ホームセンターの木材売り場。
スマホ片手に、木材を片っ端から、
調べまくっていた。
入手可能な木材、特徴、価格、サイズ、
フェンスの適合性などを
把握するためだった。
一通り記録し終わってから、
意気揚々と帰路につく。
ベランダの手すりには、
金具がひとつだけ固定されている。
しばらく眺めていると、
頭の中が整理されてきた。
・設置はどこからどこまで?
・側面と正面はどう接続する?
・側面は金具は一箇所だけ。
それで支えられる?
・手すりの上は何cm空ける?
・むしろ手すり部分も囲うべきか?
・支柱は裏でいいのか?
・このままでは雨ざらしになる?
・この金具は重さに耐えられる?
今まで、準備のことばかり考えていて、
実際の作業のことは
ぼんやりとしていた。
どれも、
今まで考えてこなかった。
ネット検索でわかることもあったが、
残りは想像して、
自分で判断するしかなかった。
そして湧きあがってきた感情は、
・イメージに確信がない。
・誤差が発覚したら?
・いつ失敗してもおかしくない。
・リカバリーできるのか?
・先に失敗を回避できないか?
・そもそもこの金具で丈夫か?
・・・
この瞬間、手が止まった。
そして、
ひたすら紙に書きまくっていた。
ベランダの
すべての箇所を正確に採寸し、
紙に書き出した。
その上にイメージを描いた。
確信が持てるまで、
細かく、細かく。
それで不安が消えるわけではなかった。
確信が持てるわけでもなかった。
ただ、このときは、
ひとつずつ
思考を確定させていかないと、
前に進めない気がしていた。
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