マガダン州、An-12貨物機墜落
2011年8月9日
ロシア非常事態省を参照にRIA NOVOSTI が報道しているように、8月9日コムソモリスク・ナ・アムーレ発チュコトカ行きAVIS-AMUR航空のAn-12貨物機はマガダン空港から300キロの地点で墜落したという。墜落の原因はエンジンの炎上と見られている。貨物機にはクルーの他技術者と貨物運送業者の従業員合わせて9名の搭乗者がいたと報じられている。
クルーはエンジントラブルを受けて出発空港に引き戻すことを決断したが、マガダン空港付近に近づいたときに、濃い霧など、悪天候の為、着陸できず、まもなくレダーから消えたという。
捜索の為にAn-24とMi-8が動員されたが、墜落と予測されている現場は悪天候の為、アクセスが閉ざされている。貨物の重さは18トンだと分かっているが、貨物の中身は不明。
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Tu-204CM試作2号機、初飛行
2011年8月4日
8月3日にウリヤノフスク空港で登録番号64151のTu-204CM試作2号機の初飛行が実施されたことを㈱ツポレフの報道部に伝えられた。 現在、型式証明取得に向けてテスト飛行に使われているのは登録番号64150のTu-204CM試作1号機のみで、2号機が加わることのよって飛行試験が加速されることが機体されるであろう。
Tu-204CM型機はTu-204/Tu-214シリーズの最新旅客機で飛行性能が改善された型機となっている。
Tu-204CM型機はウリヤノフスクのアビアスター社によって製造されている。最大離陸重量108トン、収容能力215席、航続距離は4800キロ、166席の場合は6100キロ。
納入時期は2012年からと予定されている。試験飛行時間は52分間続いて、全てのシステムは正常に動いており、エンジントラブルの報告はなかったという。
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アエロフロート航空、国際線進出許可の基準の見直しを要求
2011年7月26日
Komersant紙が報道しているように、アエロフロート航空のサベリエフ社長はロシア政府に対し国際線就航許可基準を見直すように要請したという。サベリエフ社長は、許可の基準をその航空会社の年間売り上げ及び市場シェアー率を考慮した審査を提案している。アエロフロートでは、この提案は世界大手航空会社に対する競争力強化対策になると考えている。
サベリエフ社長によると、現在、ロシア連邦航空運輸局が定めている国際線就航の許可基準は曖昧で条件もグレーゾーンがある。新基準として、審査対象の航空会社の納税率、就航路線の数、今までの運送実績、旅客機の平均年齢といった事項を取り入れて総合的に判断する方がよい。そして、この仕事は独立した組織をやるべきであるという。しかし、アエロフロートは、サベリエフ社長の要請についてコメントを避けている。代表らの一部だけが、ロシアがWTO加盟を予定している中で、条件の見直しが確定されたら、アエロフロートだけでなく、他の大手航空会社の国内における競争力の増大薬になるとコメントしている。
Wingmanの所感:
アエロフロートはあくまで自分の都合だけを考えて政府に対して働きかけているのであって、アエロフロートより規模の小さい航空会社の発展は考えていません。国際線進出許可の条件を見ると、いかにアエロフロートに当てはまりそうな条件であるかは分かります。地方航空会社はいざ国際線に就航したいと考えても、許可は一切取れなくなり、アエロフロート君臨状態まではいかないが、国際線を就航するロシア航空会社は3-4社しかなくなります。
なんか嫌な予感がしますね。
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アルマビア航空のSUPERJET、エンジントラブルで運航停止
2011年7月28日
RBK Dailyによると、アルバビア航空が運航するスーパージェット100量産型はエンジントラブルの為、4日間も運航されていないという。これは、SSJ100初のエンジン不具合となっている。初就航以来の実績は234フライト、577飛行時間。合計13日間の点検期間を除くと停止することなく就航していた。最大連続駐機機関は2日間だった。しかし、RBK Dailyが述べているように、7月23日マルセイユからの復路便がエレバンに到着してから、現在に至って運航は行われていないという。
