そもそも、
塗料の種類すらわかってなかった。
何年も使い込まれた、
木材が醸しだすアンティーク感。
ゴールは見えたが、
行き方がわからない。
これまで、
ベランダフェンスと、
スチールラックしか塗ったことがない。
ホムセンで調べたところ、
ステイン・ワックス・オイル。
気になったのはこの辺だった。
だが、
どう仕上がるか見えない。
黒のステインを塗ってみた。
木目は綺麗に出たが、
色が乗りすぎた。
古材には程遠い。
色のチョイスも違った。
グレーのワックスを塗ってみた。
木目などの固い部分はあまり乗らないが、
そのムラが味になっていた。
表面の状態、乾燥時間、
重ね塗りによって、
仕上がりが変わるらしい。
使う予定の木材で、
試してみた。
ヤスリをかける。
重ね塗りする。
ステインやニスの上に塗ってみる。
塗る箇所を変えたり、
拭き取る時間を変えてみる。
仕上がり具合は掴めたが、
やはり、
古材には程遠い。
綺麗すぎる。
古い感じが出ていない。
店舗で見たのは、
もっと複雑な色味だった。
なにより、
表面が荒れていた。
角は潰れて、
全体的に痛んでいた。
釘の跡や、擦り傷もあった。
・・・
表面の状態が違う。
どうやら、
順番を間違えたらしい。
着色以前に、
表面加工が先だった。
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