すごく古い本です
ご存知の方はいらっしゃるでしょうか
私が高校時代の頃に出会いました。
「緑幻想(グリーン・レクイエム)」新井素子著
私が、トゥリーエンジェルオラクルからの魂のメッセージを届けることになった原点が、もしかするとこの「グリーン・レクイエム」の本との出会いだったのかもしれません
明彦という若い青年は、長い髪の美少女、明日香という女性と偶然出会うのですが、実はそれは再会でもありました。
彼が子供の頃迷いこんだ森の中で出会った女の子、彼女は緑色の長い髪をしていたのです。
その子と同一人物だと確信している明彦は、純粋な思いから彼女に近づこうとします。
実は明日香や、彼女の兄と姉も、3人とも緑色の髪を黒に染めて正体を隠していたエイリアン(異星人)だったのです。
昔、植物だけが生きる惑星から地球に不時着した、明日香たちエイリアン一同。
彼らはまさに植物で、会話はテレパシーで行い、光合成のみで生きていたのです。
その中で、明日香たち三人兄妹は地球で何とか適応していけるように、外見を地球人そっくりに改造されていたのです。
明日香と明彦はひかれあうけれど、彼女たちの存在に気づいた研究者たちに見つかり、逃避行します。
けれど最後に、明日香は自分の持てる力をすべて解き放って、彼女を捕らえて調べようとした研究者たちの手に落ちずに自ら肉体の死を選びました。
最後の最後で明彦にもわかったこと、それは明日香がグリーン・レクイエムという呪いに囚われていたということでした。
あの緑だけの星に帰りたくても帰れずに慟哭する明日香の母の強い想いを引き継ぎ、明日香はその願いを叶えようとすることに囚われていたのでした。
そして、後半の2冊目では、明日香の兄姉や明彦、研究者たちの心模様や状況を中心にストーリーが進んでいきます。
その過程で明らかになっていく事実。
実は、明日香は死んでいなかったのです。
肉体としての死を選んだことで、彼女の意識は地球に帰化していたのです。
言わば、彼女は本当の植物として意識があり、地球に根を下ろし、会話もテレパシーで送られます。
一番早くそのことがわかったのが、明日香の兄でした。
そして、見えない明日香に導かれて、関係者すべてが屋久島に集うのです。
明日香が、これまでの物語に本当の幕を下ろすために。
ここで私が印象に残ったことは、後半で植物たちの想いがみずみずしく、そして新鮮さをもって表現されていたことでした。
新井さんの独特の表現で、言葉を持たざる植物たちの想いが描かれ、それに触れたことがとっても大きな衝撃だったんです
彼女が描く植物たちはみんな、“愛”しかなかったのです。
自分ではないものを愛している。
それ以外には、何も存在しなかったのです。
そして、登場する「世界樹」からの想いが語られます。
それももう、スケールがでかくて。
“愛している、愛している”
その想いが何度もリフレインされます。
とってもインパクトが強くて、新鮮すぎて。
あんまりにも眩しくて、視界が白くなりそうなくらいです。
その物語が空想のものであっても、本当に植物はこうに違いないんだと私の心に熱く焼きつけられたのだと思います。
とても素敵な物語でした
それから何十年後、「トゥリーエンジェルオラクルからの魂のメッセージカード 」を提供することになった私。
そしてふと、このグリーン・レクイエムが思い出されたのでした。
何だか、素敵なシンクロを感じるような気がします
トゥリーエンジェルオラクルからのメッセージの原点でもある「グリーン・レクイエム」の本の紹介でした
トゥリーエンジェルオラクルからの魂のメッセージカード、ぜひお申し込みをお待ちしています→詳細はこちら ♪
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私が高校時代の頃に出会いました。
「緑幻想(グリーン・レクイエム)」新井素子著
私が、トゥリーエンジェルオラクルからの魂のメッセージを届けることになった原点が、もしかするとこの「グリーン・レクイエム」の本との出会いだったのかもしれません
明彦という若い青年は、長い髪の美少女、明日香という女性と偶然出会うのですが、実はそれは再会でもありました。
彼が子供の頃迷いこんだ森の中で出会った女の子、彼女は緑色の長い髪をしていたのです。
その子と同一人物だと確信している明彦は、純粋な思いから彼女に近づこうとします。
実は明日香や、彼女の兄と姉も、3人とも緑色の髪を黒に染めて正体を隠していたエイリアン(異星人)だったのです。
昔、植物だけが生きる惑星から地球に不時着した、明日香たちエイリアン一同。
彼らはまさに植物で、会話はテレパシーで行い、光合成のみで生きていたのです。
その中で、明日香たち三人兄妹は地球で何とか適応していけるように、外見を地球人そっくりに改造されていたのです。
明日香と明彦はひかれあうけれど、彼女たちの存在に気づいた研究者たちに見つかり、逃避行します。
けれど最後に、明日香は自分の持てる力をすべて解き放って、彼女を捕らえて調べようとした研究者たちの手に落ちずに自ら肉体の死を選びました。
最後の最後で明彦にもわかったこと、それは明日香がグリーン・レクイエムという呪いに囚われていたということでした。
あの緑だけの星に帰りたくても帰れずに慟哭する明日香の母の強い想いを引き継ぎ、明日香はその願いを叶えようとすることに囚われていたのでした。
そして、後半の2冊目では、明日香の兄姉や明彦、研究者たちの心模様や状況を中心にストーリーが進んでいきます。
その過程で明らかになっていく事実。
実は、明日香は死んでいなかったのです。
肉体としての死を選んだことで、彼女の意識は地球に帰化していたのです。
言わば、彼女は本当の植物として意識があり、地球に根を下ろし、会話もテレパシーで送られます。
一番早くそのことがわかったのが、明日香の兄でした。
そして、見えない明日香に導かれて、関係者すべてが屋久島に集うのです。
明日香が、これまでの物語に本当の幕を下ろすために。
ここで私が印象に残ったことは、後半で植物たちの想いがみずみずしく、そして新鮮さをもって表現されていたことでした。
新井さんの独特の表現で、言葉を持たざる植物たちの想いが描かれ、それに触れたことがとっても大きな衝撃だったんです
彼女が描く植物たちはみんな、“愛”しかなかったのです。
自分ではないものを愛している。
それ以外には、何も存在しなかったのです。
そして、登場する「世界樹」からの想いが語られます。
それももう、スケールがでかくて。
“愛している、愛している”
その想いが何度もリフレインされます。
とってもインパクトが強くて、新鮮すぎて。
あんまりにも眩しくて、視界が白くなりそうなくらいです。
その物語が空想のものであっても、本当に植物はこうに違いないんだと私の心に熱く焼きつけられたのだと思います。
とても素敵な物語でした
それから何十年後、「トゥリーエンジェルオラクルからの魂のメッセージカード 」を提供することになった私。
そしてふと、このグリーン・レクイエムが思い出されたのでした。
何だか、素敵なシンクロを感じるような気がします
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