スホーイ民間飛行機の代表者が、マルセイユからエレバンへの巡航中にエンジンの正常な運転を表す数値がノルマから逸脱したことを知らせる表示は点灯したという。クルーは、現行の運航規定に従い、しかるべき措置をとり無事に拠点空港に辿りついたそうだ。詳細を調査するに当たって、旅客機製造側のスホーイ民間飛行機社、エンジン製造側のPowerJet社、そしてアルマビア航空から形成された調査委員会が問題の解明に当たった。
業界の専門家によると、エンジントラブルについてロシア・フランス共同会社PowerJet社が担当することになっているようだ。今回の故障はちょうどPowerJet社が製造する部分に当たる。スホーイ民間飛行機はこの状況について、運航航空会社から関連クレームが確認していないと、コメントを拒否している。
今回のエンジントラブル以前にも問題はあった。SSJ100のエンジンは公表値より実際に114.3キロ重くなっており、燃費率は計画より2.7%~3.2%上回っているという。また、以前にも報道されたように、アエロフロートのSSJ100は空調システムのトラブルの為、2週間運航停止していた。
この状況の中で、ウクライナのエンジン製造業社モーターシッチ社はSSJ100向けより強力で、より安くてより燃費のよいエンジンが作れると宣言している。
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モスクワにSSJ100用飛行訓練設備が到着した
2011年7月25日
ボルガードネプル航空は、フランスからモスクワにSSJ100専用飛行訓練設備を運んできた。同航空会社が伝える。貨物は7月20日スホーイ民間飛行機社に依頼されたものだ。
フランスのThales Training & Simulation社製の設備は2回に分けて運送された。1回目の納入便にははAn-124-100、2回目はIL-76を起動して実施された。貨物の合計重量は40トンしかないいも関わらず、規格外の形をしている為、貨物用のスペースにほぼ余裕はなかったという。
フランスを経って3時間後のモスクワのラーメンスコエ空港に到着して荷下ろし作業が始まった。
ボルガードネプル航空のカスタマー担当マネジャーは、
貨物のボリュームが多かった為、運送企画の最初の段階では、An-124-100を2機使う予定だったが、そのうちの1機は別機種に変更することにより、依頼客により効率のよいサービスが提供できた、
と述べている。
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トランスアエロ航空、新たにB747-400型機を受領する
2011年7月22日
ロシアの大手トランスアエロ航空はフリートの更新・拡大プログラムの一環で65機目の旅客機を受領した。同航空会社の発表では、65機目の旅客機は長距離ワイドボディーB747-400型機になったという。収容能力は3クラス構成で375席である。ファーストインペリアルクラスは完全フラットベッドになる12席、ビジネスクラスリクライニング170度の50席、そしてエコノミークラスは席間81センチのある313席という構成いなっている。
この機体はトランスアエロ航空とシンガポール航空との協力関係があってのものである。トランスアエロ航空がシンガポール航空から購入する旅客機の第一機である。2011年7月16日に両社は数便に関するコードシェアー契約を交わした。B747-400は7月23日にサンクトペテルブルク→ハバロフスク線に初就航するそうだ。このフライトでは、ビジネスクラスとエコノミークラスの乗客にトランスアエロブランドの食器が導入される。インペリアルクラスとビジネスクラスの乗客の為にモスクワの有名なプシキンレストランが提供する。
B747-400型機の導入によってトランスアエロ航空はロシア及び旧ソ連の各国における長距離ワイドボディー機を保有する最大の航空会社の地位がさらに上がるだろう。
現在、トランスアエロ航空のフリート構成は下記の通りである
全フリート機数:65機
内訳:
B747: 17機
B777: 8機
B767: 13機
B737: 24機
Tu-214: 3機
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空調システム不具合で運航が難航する
2011年7月19日
Vedomosti紙によると、アエロフロートはロシア航空業の希望と言われているSSJ100を正常に運航できないという。
アエロフロートカラーを飾った同型機は初就航したのが6月14日、モスクワ→サンクトペテルブルク線である。
