな。
ちなみに2009年11月29日はこんな感じ。少し盛りを過ぎてますかね。
(終)