昨日のブログで、『行動する』ことについて書きました。
では、『行動する』とは、どういう事をいうのか? ですよね。
私たちは、日常的に行動してます。
だから、今更、どういうこと?
そう思うのは当然です。
行動する前に、頭の中で、何かをしようと思い立ちますよね。
例えば、家の中でのことなら、洗濯するとか、料理をするとか、寝るとか、テレビを見るとか。
その時に、洗濯したら、これしてあれして・・・次は、何時までにこれをして・・・とか。
頭の中で、時間配分だったり、今日は洗濯をするかしないかとか、色々考えてませんか?
又は、朝には、「今日は、あそこの掃除をしよう!」 そう決めたのに、つけっぱなしのテレビで昔のドラマが始まって、それをたまたま見たもんだから、「やっぱり、掃除は止めて、テレビ見よう。」 って、なったことありませんか?
私は、あります。
これが、以前の私の家の中での行動パターンだったわけです。
いや、多分、私だけじゃないと思います。
家事の順番を決めたり、やろうと思っていたことを違うことにすりかえたり。
でもね、このパターンは、思考パターンで、『脳』が優位になってるんです。
これが良いとか悪いとかって話しじゃなくて、
「今日は、あそこの掃除をしよう!」
そう決めたら、即、行動に移すんです。
大きく説明すると、スピリット意識に意識を向ける訓練をする。って、感じかな。
「今日は、あそこの掃除をしよう!」
そう決めた理由が、ずっと物がゴチャゴチャしてるあの部屋の事が気になっていて、やっと今日休みで天気が良かったから決めたのか、それとも、朝になって急にそう、閃いたのか。それはわかりませんが、きっとその部屋の事を思うと、胸がモヤモヤするかスッキリしていない感覚を持ったのか。
だから掃除したいと思ったんですよね。
これは、スピリット意識です。
でも、それから時間が経って、再放送のテレビドラマに誘惑された。
これは、思考=人間意識です。
今、洗濯物を干しているのに、お茶碗を洗いたいと思ったら、お茶碗を洗いに行く。
洗濯物を干しているのに、お茶碗を洗いに行くと言うのは、ダメでしょう~
そう思うのは、思考です。
私たちは、常に頭の中で色々な事を思い浮かべ、回想しています。
このほとんどは、思考なんです。
過去の記憶やその記憶からのデータ分析。
頭の中が、ゴチャゴチャだと、スピリット意識に気づけないんです。
気づいても、自分の中にある常識で、スピリット意識が、無かったモノになってしまう。
スピリット意識は、一瞬です。
いわゆる、『閃き』です。
この『閃き』を無視し続けていると、まったくハイヤーセルフと繋がれないんです。
洗濯物を干していて、お茶碗を洗いに行くと言う行為が、どういう結果になるのかとか、そういうことではなく、『閃き』を信じることに意識を向ける。
もちろん、この『閃き』そのものが、思考の場合もあります。
『閃き』を選択したことで、お茶碗を割ってしまうかもしれない。
この時、
あ~あ、信じなきゃよかったぁ~
と、思ってしまうと思考に傾いて、自分自身を信じられなくなっていき、周りの意見に振り回されていきます。
でも、お茶碗が割れたことで、観念の炙り出しが起こったら、それを外していく。
これを繰り返していくと、そのうち、頭の中で何も考えていないのに、行動してますから。
思考で、自分の行動を采配するより、ずっと楽に、返って短時間でやれてしまう。
いちいち頭で考えないから、とても楽なんです。
家事をしている途中で、「なんで、わたしばっかり」とか、「明日、朝早いのに、まだやることがある」って、いちいち考えないから、さっさと終わってしまう。
『閃いたら、即、行動!』
『感情の炙り出しが出たら、外す。』
その『閃き』が、スピリット意識か思考かどうかなどと言うことは関係ないんです。
その『閃き』を信じ、行動に移す。
どんな結果になろうと、失敗はないんです。
『閃き』を信じたことで、凄く喜ぶことが起きた。
『閃き』を信じたことで、嫌な事が起こった。
このどちらも、『ゼロ』になるために起こった出来事です。
『脳』は、失敗をとても恐れます。
でも、行動に移さない限り、何も起こらないんです。
今すぐ転職しなさいとか、借金して、やりたかったお店をやりなさいってことではないんです。
誰もが持つ、スピリット意識に意識を向けて、行動に移そうって話しなんです。
それをやって、どう変わっていくか。
それは、自分にしかわからない。
でも、それに気づけたら、変わってるってこと。