よく
動画を見せてもらいながら
「走り」についてご相談されます。
有名メーカーさんのダンパーで
更に
仕様にも定評のあるチューナーさんのものです
間違いない作りこまれたダンパーですから
と
オーナーさんは自信ありげに答えた後、動画を見ながら
こんな感じでいいのかな。
タイムは出てるんですが。。。
でもなんか違うんでしょうか(・・;;。。。?
と
何かを伝えたい表情で訴えてくるドライバーさんが多いのです。
タイムは出ている。。。
何か違う。。。
何の不安なんでしょうかねぇ(・・)![]()
実は動画を見ているとドライバーさんの
その
「何か違う」が
おいらにも動画から手に取るように伝わります。
おいらもタイムアタックが趣味だし、人を速く走らせるのは何よりも仕事ですね![]()
相談に来るドライバーさんは
ダンパーの中身を見れないし。。。
(と言われますが、見ても多分わかりません ^^;;)
スプリングとダンパーとのマッチングも
「硬い」「柔らかい」「アンダー」「オーバー」
でしか感じることができません。
正直タイヤも4つついてるし空気圧や左右の車高が違うかもしんないし
どこをどう解釈してダンパーセッティングをしたら良いかわからない。
そこでSNSの情報などからとにかくやれる事を試してみよう。
となります。
スプリングをどんどん硬くしちゃったり
車高をどんどん下げちゃったり
スタビを可変式にしたり。。。
なんん物足りないな、ああボディかな
と
ロール剛性を安定させるためにボディを補強して
今度はこんなにバネレートを上げたのに足りなくなった。。。と整流にいきつき
カッコイーエアロを装着します。
あれ、今度はもっといけそうな気がする。
そうだそしたらグリップを上げよう
と
タイヤはどんどん太くなりコンパウンドもラジアルタイヤではもちろん無理っ![]()
で
すっごい車ができちゃったっ(^0^)![]()
筑波サーキットのタイムアタックで
クルマの恰好が
アンパネデッパ、カナードお化け
とか
偉い事になっているのははったりではないんですよ。
こうした内容を積み重ねた
オーナーさんの汗と涙とお金の結晶なのです![]()
それはそれでおいらはとっても楽しい。
みんなが車にかけている情熱がうれしいし、タイムに期待してワクワクしています![]()
でもね
それができない
もっと一般の人の話をしよう。
子供が大学進学でただでさえ学資保険も厳しいのに
奥さんの目を気にしながらコツコツ車検対応範囲で車を作っている大人が圧倒的に多いわけです。
そして
それでも今まで車から離れられないでいるわけですから
そんな大人な皆さんは
部品の良い悪いもある程度体験してきています。
おいらが育ってきた競技の環境は
交換できる部品が制約されている
「レギュレーション」
にがんじがらめの世界でした。
その時のセットがダメでも
交換できる部品は
ダンパーやスプリングだけというのがほとんどの状況でした。
その中で
他メーカーの足回りの人たちとうちの足を装着したドライバー達が
遜色なく対等以上にタイムを出してもらわなければ
オリジナルダンパーなんて手がける意味はないわけです。
そんな中
おいらのできることは、唯一みんなの走りを
見る事、感じる事
そして乗り方を状況に合わせてアドバイスする事でした。
ライバルの足と
何が違うのか
どこがライバルの良いところだろう
ライバルの欠点は
じゃ、どうしたらそこができるの
それを作ったらドライバーはどう感じて何ができるの![]()
その頃RX-7に乗って全日本ジムカーナ選手権に出ていたおいらは
そこで同じタイヤを履く全日本トップドライバーの皆さんに沢山乗り方を学ぶ機会がありました。
そこでいろいろなドライバー達の乗り方の中に
「共通してドライバーがこう感じる」
という足の動きを知る事になりました。
その予測の元
RX-7のダンパー仕様変更は1年間で100回を超えました。
毎回違うダンパー仕様でテストし、試合を走っていたんですね。
そして
「何か違う」
を知った事。
これがその後ダンパー仕様を設計していく上で決定的な鍵となりました。
ワンオフダンパーは購入時は若干高価かもしれません。
あ、でも当店オリジナルダンパーは
エリアスポーツさんの設計です。
良い足回りにこだわるショック屋さんでご自身もポルシェレースのセッティングなどをしておられます。
有名メーカーさんよりもお手頃価格で制作してもらえることも多いですね。
オーバーホールも仕様変更も可能なので
おいらのお客様の中にはもう15年以上も![]()
ダンパーメンテナンスだけで使い続けてくださる方もいるぐらいです。
そして。
一般のお父さんたちがコツコツ作ってきた車検対応のクルマに装着して
そのまま街乗りも気持ちよく
スポーツ走行したいときはスプリング交換しなくてもめっちゃスポーツできる足になる
という部分に長年ポリシーをもち続けてきました。
余計なお金をかけなくても
足回りで悩むことなくスポーツ走行でタイムを出して満足してほしいのです。
それが
走り仲間であるおいらの、皆さんへのエールだと
自分では思っています。
そして
このノウハウは
何故か
空力バリバリの超チューニングカーにまで通用していることが最近わかってきました。
動きの基本
ダンパーにしっかり仕事をさせる事が結局いろいろなチューニングの基本動作の素になる。
やってきた仕事に展望が見えてきました。
偉そうなことを言ってるみたいですが
あくまで
「ちょっと車に乗れるやつがセッティングに詳しい」
だけですよっ(^0^;;![]()
これからもちよっとずつ学んで行き
良い足回りを![]()
作っていこうと思います。
ああ
今日は語ったなーっ(^0^;;;;
>雨だから(爆)

