娘が腹痛で学校に行けない。
去年吹奏楽部の顧問と揉めてから、部活に行こうとすると腹痛になる。
部活のある日は学校も休みがち。
家でゴロゴロしている姿を見るとモヤモヤする。
先日もやっと行った
コンクール前の追込みの大切な夏合宿先から、ま｢腹痛が耐えられない、どうどうしよう?｣
と娘からLINEが来た。
迎えに行くのもためらわれて、
「きっと大丈夫だよ。頑張れるよ」
と、返し、なんとか合宿は終えたのだが、その後また、部活に行けず、学校も休んでいる。
これでよかったのだろうか？
私の子育ての仕方が間違っていたのではないか？
愛情が足りなかったのではないか？
なんで都合よく腹痛になるんだろう？
仮病じゃないか？
そこまでして、部活に行いたくないのか？
と、思ってしまう。
楽器を演奏している娘は素敵だと思うので、娘には、どうしても、部活を続けてほしいと思ってしまう。
心屋塾のほっとくを実践しようとするのだけれどうまく行かない。
というご相談をいただきました。
こんにちは、ハッピーナビゲーター・心屋塾認定講師カウンセラーの弓明子(ゆみあきこ)です。
カウンセリング形式で紐解いていきますね。
弓明子
娘さんが、腹痛で学校に行けないのを見るのは辛いですよね。
｢これでよかったのだろうか？
私の子育ての仕方が間違っていたのではないか？
愛情が足りなかったのではないか？｣
と、自分を責めてしまうのは、苦しいですよね。
では、家でゴロゴロしてる娘さんの姿を見てどう感じますか？
ご相談者さま
情ない
かっこ悪い
イライラする
私は育て方を間違ったんじゃないか？
子育て失敗したと言われている気がする。
と、感じます。
弓明子
誰にそう言われている気がしますか？
世間だとしたら、それは誰の顔が浮かびますか？
ご相談者さま
世間は、母親、父親
母親の顔です。
弓明子
お母さんになんて思われそうですか？
ご相談者さま
母に迷惑かけそう。
迷惑かけて、呆れられて、見捨てられそうな気がします。
弓明子
では、こう言ってみてください。
「お母さんに迷惑かけて、見捨てられてもいい。
お母さんに弱音吐いてもいい。
お母さんにダメな娘だとバレてもいい。
私は、子育て失格者です。
私は、ダメな母親です。｣
繰り返し呟くうちに、
ご相談者さま
あれ？？母には、娘の愚痴も相談もしてて、ダメな娘だとバレてます。
弱音吐きまくってます。
いつも、それでいいよって、大丈夫だよって、聞いてくれてます。
母にもう、迷惑かけてます。っていうか、迷惑じゃありません。大丈夫でした！！
弓明子
ではもう一度、家でゴロゴロしている娘さんの姿を思い出してみてください。
どう感じますか？
なんて声をかけますか？
ご相談者さま
あ！
すごく疲れてます！
無理してます！
「ゆっくり休んでいいよ。そんなに無理しなくていいよ。もう充分頑張ってるよ。
辞めたかったら部活辞めてもいいよ。｣
って、言います。
弓明子
最初と感覚が違うのがわかりますか？
べきや思い込みが外れると、現実が変わって見えてきます。
では、もうひとつ、
合宿の時のLINEを読み直してみてください。
どう感じますか？
ご相談者さま
｢迎えに行こうか、無理しないで帰っておいで」って言います。
夜中にLINEを送ってくるくらい限界だったんだ、、、。
弓明子
娘さんも、さんと同じように、
部活に行けない自分
腹痛になってしまう自分
お母さんの期待に応えられない自分を責めていると思います。
本来の娘さんは、
意欲が高くて、
もともと、音楽が大好きですよね？
とっても楽しそうに楽器を練習してたのも知ってますよね。
だから、さんも、キラキラしている娘さんを応援してあげたかったんですものね。
さんが、お母さんに泣き言をいいながら、試行錯誤しているように、
娘さんのことも、彼女なりに試行錯誤しているところなんだ。
あれも必要な時間なんだ。
どう転んでも大丈夫なんだ。
と信じて見守ってあげてくださいね。