何度言っても靴下を洗濯物にだしてくれないんです。
子どもたちまで、真似するんです。
というお悩み。
心屋塾カウンセラー・認定講師の弓明子です。
むかーし、私もこんなことを悩んでました。
洗濯する時に、
家中から洗濯物を回収する。
これがすごく面倒で惨めでした。
こんな時、
「洋服を洗濯物カゴに出してくれたら、
洗濯が楽になって嬉しいな」
なんて、言ったところで、
数日間は洗濯物カゴに入っているけど、
また、ポツリポツリと、
リビングや部屋に点在するようになる。
何度頼んでも、やめてくれない。
何度怒っても、やめてくれない。
こんなことで毎日喧嘩したくないのに。
怒ってばかりな自分も嫌。
どうしたら、洗濯物籠に入れてくれるようになるかしら？
《答え》
安心して下さい。
洗濯物籠に毎日必ず靴下が入ることはありません。
忘れた頃に、いつものあそこから、靴下が出てきます。
「頼んだのに、頼んだ通りにしてくれない」
こんな時、あなたはどう扱われたような気がしますか？
例えば、私のことを、
大切に思ってないんだ。
バカにしているんだ。
召使いだと思ってるんだ。
養ってやってるからそのくらいやれと思われてるんだ。
粗末に扱ってるんだ。
あたりかしら？
昔、幼い頃、何かをきっかけに、
自分をそういう存在だと思って拗ねてしまったのかもしれませんね。
手のひらの上にちいさな自分を乗せて、
あなたは大切な存在だよ。
とっても大切に思っているよ。
大好きだよ。
いつもありがとう。
よくがんばってるね。
そんなに頑張らなくてもいいよ。
愛してるよ。
と、声をかけてみて。
心がほわっと、緩んできませんか？
緩んできたら、胸のところに戻してあげてね。
そしてもしかしたら、
役割にがんじがらめになっているのかも？
嫁とは、
妻とは、
母とは、
どうあるべきだと思ってますか？
その役割を果たさないと
どうなりそうで怖いですか？
いい妻
いい嫁
いい母を止めていいよ。
そんなあなたはずっと
いい子
いい生徒
いい社員
を、やってきたのかもしれませんね。
そんなことしなくても愛されてるのに。
だから、
いい夫をやってくれない旦那さまや、
いい子をやってくれない子どもたちに、腹が立って仕方ないのかもしれませんね。
愛されていない気がするのかもしれませんね。
彼らは、単純に、
うっかり忘れただけ。
別のことに夢中になってただけ。
面倒くさかっただけ。
そこに、あなたへの愛は一ミリも関係していないんです。
だから、あなたも、
いい嫁
いい妻
いい母ぶるのはやめてみよう。
そして、
脱ぎ捨てた靴下を見つけたら、
「もう、またー！」って、怒ってスッキリしてもいいし、
洗濯物拾い歩いてもいいし、
そのままでもいいし、
本人に言って洗濯籠にいれてもらってもいい。
くれぐれも、
「私のことを愛しているならできるはず！」とか、
「このくらい簡単なお願いを聞いてもらえないのは、、、」とか、
自分が簡単に出来る事を、
全ての人が簡単に出来ると決めつけて、
うっかり忘れただけのことを、
さも、大ごとのように囃し立てなくても、
あなたは大切にされてるし、
あなたは愛されているから大丈夫♪
そんなに疑わなくても大丈夫♪
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