ベランダ編④

 

多分、同じ事をやる人はいないと思う。
そういえるほど、
不確定要素の多い作業だった。

先日、
ホームセンターで購入した、
固定金具を検討してみたら、
現状復帰と、サイズに関する問題が
浮かび上がってきた。

現状復帰に関しては、
まず設置許可はもらっている。
手すりは、55年前に建てられただけあって、
劣化が激しく、塗装も剥がれており、
前の住人がつけたとみられる
何かの跡も残っている。

気にする人なら、
きっと気にするんだと思う。
でも、この手すりを見たとき、

そこまで神経質になることはないと感じた。


問題はサイズ。
手すりと固定金具にすき間が空いている。
この空間を、
どうやって埋めるか・・・。

この作戦が失敗に終わったら、
おそらく既製品のラティスしか

選択肢がなくなる・・・。

そんな不安を抱きながら開始した。

まず最初に木片を挟んでみた。
すべって固定どころではなかった。


ゴムシートを挟んでみた。
すべらなくなったが、
木片が厚すぎて固定されなかった。


薄い木片に変えてみた。
薄すぎて固定用のねじが届かなかった。


薄すぎず厚すぎない木片に変えてみた。
固定はされたが、
ゴムシートが薄くてつぶれてしまった。


木片とゴムシートを
適当なサイズに変えてみた。
固定はされたが、
木片部分のやっつけ感がひどかった。


木片を黒く塗って
手すりと同化させてみた。
今度は、手すりの上部と金具の間が
滑って固定されないことが判明した。


薄いゴムシートを噛ませてみた。



ようやく固定された。

この間、家とホームセンターを
何往復もする日々が続いた。
店内を彷徨い続けたおかげで、
必要な物がどこに置いてあるか
把握できるようになっていた。

続行不能という最悪の結末は回避できたが、
この先、どこかで失敗する予感は
まだ捨てきれていなかった。

 

 

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