しかし、その後、旅客機は合計17日間就航していなかったという。問題は空調システムの不具合である。具体的にいうと、空調システムの正常稼働にもかかわらずに発生する不具合の警告だ。トラブルの原因が判明したのは12日間にわたる地上点検の時である。改善対策として警告を作動させるセンサーの位置を変えることと考えられているが、現在、警告が作動しないような最適な空調モード設定についてアドバイスを受けて対応しているそうだ。
運航一ヶ月の実績として60フライト、飛行時間101時間となった。これは、アエロフロートの計画の半分である。長期地上点検の間にもリース契約に伴う (165,000USドル/月) 代金を支払い続けていたということと、修理費用も自社で立て替えているということで、その費用をまとめてメーカーに請求する予定だという。
今年4月からアルマビア航空もSSJ100型機1機を国内及び海外路線で運航している。実績は216フライト、合計飛行時間531時間となっているが、不具合についての報告は今のところ届いていないそうだ。
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アンガラ航空のAn-24型機、コックピットにエンジンオイルに削り屑警告は鳴る
州間航空委員会は7月11日に不時着陸したアンガラ航空のАн-24 (登録番号RA-47302)のフライトレコーダー及びボイスレコーダーが渡されその解析作業を行った。レコーダーのデータは正常に記録されており、不時着陸前後の状態が確認された。それによって、事故が起きた20分前のクルーの会話及び各システムの稼働状態が明らかになった。
調査の暫定結果によると、高度6000メートルの時点で「左エンジンオイル削り屑」の警告装置が作動。警告を受けてクルーは近くのニジュネワルトフスク空港に着陸する決断をした。降下中に左エンジンが炎上した。消火を2回試みたが、失敗に終わったので、機長により川に不時着陸する決断がなされた。
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2011年、レーザー光による業務妨害事件は67件
2011年7月22日
最近レーザー光を着陸中の旅客機のクルーに当て邪悪な業務妨害行為の疑いで一人のロシア人男性の身柄が確保された。この出来事を受けて7月22日連邦交通管理局の主催の元、政府レベルだけではなく社会的な反響を及び初めているレーザーフーリガンを巡る会見が行われた。
当局長は、去年は5件、今年は67件というペースで増加しているレーザー光による業務妨害事件を強く認識し、未然に防ぐ為にあらゆる手段を尽くすよう、社会に訴えた。
レーザーポインターのような市販製品もしくは、性能のもっと優れた製品を着陸する飛行機のコックピットを狙い操縦士を一時的に失明させるという行為は墜落に繋がるテロ行為としてみなされており、ロシアにとって新たな脅威となっている。
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アエロフロート航空、An-148旅客機のオーダーを2倍増やす予定
2011年7月17日
ロシアの大手アエロフロート航空は、An-148型機を20機までオーダーを増やすという。このようにアエロフロートのサベリエフ社長がプーチン首相との会談で明らかにしたとInterfaxが伝える。以前アエロフロートで同型機を11機購入する予定だった。現在、アエロフロートの子会社「ロシア航空」はAn148を6機運航しており、旅客機に満足しているそうだ。
一方、2010年、ロシア航空では、同型機の不具合について幾つかの報告が行われている。ロシア航空が発表したデータによると、An-148はほとんど全てのパラメターでB-737に負けているということになっている。
サベリエフ社長が明らかにした計画では、2020年までに国産旅客機はアエロフロートの全フリートの約40%を占める。具体的に、An-158とMC-21新型機に対し期待感を抱いているという。以前の報道では2020年までにアエロフロートがMC-21型機を50機導入するということだった。MC-21型機の納入は2016年から予定されている。
現在、アエロフロートが運航している機材数は100機を超えている。そのうち、ヨーロッパのエアバス製のものがほとんどである。2015年までフリート数を300機まで増えると言われている。
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