職場の上司が無理難題ばかり押し付けてくる。
揉めるとすぐ大きな声で怒り出したり不機嫌になるので、ずっと、要望に応えられるように、自分の中で調整してなんとか言われたとおりにしてきたが、最近では、要求がどんどんエスカレートしていき限界にきている。
最近しんどくて会社に行くのが辛い。
というご相談。
こんばんは、ハッピーナビゲーター・心屋塾認定講師カウンセラーの弓明子(ゆみあきこ)です。
毎日、無理難題を押し付けられて辛いですよね。
もしも、私が友人の立場なら、
「嫌な上司だね」と一緒に悪口を言って美味しいもの食べて飲み明かすんですけどね。
カウンセラーの立場ですと、
悩んでいる方の心の癖を見つけていきます。
ここでいくと、
揉めるとすぐ大きな声で怒り出したり不機嫌になるのが嫌で、怖いから、そうならないように、ずっと、要望に応えられるように、自分の中で調整してなんとか言われたとおりにしてきた
から、
最近では、要求がどんどんエスカレートしていき限界にきている。
のです。
この解決方法は、
職場の上司が無理難題ばかり押し付けてきても、
揉めるとすぐ大きな声で怒り出したり不機嫌になっても、
無理な要求だった場合は、きちんと断る。
になります。
でもこれが、出来ないんですよね、なぜかというと反応の種があるから。
揉めるとすぐ大きな声で怒り出したり不機嫌になるので、言われたとおりにしてきた。
これは幼い頃から
怖いこと、嫌なことから逃げるために繰り返してきた癖です。
この自分を守るための癖がいま、うまくいっていないから問題がおきているのです。
きっと今までも、何度も同じような経験をしてきたと思います。
幼い頃、大きな声で怒ったり怒鳴ったり不機嫌になる人はいませんでしたか？
それがとても怖かったのではないですか？
この方の場合は、「お父さん」でした。
急に怒り出すお父さんが怖くて、
いつもお父さんを怒らせないように顔色をうかがい、先回りしていい子でいたそうです。
その時の怖かった気持ちを感じ尽くして、
当時の幼い自分を抱きしめて「よしよし」してあげる。
そして、言いたかった言葉
｢お父さん怖い
怒らないで
やめて
怖い
やだ
私(僕)悪くないもん
なんにも悪いことしてないもん
そんなことで怒らないでよ
お父さんの声うるさい！
だまれ！
お口チャック！
お母さん助けて
お母さん守って
お父さんが怖いの ｣
そうしてお母さんの後ろに隠れるイメージで、守ってもらってください。
お母さんに罪悪感を感じるなら、
｢お母さんごめんなさい
お父さん怒らせてごめんなさい
お母さんを守れなくてごめんね。
私小さな女の子だもん
一番小さな女の子だもん｣
と、言ってみてください。
なめらかに言えるようになるまで声に出して言ってくださいね。
幼いのに、誰よりも怖がっているのに、誰にも助けを求められず、怖いとさえ言えずに、ひたすら一人でなんとかしようと頑張ってる健気な当時の自分に気づくと思います。
自分を癒せたら、
｢揉めてもいい
言いなりにならなくていい
断っていい｣
と呟きながら、
上司の無理難題は断っていきましょう。
最初は怖いです。
でも、怖いのを回避していたら苦しくなったのだから、怖いにチャレンジしていってくださいね。
そしてその怖いが、身動き取れないくらいの怖さなら、それをやったらどうなると信じていますか？
そこを辿ってみると怖さの正体がわかってまた対処できるようになりますよ。
まずは、自分の気持ちを知ることから始めてみてくださいね。
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