86★スプリング「低反発」「高反発」をチョイス仕分ける理由 | RushFactory★ラ-湯♪blog

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2014年3月に独立開業しました
「ラッシュファクトリー」
と申します。

「速い車両制作」にずっと携わってきました。
「納得のいく速さ」を目指し車のチューニングを手掛けていきます。

皆様に広くお知りいただけますよう
よろしくお願い申し上げます。

86さんへの

Ryuダンパー

納品が続々と続いています。

 

 

来月収めるご予定のお客様は

サーキット用という事で

 

サスペンショプラスさんの

UC-03 高反発性

のスプリングをチョイスしました。

 

当店仕様の86Ryuダンパーには

それとは別に

低反発性のUC-01スプリング

をチョイスしているものもあります。

もちろん

両者バネレートもダンパーの仕様も違います。

 

 

 

高反発性のスプリングと低反発性のスプリングは実際は何が違うのか?

例えば

springのバネレートが両者同じ8kgf/mmであれば

実際性能は両者とも8kgf/mmです。

 

その最大レートに至るまでの

バネレートの上がり方の過渡特性の違いが反発性能の部分で

 

縮み始めると早く最大レートに達するのが低反発性。

線が細めで巻き数が多いので密着までの時間が速いわけです。

 

逆にゆっくり最大レートに達するのが高反発性。

線が太く少ない巻き数でジワリとレートに達します。

 

同時に反発性能が大きく違います。

 

低反発性のスプリングはブレーキをリリースしたとき柔らかく戻ってきますが高反発性のスプリングはブレーキをリリースした分

ダイレクトにバンッという感じでスプリングが戻ってきます。

 

具体的にフロントで説明するとノーズアップが速く見える感じです。

 

同じ8kgf/mmのスプリングでも「最大許容荷重」が違ってしまう事からこうした動きの差が生まれます。

 

こうしたスプリングの過渡特性の性能差を

ダンパーの減衰特性をなるべく合わせるようにして収束させたり解放させたりする事もできますが

springによってダンパーを合わせていくよりも

むしろ

そんな反発性能の差を上手く使って違う用途のダンパーを制作したほうがジャンルも広がると思っています。

 

 

86BRZはダンパーが短くストローク確保が難しいのでセッティング幅も少ないですが

スプリングのちょっとした工夫で

動きをアレンジマネージメントしても人間に伝わりやすいんです。

>運転するのは「人」だから。人が感じる事が一番マシンコントロールへの近道になると思っています。

 

 

こうした理由で

「お客様の用途や現在の車のチューニング状況」

によって

ご希望が無ければ

お勧めスプリングをこちらでチョイスしていますが

ここはあくまでも嗜好部分なんです。

 

使ってみての好みもありますので

 

「もう少しどうかしたい」

と思った時に

 

スタビだウィングだなど大掛かりに考えなくても

こんな切り口もあるんだよ

という

セッティングへのヒントですね。

 

いろいろやってみてはいかがでしょっ(^0^)キラキラ