rustradio, a devoted Chris Whitley fan -7ページ目
Chris WhitelyのツアーTシャツをたくさん詰め込んだスーツケースにギターを背負い、サンプルの入ったカートンまで担いで、とうとう出発の日に!
あいにくの雨だけど、なんのその。 仕事もかねてのことだし、タクシーを使うのだっ。
当初はゴールデンウイーク料金で高くなる時期をわずかにはずして、リーズナブルな予算ですむはずが、5月3日のイベントに出展ということになり見事、エアチケット代は約4倍に! ま、ラウンドの関係で航空会社が2社になることで膨らんだ部分もあるのですけれどもね・・・

Bellows FallsでのChris Whitley Celebration IIIへの参加がもっとも大きな目的なのですが、メインのコンサートの前のOpen-micにエントリーすべく以前からNationalのResolectricを持って行くことを決めてました。 2年前のNYでのCelebrationのときは残念なことにアクシデントでライブ会場にギターを持っていくことができなくて、今回はリベンジとばかりにチェックイン荷物にしないぞ~とソフトケースに入れて担いでいったのです。 万が一のことを考えてネックをはずしてでも持ち込もうと、ドライバーとネックの入るバッグまで用意して・・・  後から思うと笑えるアイディア&装備ですが、いやいやマジだったのです。案の定、伊丹から成田への全日空では機内持ち込みは許されず、手渡し荷物ということになり、ちゃんとあるんですねぇ・・・ギター・ベース用のカートンケースに入れられて、成田での乗り継ぎの前に手渡しでもらえるとのこと。それは良かったのですが、成田でワシントンDC行きの国際便に乗り換える際、機内持ち込みについてはUAのカウンターで相談してくれ ということに。
結果的には、そんなの関係ねェと、ただゲートに向かってしまえば良かったのですが、まだ旅慣れる前のこと、律儀に相談に行きました、時間も無いのに。
すると、全日空で用意してくれたケースに入れていたために(大きかったので)「預けてください」。3つ目のチェックイン荷物になることを言うと「22000円です」とのお見積りが・・・。  いやいや機内持ち込みしたい~と言って、モノを見せることに。 外側のケースをはずしたところで、な~んだ と言わんばかりに厚みもたかが知れているエレクトリックのソフトケースを見て、「それなら全然問題ない。搭乗が始まってるから急がないと~」だって。 それを聞いてあわててセキュリティーチェックに出国手続きにと走りました。

ワクワクの行きのフライトは12時間超とはいえ、それなりにやり過ごせるもの。 ギターはファーストかビジネスクラスのワードローブに入れてもらうことになって一安心。 席はめったに選ばない窓側席になってましたが、先に乗り込んでいたアフリカンアメリカンのブラザーにそのまま窓側でいいよ と譲り、常としている通路側の席に腰を下ろしました。 機内食、音楽、睡眠の繰り返し・・・映画を見た記憶もあるような無いような。 ひとつ不思議なことに気が付いたのですが、周りのアメリカ人の多くがナンバークロスみたいなのをこぞってやってる。 航空会社が配ったのかな?と思うくらい、皆が皆やってました。

さて、DULLES空港に着いてからが一大事! 着陸後もしばらく待機させられ、やっとイミグレーション。 そこは長蛇の列で、機内で待機させられていたのも、その混雑の状況を見てのことだった様子。 周りであたふたするのは日本人ばかり。 一緒になって騒ぎたくないと思いつつも乗り継ぎ便の時間が気になる。
結局、搭乗時刻を過ぎてやっと入国。 荷物を積み込み口に放りこんで走ったのです。 映画のRun Run Runさながら。 おまけにギターが重いこと。
しかし、コンコースに行くとHartford行きの便はディスプレイに見当たらない・・・。 とりあえず目に入ったUAのプレミアムラウンジへ駆け込み、ゲートを聞くとD30・・・って一番端では?? 1/2マイルは走ったんじゃないかな。 息も絶え絶えにD30に着くと人は誰もおらず、片付けて帰ろうとしたUA職員にIt's gone!と言われてガックリ。 前からラウンド、乗り継ぎを色々と調べていたので、走りながらも「確かHartford行きは遅い便がもうひとつあったはず」と考えてはいました。 コンコースをだいぶ戻ってUAのカスタマーサービスで何とか代替便をと頼むと、その遅い便にあっさりと席を取ってくれました。
後で乗ってみてわかったのですが(ギターを持っていたのを考慮してくれたんだと思う)、前の方の一人がけの席で荷物も積み込みやすいようにしてくれたのかと思います。 ま、偶然そうなっただけかもしれないけど、自分の状態が、そういう風に思えるようなポジティブな状態だったってことは間違いなくて、つまりは世の中そんなものなんじゃないかな、と。 トラブルといえばトラブルだけど、その遅い便でのHartford着になる乗り継ぎは何通りもあったしね。
DULLESでゆっくり両替や休憩もできたので、全くオッケーでした。

