コピー天国を考える | 吟遊詩人るそんべえの168新聞

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るそんべえです。

昔書いていたライブドアのブログを読み返しています。

2006年の5月23日にこんな記事がありました。
 

その記事はこちら

 

もう12年前の北京で開催された「北京国際科技業博覧会」のもようです。

10年以上前は、頻繁に行っていましたし、1年半住んでいたので、よく把握していましたが

もう10年以上経っているので、現状がどうかは、分かりませんが、それほど、変わってはいないんではないかなと思います。

それは、”無断コピー”という点です。

私も大きな声では言えませんが、中国で販売されている”無断コピーのDVD"には、かなりお世話になりました。

この写真を見て、まず思うのは、クオリティが低すぎるということですよね。

ディズニーの検閲が入る仕事をしていたこともあるので、彼らの検閲の厳しさは、分かっています。

なのでこれを見て、無断でやっていることだと分かります。

それも、海外にもアピールしている”国際”と呼んでいる博覧会の会場でこれですから

国レベルで、コピー問題に関しては、ゆるゆるというのが、分かります。

とはいえ、以前は日本でも、海外のものを多くコピーしていました。

特に玩具だとかなんだとか、音楽だって、どこかで聴いたフレーズというのは、多かったんだと思います。

私が感じることとして、影響受けた人の物には、どうしても似てしまうというものが、あります。

それをどこまで許すというのは、やはり実際に作った人にゆだねられるようにしたほうが、よいかなと思います。

以前、ドリームズ・カム・トゥルーの中村正人が、アース・ウインド&ファイアの楽曲をパクったことをカミング・アウトしたという記事をみました。

それに関して、作者のモーリス・ホワイトが

 「私もジョン・コルトレーンやFunkadelicやKool&the Gangからいろいろ盗んでる。
  そこにオリジナリティを足して次の世代に受け渡すのがお前たちの仕事だ。」

と言われたそうです。

カッコいい話ですよね。

コピー、パクるという言い方ですと、問題ですが、参考にするという言い方もある意味出来る
と思います。

特に、すばらしい芸術家の影響を受けたからこそ、それとは違う、もしくはそれを超えるものが、出来ると思うので、パクるというのも、ある意味、悪いことではないと思います。

p.s. 但し、本人の了承を得るということは、必要かもしれませんね。