詩の発表 | 日本出身モスクヴィチカの徒然

日本出身モスクヴィチカの徒然

いわゆるモスクワ情報ではない だけど少し紹介したいロシア人の頭の中、日々ロシアの現実と相対するニホンジンの思うこと、モスクワの子育てのこと…etcを綴っております。

今年も例によって、戦勝記念日にむけての
幼稚園の発表会がありました。

親は参観できない会だったんですが
例によって「詩を暗誦しましょう」の課題
ひとり2行から4行くらいなんですが・・・

その詩が、ロシア語にとって失礼なほど
酷いのです叫び

・・・というわけでパパが一念発起、
5歳児にまともな詩をおしえて、暗誦させてみることに ビックリマーク
選んだ詩は
「遠い地で倒れた兵士たちは
鶴になって空を飛んで
私たちに会いに来るのではないだろうか
いつか自分もあの群れの中にはいって
空をともに飛びながら
鳴く日が来るのだろうか」
という、えらい暗い詩 
幼稚園の課題とは違い、名作であり古典です。

先週末から習い始めて、1日15分程度なんですけれど
パパが読むのを繰り返し・文字で確認し
昨日完全に暗誦できるようになったので
先生に申告して発表させてもらうことに!

とにかく親は行けませんから
今日はさてちゃんと暗誦できたかしら と
心配なことこの上なかったのですが・・・

夕方お迎えに行くと、先生から
「とっても上手に暗誦しましたよ!
課題のほうも、自己申告のほうもグッド!
と、お褒めの言葉を頂戴しました~合格

いやー、一安心です。
しかも、先生、目頭熱くなっちゃったそうでw
腕白坊主がちゃんと暗誦したから、
意外性にやられたみたいですwww

どうせ暗誦するなら
よい詩を暗誦してほしい と思います。
残念ながら幼稚園の先生、その辺のセンスがないようで 爆
だけどこんな家庭の試みを
「ぜひどうぞ」と奨励してくれるのは
嬉しいことですね☆