行雲斎のひとりごと -8ページ目

こころ

心を支配している時は


人は強くいられる


自分の意志とは裏腹に


心が動きだした時は


人は脆く弱くなる

鰯雲

だんだんと


雲が高く


陽が低くなってゆく


空の鰯の群れは秋運ぶ


ひと時の季節の合間はなんと心地の良いものか

知る

知ること


何かと共存してゆくためには理解がとても大事なことだ



人は闇を恐れる


闇の中のまだ見ぬ化け物に身を震わせる


ゆえに夜が明けるまで灯をともす



都では星が恋しい




過ぎし過去よりも


まだ見ぬ未来よりも


生きている今を一生懸命に生きてほしい。

伝染

集団で生けるモノは情報を共有し、伝達してゆく


時として意志とは関係なくそれらが広まってゆくこともある


怒りや疑い、喜びや楽しみ


様々な媒体を介して、あらゆるものが人から人へと伝染してゆく



秋呼ぶ音

夏も終わる


夕暮れ時の鳴く虫たちよ


そんなに秋が恋しいか

心意気

心意気とは


求めて得られるものではない


金で買えるものでもない



その価値に気付くまでに


なかなか時間がかかるものだ

淡雪

淡雪のような


そんなきめ細やかさ


か弱ささこそが


貴方の良さだ



あまり無下にはしなさんな

迷うなよ


どの道に進もうが


それがお前の人生ではないか