アールブイランド・コンセプト

アールブイランド・コンセプト

Renaultカングー(KANGOO)のメンテナンス記録
アトリエカングー掲載のパーツ取付事例などを中心に
日々の整備業務をメカニックスタッフにてお届けしております



カングー H5F 振動が大きい エンジンマウント交換

今回はエンジンマウント交換

エンジンを支えながら交換していきます

運転席側のマウントはラジエーターサブタンクをずらし

ボディー側とエンジン側の取り付けボルトを取り外せば交換可能です

新旧部品

新品を取り付けます

次は助手席側の交換

まずバッテリーを取り外します

バッテリー受けの下がエンジンマウント

こちらもサクっと交換していきます

交換後の画像

最後に下側のエンジンマウント

画像ではわからないですよね…

ただ、ゴムなので当然劣化します

 

年数経過で消耗してくるエンジンマウント

振動が大きくなり始めたら交換の合図かもしれません

カングー ウォッシャーモーター 交換 ウォッシャー液が出ない

 

カングー ウォッシャーモーター交換を紹介します。

症状は時々ウォッシャーが出なくなり最近は全くウォッシャーが出ないということでご入庫

 

点検結果 モーター不良でした

 

右フェンダーカバーを取り外すとウォッシャータンクがみえます

タンク下部にウォッシャーモーターが取り付けられています

タイヤが付いていると少し取り外しずらいですがモーターを取り外します

左側新品 右側旧部品

たまーに壊れますね…このパーツも…

交換後正常にウォッシャーが出るようになりました

 

カングー KWK4M 燃料ポンプ 交換

最近のまた多くなってきましたね…

クランキングしてもエンジンかからないということでご入庫

 

診断結果 エンジンまで燃料が供給されていないことから

燃料ポンプ不良と判断がつきます

 

ハーネス関係を外していきます

ハーネスを取り外したら

燃料タンクを降ろします

この時に燃料が満タンだと悲惨です。

一度燃料を抜かなければ降ろせません

(超重量級の力持ちなら大丈夫でしょうけど)

燃料タンクおろし

パッと見た感じでダメそうな印象がありますね…

安定のコネクター焼き付き

これって…燃料近くの樹脂がとけているということは…

多少なりとも熱が加わるわけですから…

危険はないのでしょうかね。

理屈的にはアース線がショートしているので

その先は電気が通電しないですし、コネクター回りも樹脂なので

大丈夫なんでしょうけど。

 

ほんのちょっとだけ不安はありますよね。

専用工具で取り外し

新品部品を取り付け組み戻します

 

これね。

何度も書いてますけど…

作業大変なのでサービスホールとか考えていただきたかったですね。