雨々ver2 -2ページ目

美術館という箱

『マネとモダンパリ展』に行きたい。
三菱一号館美術館のオープン記念展として、印象派の中でも作品数が少ないマネの作品がたくさん観れるらしい!
三菱美術館さんが頑張ってるらしい!!
なんでもフランスは印象派の権威的なオルセー美術館が改築工事をするんで、異例の量で借りることができたらしい!
(5月からの国立新美術館『オルセー美術館展』もそんな感じで充実してるらしいのでこっちも行きたい…)

滅多に見ることができないからっていうミーハー心が動機の大半ですみません汗

もちろん展示物にも興味があるのです、私が特に気になるのは「三菱一号館美術館」という建築について。
この美術館は明治期に建てられた三菱一号館の復元です。
そして、元の建物は鹿鳴館やニコライ堂の建築に関わった、ジョサイア・コンドルの設計。
この美術館は歴史的建造物として価値のあるものらしい。
最近の建築の傾向として、「箱」としての意味以上のコンセプトを持たせるのは常ですが、これは歴史建造物の観点から攻めてきたわけですね。
ちょっと通りかかる機会があったのですが、ちらって外装見た感じでは、当時の面影はあるんだけど、石に馴染んだ雰囲気がなく綺麗すぎて回りの環境から浮いてました。



話は変わりますが、明和電機がツイッターで、最近の美術館は意匠が強すぎて、芸術家はやりにくいというようなことを申してました。
私は逆だと思っていたので、少し衝撃です。
「国立新美術」なんかは、「森の中の美術館」っていう外部環境に関するコンセプトはあるけど、展示スペースに関しては昨今多い企画展をメインにしているためにユニバーサルな作りになっているはず。
風潮として展示空間の無個性化が進んでると思ってたのに、実態は違うのか。



という釈然としない気持ちを抱えながら、「三菱一号館美術館」の内部の展示空間はどんなものかチェックしてきたいと思います!
美術館に行く動機としては、こちらも不純です。



行ったら感想を書きたいと思います♪

私とアメブロ

私がアメブロでブログをやっていたのは、かれこれ4年前のこと。
当時はmixiがなく、ブログは全盛期。
アメーバさんもサービスを着々と拡充しているときだった。
ブログネタ、アフリエイトの導入、動画共有なんかが、新しいサービスとして打ち出されてた。



今、再入会してみて思ったこと。
4年前と比べて、コミュニティサイトとしての色合いが強くなっていると感じる。
アメーバピグなんかは、この傾向を示す最たるものだ。
もはや情報を発信するのではない。意味のない挨拶「ぐっぴぐ」をすることが自己目的化し、コミュニケーションのためのコミュニケーションが繰り返される。




ブログサービスの棲み分けが進んでるねって結論。
語りかけたい人は「はて●」や「FC●」に、つるみたい人はここや「や●ろぐ」にいくのかな、と。
そして、「語り」「つるみ」とわけたときにできる「つぶやき」の需要に応えたのがツイッターというわけ。
ツイッターにおける人間関係と発言の位置付けって今までにないものだよね。
意図したのかは知らないけど、あの距離感は他のサービスでは再現できない。

『自然な建築』隈研吾

概要:

東京ミッドタウン内にあるサントリー美術館をはじめとして、様々な建築を手がけている建築家・隈研吾の作品群を、そのコンセプト『自然』をキーワードにまとめている。

20世紀・モダンの建築は、グローバル(普遍的・画一的)なコンクリートという素材で具象されていた。
しかし、表面の強固さとは裏腹に、内部からの劣化が激しいコンクリートのように、モダン建築は表象と存在との分裂を許容する。

そのような時代の建築で失われてしまった、建築物と環境を結びつける『自然』に着目した隈氏。


「透明な石の壁」を持つ、栃木県芦野の『石の美術館』。

形がなく、外観がなく、竣工日時もない『亀老山展望台』。


日本を代表するポストモダン建築家隈研吾氏の軌跡である。




感想:

建築家は哲学者。

世界は物理空間と思想空間の2つで構成されているが、物理空間を組み立てるのが建築家で、思想空間を組み立てるのが哲学者だと思う。


隈氏の作品群は、モダン建築を超えて「自然」に回帰する一方で、現代の科学をフルに活用している。

弁証法的にモダン建築を乗り越えた、まさにポストモダン建築だ。

自然な建築 (岩波新書)/隈 研吾
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