おととしのことだが、総合送りの工業用ジャンクミシンに手持ちモーターを取り付ける計画を壮大にぶち上げたのに、その後落札した腕ミシンにそのモーターを取り付けた記事を去年6月に書いた。
モーター化が流れた総合送りのトヨタLS2-D324だが、平ミシンなので革以外にもフライトジャケットの修理などに使えそう。そこでもう1つの手持ちモーターを取り付けることにした。
といえば、出所不明の12V8Aギヤード、これまた20年前のお祖父さんの遺品で、直流12v電源も必要であるが、これは17A出力のある廃PC電源を使う。
ケーブルの仕様についてネット記事も多く、分解そして不要ケーブルのカットも簡単。
20年放っておいたのに、通電すると普通に回転する。
次に軸穴12mmのバンコード用溝付プーリーをアマゾンで購入。
すると軸穴16mmのプーリーをC国から送ってきやがった。去年の処理水がどうのっていう時期だったから嫌がらせかもしれんが、これくらいきちっとやれっての。
でもこんな程度でへこたれないのだ。精度も必要ないし、黒檀の切れ端でスリーブを作る。
黒檀だけど木材だから加工が早い。回転も遅く精度も必要ないので、当面これで十分なのだ。
本当はテーブル下にモーターを取り付けたいが、面倒なのでテーブル上に固定。
これでできあがり。試運転は・・・上々である。ヌメヌメ動いてます。
これでフライトジャケットの修理が出来そう。もちろんレザークラフトにも使えるのだ。
廻るだけですがね。
(終)