なにかが足りない。

それが、

なんなのかわからない。

 

エイジング加工が終わって、

1週間が経過していた。

ワックスも乾き、

色味も多少変化していた。

これを、

ケースに取り付ければ完成する。

でも、

ずっとモヤモヤがあった。

なにかが足りない。

ワンポイントになる、

何かが欲しかった。

 

ネットで調べてみると、

英文字をワンポイントにしている

事例が多かった。

「BOX」

「STORAGE01」

「CONTAINER 001」

どれも、

ステンシルで転写していた。

フリーハンドより正確だし、

「型」を使い回せる。

なるほどと思った。

 

実際にクリアシートで、

型を作ってみると、

わかったことがある。

文字が小さいと潰れてしまう。

ある程度大きくする必要がある。

よくよくネットにある写真を見てみると、

どれも大きかった。

細かい文字も使っていなかった。

 

・・・

違和感が残った。

ボックスなのは見ればわかる。

あえて「BOX」と入れることに、

必然性を感じない。

大きくする必要もない。

かといって、

小さくすると潰れてしまう。

 

スタンプならどうだろうか?

セリアのアルファベットや、

模様のスタンプを試してみる。

ところが、

話にならなかった。

小さすぎて潰れる。

何より安っぽい。

 

なら、

印刷すればいいのでは?

細かくても潰れない。

デザインも自由にできる。

取り付ける方法は、

ネームホルダーで解決した。

ケースは6つある。

それぞれにしまう物を決めて、

ラベルをつければ、

必然性も出る。

 

フォントと台紙を選んで、

キンコーズで出力してみた。

作戦は大成功だった。

アンティーク加工されたネームホルダー。

温かみのあるクラフト紙。

アンティークなフォント。

どれもが、

エイジング加工の板にピッタリだった。

 

 

最後のピースがはまった。

そんな感覚だった。

 

 

 

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