(第3日目午後)
このツアーに出ると、インパラやオリビなどの鹿、牛の仲間や、シマウマ、象、サル、キリン、カバ、その他に小動物も頻繁に見かけます。一方で、珍しいのは大型の猫。ヒョウは一頭だけ、チータは見かけず、ライオンはようやく2回。
日没前。あいだにドアもガラス窓も無しで、ライオンを観る。左に三頭のライオンが寝転がっています。右の車との距離は十メートル足らず。

この後、上の車の位置にこちらの車が移動して、撮った写真。たまに大あくびをすると、立派な牙が見えます。つやのある毛皮、しなやかそうな体躯。そばに行って、撫でられそうな気がします。気がするだけですが。

しばらくして、突然起き上がり移動。獲物の匂いを感じているんでしょうか。揃って同じ方向を見ています。まるで置物のよう。

その後、先に2頭が行き、遅れる1頭の前に群れを割り込むようにして車が入る。おいおい、大丈夫か。たまに目が合う。距離5m。ザワザワ。
前足を組んでいます。可愛いと見るか、ふてぶてしいと感じるか。

何事も無く、日が沈む。ドライバー/ガイドの準備した飲み物を飲みながら、暮れ行く空を眺めています。この下で、大型の猫たちが狩をしている(はず)。

夜のLinx。

(つづく)