るそんべえです。
エマーソン・レイク・アンド・パーマーの2作目「タルカス」。
そのアルバムは、キース・エマーソンが、帰宅途中に突然閃いた単語だったという話です。
辞書で単語を調べたりしたそうですが、その単語の響きが気に入ったんでしょうね。
つまり、メロディや世界観が先ではなく、「タルカス」という単語が最初だったというのは、面白いですね。
そのアルバムのA面がタイトルの「タルカス」という20分を超える組曲になっています。
ストーリーとしても想像上の怪物「タルカス」が、火山から誕生し、最後死に至るまでの流れとなっています。
それが、複雑なリズム、それでいて迫力ある構成、強弱の表現などなど、本当に詰め込めるだけ詰め込んだ感じが、最後まで飽きさせない素晴らしい作品だと本当に思います。
そして、このアルバムのジャケットが、この怪物「タルカス」が、誕生から次々と敵と対決するところが描かれていて、そのデザインもすごく効果的で新しい手法だなと思いました。
素晴らしいアルバムが多数ある中、このアルバムのみが、全英トップになっているというのは、ちょっと意外な気がしました。
p.s. この当時、イギリスではイエスやレッド・ツェッペリンのほうが人気があったと思います。
でも、日本のミュージック・ライフでは、ELPが1位だったと思いました。
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