ぎりぎりだった樹氷ツアー。 | 和のこと日和

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都内でお花とお琴を教えています。
和の文化に興味を持つ人が増えますように。

そろそろ桜が咲く話になってますがあせる山形蔵王の旅行記、行きます!

 

旅の最後は、山形鉄道に乗車しました。

 

駅舎の中には、地域の特産品を売る売店も併設。

 

可愛い電車に乗り込みます。

 

車内では、女子の車掌さんが方言でガイドをしてくださいました。

 

昔懐かしい切符。

子どものころ、車掌さんごっこの切符と鋏が我が家にもありましたっけ。

 

 

風景はとても長閑です。

 

 

橋を渡り、

電車は各駅停車で進んでいきます。

 

今年は雪が少ないんです、と車掌さん。

 

例年、車窓の景色は雪一色になるそうです。

 

確かに、いつも雪国に冬に行くと、一面雪景色でした。

雪かきは楽なんでしょうけど・・・。

 

山形鉄道は私鉄なのでお金がないらしく、ポストカードのセットなどを車内販売していました。

 

うちも一つ購入。頑張っていただきたいです。

 

ただ、沿線には学校が多く、学生さんたちは利用している模様。

 

こちらは、白兎(はくと)駅。

 

うさぎさんの耳が描かれた駅舎は、学生さんたちの手作りだそうです。

 

お金がないから駅舎も作れなかったんですってあせる

 

学生さんたち、器用です。

 

 

沿線の方々も一生懸命鉄道に協力してくれて、あるお宅は水仙をたくさん庭に植えていて、季節になったらお客さんにタダで庭を見せてくれるらしいです。

 

素敵。

 

こちらはとても古い駅舎。

 

風情があるせいか撮影にも使われ、十津川刑事がここで犯人を捕まえてました、とガイドさんが教えてくれました。

 

 

私たちは長井という駅で下車します。

 

地元の子どもたちが書いた壁画(地元の名産、名所など)の説明を聞いて、車掌さんとお別れをしました。

 

通ってきた線路の辺りは、だいぶ雪が残っています。

 

単線なので、線路を渡って反対側に回ると、そこが長井駅。

 

駅、大きくないか!?

 

と思ったら、長井駅はほんの左端の一部分(文字が書いてあるところ)だけで、後は市役所や議会が入っているとのことでした。

 

ええ・・・。

 

地元のS区(人口94万人)の庁舎より綺麗でびっくりです。

 

 

駅には小さな売店と、獅子頭かな? 愛嬌がありますね。

 

 

駅前から、先回りしてくれていたバスに乗り込み、遅めの昼食に向かいます。

 

ツアーっぽいお食事。

 

お鍋はやっぱり、

芋煮~。

 

昨夜のお夕飯、朝食のバイキングと、これで三度目の芋煮です(笑)。

 

でも毎回、お肉がきちんと入っていて美味しかったです。

 

 

お土産を物色し、一路郡山へ。

 

来た時と同じように、帰りも郡山から新幹線に乗車します。

 

再集合まで時間があったので、お土産を物色した後、カフェで時間を潰しました。

 

お試しサイズのチーズケーキ。

 

この後、早めに東京に戻って旅は終了しました。

 

 

 

帰宅後、2月の連休は晴天で樹氷日和?の様子がニュースで流れていましたが、その数日後に強風と暖冬の影響で樹氷は消滅。

 

今期の樹氷は終了しました、と発表がありました。

 

私たちは見られて良かったね、と思う反面、ライトアップのツアーは2月末まで予約でいっぱいだったはず。

 

見られなかった方々がお気の毒でした。

 

 

温暖化で樹氷も年々小さくなっていると言います。

 

もし興味がある方がいらっしゃいましたら、お早めにお出かけくださいね。