増量後の薬疹。減薬と離脱症状。 | H2のブログ

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最近、

体のいたるところに痒みが。

発疹もある。

ないところも痒い。


じっとしているのが辛い。

時に眠れない。


足と腕がほとんどだし、

半袖短パンで田んぼの畦を散歩するから、

蚊やダニに刺されたのかなと。


痒み止めを塗ってみても、

その場はおさまっても

忘れた頃にまたぶり返す。



妙にしつこいなぁ。


足も腕もほぼ左右対称...

ん、って、あれっ、これ、



「蕁麻疹?」



抗うつ剤や抗不安薬を服用していた

10年前にもあった。

同じようなことが。


あの時は

発疹が、

皮膚の下に虫がいるかのように

見る間見る間に身体中を移動した。


どうやって治ったのか忘れたけど、

とある塗り薬が

痒みには劇的に効いたことは覚えている。



そう言えば、

1ヶ月前の通院で抗うつ剤を

10mgから20mgに増量した。


痒みを感じ始めたタイミング

と一致している。


それ以外の衣食住に大きな変化はないし。



先日の通院で医師に話してみた。


すると、



「薬疹ですね」



「薬疹は危険」

「薬を止めないといけない」



と。



その言葉に咄嗟に思ったことは、



「離脱症状はどうするの?」



過去に5ヶ月にわたる壮絶な離脱症状を

経験したことがあるから。



医師も同じことを考えたのだろう。



「すぐ断つことは難しいから

 減らしていきましょう。」



20mgが10mgに戻された。



予想通り、

頭痛、不安、手の震え

などの軽い離脱症状が

数日後から現れ始めた。


鬱が悪化したのではないかと焦る。


'サボっている'と自分を責め始める。


そうすると横になってもいられない。

かといって何かできるわけでもない。

立って座って寝て立っての繰り返し。


以前からずっと続く胸痛や動悸も酷く

範囲も広がったように感じられる。


腹も減っていないのに

何かを食べる衝動に駆られる。



小さな変化や出来事をきっかけに、

思考が始まる。

感情が生まれる。

事象の意味づけ関連づけが始まる。

予測が始まる。

比較が始まる。

否定が始まる。

後悔が始まる。


すると不安と恐怖が湧き上がり

これを避けたい

なくしたいと

様々な悪あがきが始まる。


さらにそれらは悪循環と増幅を始める。


心が

自分の外側の

何かに何処かに囚われる。

執着が起こる。


どうでもよいことに

無意識のうちに

自らをがんじがらめにしておいて、


一方で

どうして!って

外側に解を求める。



だから

人の言葉や態度、

出来事、

常識や概念や観念自体や

それらとのギャップに

いちいち反応してしまう。


すがったり、スルーしたり、抗ったり。


近視眼的で

他人軸の

右往左往、一喜一憂

の繰り返し。



「全部自作自演」



笑。



結局これって、

鬱か鬱でないかに関わらず

今までの行動パターンだったじゃない。


だから何度も鬱になったし、

原因を引き寄せたんでしょう。


違う?




そう言えば

15年前の鬱での休職の際は、

自分に合った薬の組み合わせと量に

たどり着くまで、

何度も何度も

薬や量が変わる度の離脱症状と

新たな薬の副作用の発症で

心も体も乱高下した。


鬱そのものを治すというよりも

薬の最適解を見つけるためだけに

時間を費やしただけだった。


あの時は

鬱や抗うつ剤や抗不安薬というものが

全くわからなかったから。


鬱の意味や休職の意味を

考えるなんて発想もなかったから。



今回はちょっと違うかも。

何処かちょっと離れた所から

状況を眺めている

自分が居るような。



離脱症状や副作用が引き起こす

思考や感情はたわいもない

錯覚のようなもの。

構えば構うほど増長する。

放っておけばやがて黙る。



他も同じだろうなぁ。



余計な思考も感情も

'今ここ'には関係のないものだから。


手放そう。



今はただ人生の休息。

自分を見つめるとき。


50年超の年月を経て

せっかくいただいた機会だもの。

じっくりそれだけを味わいたい。



諦めて委ねれば

大いなる何かに導かれるでしょう。



いっそ

この減薬、断薬のタイミングで

薬漬けから脱出できたらとさえ思う。



そして

何か始められたらいいなぁ。

純粋に自分のしたいこと。

魂が喜ぶこと。


何か思い出せたらな。


これまでのように

余計な思考や感情に

煩わされることなく。


同じ自作自演なら別の次元で。




この3ヶ月間

何もせずにボーっとしていただけだけど、

少しは意味があったのかな。



こうなってしまったけれど、

今までの経験も出会った人もタイミングも

全て必然だったと

心からありがたく思っています。



今日もありがとうございます。