最近公開された映画君たちはどう生きるかを観てきました。
この映画は宮崎監督のジブリアニメ最新作だけど事前情報がいっさい公開されていなくてパンフレットも後日に販売するなどの意外なこだわりがあったが、客は少ないですね。
大人向けというか難解ストーリーだから観る人は限られます。
そして事前情報もないので解説サイトもこんな感じ。
なので劇場で観た人しかわからないわけですね。
そして内容は最初火垂るの墓みたいな戦争で焼け野原になる感じのストーリーから始まって主人公の眞人(マヒト)君が母を失ってその後ナツコというお姉さんと軍の工場で働く旦那にひき取られる。
その後このまま戦争もののストーリーが続くのかと思いきや、実は違って眞人が新しい両親と暮らす屋敷の近くにあるかつて空から降ってきた古い塔があって、その近くに不思議な青鷺という鳥が生息していて青鷺の声をキムタクが担当していた。
青鷺は眞人に興味を持って接近してモンスターみたいにしゃべって母が塔で生きているとか言って塔に導く。
だけどそれを罠だからやめておけと屋敷の世話係のおばあちゃんたちが青鷺に抵抗するシーンもあった。
だけどある日ナツコさんが塔の方に行ったのを眞人は目撃して追いかけると塔の中で青鷺と遭遇して矢を放つと命中して青鷺がおとなしくなっておじさんのような顔が出てきて眞人を亡き母の場所へ案内することになる。
その後塔の床が水没して下の世界に沈む眞人。
塔の下には不思議な異空間が広がっていてデカいカモメやデカいインコがいて眞人を食べようとしていた。
そこで眞人は怪しい場所に行こうとするが危険だからと船乗りの若い女に救出される。
その後船乗りの女としばらく過ごして魚の解体を手伝ったり不思議なワラワラというゆるキャラを見たりした後眞人はナツコさんがいるエリアに向かう途中でインコに食われそうになるがヒミという火の使いの女と出会い救出されてナツコさんのとこまで案内してもらう。
だけどナツコさんのいる場所に眞人が入ると結界のような仕掛けが発動して眞人とヒミは倒れてしまう。
そしてヒミはインコの王に連行されて眞人はインコに食われようとしていたが青鷺に救出されてヒミのあとを追う。
その後ヒミは塔の主人の大王子のところへ連れて行かれて眞人も大王子と会ってヒミを返してもらった。
どうやら眞人とヒミはこの世界の禁忌を犯したらしい。
でも大王子はとくに何もしなかったが眞人に世界を作り直してほしいと主人の後継者にしようとしていた。
でもそれに納得いかないインコの王が塔の世界をコントロールする石を壊してしまい世界が崩壊していくので眞人とヒミは現実世界に戻るために時空の扉のようなとこから脱出する。
ちなみにこの時にナツコさんも脱出していた。
そして眞人と行動していたヒミは実は戦争で亡くなっていた少女時代の母だった。
眞人は先の運命を変えたくてヒミに助言するもヒミは気にしなかったので運命は変わらなかった。
そして現実世界の塔は崩壊して眞人とナツコは元の世界に戻ってきてデカいインコも元のサイズになって青鷺も普通の鷺になった。
その後戦争が終わって眞人は普通の生活に戻って終わり。
なんか宮崎アニメで最も不思議な難解ストーリーのアニメだけど宮崎アニメらしい感じは出ていました。
でも今までのジブリアニメと比べるとつまらないですね。
後味良い系だとやはりコクリコ坂ですね。
昭和の良かった頃の日本が上手く表現されていて良い。