映画「ルイス・ウェイン生涯愛した妻と猫」 | 色彩、人形、時々猫

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こんにちはニコニコ

 

ずいぶん長いこと映画館で映画を観ていなかったのですが、

予約なしでも大丈夫そう、そして割引の水曜日なので、

19世紀末イギリスの猫画家さん、ルイス・ウェインの映画を観てきました。

 

邦題が「ルイス・ウェイン生涯愛した妻と猫」で、

原題は「The Electrical Life of LOUIS WAIN」となっています。

 

「電気」も大事なキーワードとなっていることが映画を観るとわかります。

でも、タイトルは日本語のほうが素敵ですね音譜

 

 

 

ブック型のパンフレットです。

中身は写真、猫のイラスト、コラム・・・字が小さいけど買ってよかったです。

 

彼の特徴的な絵(精神を病んでからのもの)は見たことがありましたが、

作者名を知りませんでした。

 

そして、この時代、猫はネズミを捕るための動物という認識で

ペットとして可愛がる人は少数派だったということは知らなかったことでした。

確かにヨーロッパでは、猫は魔物など良くないイメージで見られていた時代も

長かったことを思い出しましたえーん

 

そんな社会状況下、彼は猫の魅力を発見し、妻の病という辛い状況下で

表情豊かな擬人化された猫の絵を生み出しました。

 

妻との愛と思い出、猫と絵は彼の一生の救い・・・

 

映画を観る前は、内容が重そうだし、悲しい出来事も多いから

わたし、見て大丈夫かな?と思い、また実際泣きましたが、

映画館で見て良かったです。

 

コラムの中で、イラストレーターの石川三千花さんが、

ルイスとエミリーが、赤いリボンを首に結んだネコのピーターを連れて森を散歩するシーンは、

至上の楽園のように美しく、見るものを幸せな気分にさせるのだった。

と書かれています。

 

映像が脳裏にインパクトを受けやすい私は、夜、頭が冴えてしまったのか

昨夜はなかなか寝られませんでした。

 

 

 

世界は美しさで溢れていて・・・

 

本当の猫好きには見逃せない映画ですラブラブ