Hartfordまではほんの1.5時間ほど。到着したらなんだかよくわからない配車システムにとりあえず申し込んでタクシーでホテルへ。 頑張れば歩いて行けたかもしれない距離ではありましたが、時間も遅いし地図も怪しいほどに簡単なものだったのでさすがにやめました。 WiFiがOKというものの最近うまく行かないことが多かったPCは、やはりダメ。市内通話料金は無料という記述をインストラクションに見つけ、迷わずダイヤルアップモデムでつなぎました。 PC自体が遅いのでモデムだからと今さら文句を言うまでも無いしね。 ドイツの出張で経験済み!
明日のピックアップをよろしくお願いします~とホテルの電話番号と部屋番号をJoyceにメールしました。 そして、大事なのはギターの弦を張ること。 もしものときはネックをはずせるようにと、弦は張らないで持ってきたのです。 さてさて初日から睡眠時間は大丈夫?

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いよいよ2週間後に迫ったChris Whitley Tribute in Bellows Falls。
3度目(3年目)の今回はTrixieが参加! Danはもちろん、Melissa Sheehanや、交流のあったVernon Reidもステージに立つ。 でも、スペシャルゲストって誰だろ??
Danには時間があればセッションしよう!などと声をかけているのですがどうなることやら? 今回はギターが空港でなくなるなんて事が無いように機内に持ち込むゾ~!

バーモント州はBellows Falls・・・どんな町? 最寄の空港は隣のコネチカット州のHartford Bradley国際空港ということで、友達の住む同じバーモント州のバーリントン国際空港を使うプランは断念。 近くまで行きながら訪ねられないのは残念だけど、コンサートに来てくれるという可能性はあるので、初めてアメリカで会えるかもね!
Dirt Floorがリリースされてちょうど10年になる今年、Messenger RecordsのBrandonとか、New Machine(という当時のオフィシャルサイトがそのリリースのサポートをしたのだ)の頃からの友人たちは集まってくれるのかな?
Chris亡き今、そういう機会と可能性は少なくなる一方なのかな。 やはり10年になるボクのネット歴。 そのほとんどはChris絡みと言っても過言ではないけれど、なんだか寂しい気がします。 それはfade という言葉で表現される感覚かな。 Katiが言ってたのを思い出す・・・何故かデジタルカメラで撮った自分の写真が劣化して行ってるような気がするんだけどって。
彼女はRocket Houseのリリース年、911事件の一ヵ月後に亡くなった。(ついに911事件は知らされなかったのかな・・・そう願っています) 一番の親しいDust Friendでした。$daのブログ
インターネットを始めたのが1997年だから、もう10年になります。その頃はBlogなんてものは無かったし、自分でホームページを開くなどというのはたいそうなことだと思っていました。(今でもそう思っていますが) そもそも、Chris Whilteyの情報にアクセスしたくてインターネットを始めたようなものですが、そのきっかけはアメリカのGuitar Player誌だったかな・・・ヘンドリックスが表紙だったので買ったその雑誌にはTerra IncognitaをリリースしたばかりのChrisの記事、そして当時のオフィシャルウェブサイト=New MachineのURLが出ていたのです。その頃、アルバムのリリースをサポートするツアーの途中でSONYは契約を破棄し、残りの日程はキャンセルされてしまったそう。

New Machineサイトを通じて、ファンのみにオンライン販売する見込みで計画されていた自主制作盤こそが、今からちょうど10年前にリリースとなった20世紀の名盤(と信じて疑いません)、DIRT FLOORなのです。たった27分のクリスワールド(とかいう表現をして、今は亡き親友・クリスファンのKatiサンに喜んでもらった記憶があるなぁ)ですが、そのあまりに飾りの無いシンプルで、かつ深い、歌と音の世界は決して古くなることはありません。というか、新しい古いとかいう概念を超えてますね。

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