映画「キングダム〜大将軍の帰還〜」を観てきました!【ネタバレ感想】 | 占いworld♡エンタメ部

占いworld♡エンタメ部

占いに携わる立場からエンタメ作品について語っていきます。
ネタバレ全開ですので、ご注意ください。

 

映画「キングダム」第4弾。面白かった!難しいことは一切抜き!とにかく面白かったです。キングダムは原作コミック、アニメともに有名ですし、今更ですがネタバレします。どうぞよろしく(笑)


「大将軍の帰還」は第一話から前作までのダイジェストがありまして、本編は前回ラストに登場した龐煖(吉川晃司)無双から始まります。飛信隊の仲間たちがあっけなくやられ、信と羌瘣が応戦しますが、龐煖が強すぎて全く歯が立ちません。信は龐煖にやられて気を失い、飛信隊の仲間たちが彼を救うべく龐煖との戦いの場より逃げ出します。

 

吉川晃司やっぱりカッコいい。圧倒的にカッコいい。髪はボサボサ、顔は傷だらけというか特殊メイクでボコボコだけど渋くて男前だなぁと見入っていましたよ。


意識のない信は尾到に背負われ、尾平と3人で逃走するも万極(山田裕貴)に追撃されます。尾平、尾到兄弟は追手を撒くため二手に分かれますが、信を背負った尾到も深手を負っており、尾到は命を落としてしまいます。その後、信は亡くなった尾到を背負い、皆と合流。兄の尾平は「泣くな。信も謝る必要はない。こいつは役目をやり遂げたんだ。こういう時はよくやったと褒めてやるんだ」と言って泣くのです。


泣いた。泣けたよ尾到。アンタは本当にいい男だ。前半の山場はこの尾到死亡のシーンだなと思いました。


それにしても万極役の山田裕貴はイケメンなのに長い髪で顔が隠れてもったいない気がいたします。


そして馬陽の戦いの大詰めに入っていきます。王騎と龐煖の因縁に関わる六大将軍のひとり摎(きょう)も登場。


今話の主役は秦の最強将軍王騎ですね。王騎将軍の怪鳥ぶりを心ゆくまで堪能するターンだと思いました。王騎の大沢たかおさんについてはもうあっぱれと言うしかないです。線の細い印象を持っていましたが、役作りのため20キロ近く増量したんですよね。


個人的な話しをぶち込んで恐縮ですが、私は約2年前に20キロ近いダイエットをしました。ただしその後に飲酒と甘味を復活したせいか、今は7キロ近くリバウンドしてますけどね(笑) どうでもいい話しで申し訳ありません。


さて、キングダムの撮影地はどこなんでしょうか?山中はともかく、戦場となった赤茶けて砂埃の舞う渓谷みたいなところはとても日本の風景と思えない。中国ロケとかしているのだろうか。歩兵の数、エキストラの数も半端でない印象でした。大軍勢はハイテク駆使して合成処理とかしてるのでしょうけどね。

※追記:雲南省あたりでのロケ?


騎馬での疾走、王騎と龐煖の一騎打ちには心が躍りました。戦いで容赦ない殺し合いなんだけれど、ワクワクが抑えられないのは人の本能でしょうか?


シリーズ最終章と銘打っているので映画は今作で終了の模様です。後半は王騎中心で話が進むのですが、王騎が馬上で静かに息絶え、戦いが終了し咸陽に入らんとする時、騰から承認を得た信が「みんな顔を上げろ。俺たちは馬陽を守った。胸を張って王騎将軍とともに帰るんだ」(言いまわしは違うかもですがこのようなニュアンス)と帰還の言葉を告げる。だから「大将軍の帰還」なんですね、きっと。あぁこれで終わりなんだな、綺麗にまとめたね、と思いました。


実は「キングダム」4作目を観に行く前、映画「ゴールデンカムイ」をネトフリで観たばかりだったんです。映画で目にするのが多いのは王一博君が一番で、次は山﨑賢人な気がします。王一博君は意識して観に行ってるけれど、山﨑賢人はそうじゃない(笑) たまたま観たいと思う作品への出演、主演率が高いのですよね。


山﨑賢人主演の「ゴールデンカムイ」も面白かった!「キングダム」は終わりそうだけど、「ゴールデンカムイ」は全然終わってないので引き続きご活躍頂きたいです。毎日暑いですが、極寒の北海道小樽の景色で涼をとっている気もする(笑)


脱線ついでにもうちょっと「ゴールデンカムイ」ネタを。「キングダム」で軍師・昌平君を演じている玉木宏。「ゴールデンカムイ」では鶴見中尉役で、この方優秀な将校だったらしいですが、日露戦争で脳の一部を損傷し、狂気的行動ありの強烈キャラ。美オジ昌平君とのギャップがありすぎて、もはや同じ人が演じてるとは思えないレベル。俳優さんって凄いわ。


李牧(小栗旬)の感想もちょっと触れますね。アニメでは李牧を森川智之さんが声を担当してますが、私は森川・李牧が大好きなんです。だからなのか、小栗旬は私の李牧イメージとは少し違うかなという印象です。小栗旬に一切文句はないですし、彼は彼で素敵だと思います。ただただ森川・李牧が好きすぎて、というだけの話しです(笑) 思い入れが強いとね〜。だからコミックやアニメなどの実写化は基本的には好きでないのです。

※追記:李牧はディーン・フジオカがよかったとの意見を見た。私もそれに賛成!


それを考えるとアニメ「魔道祖師」からの「陳情令」で主演の2人がドンピシャのハマり具合だったのには恐れ入るばかり。挙げ句の果てに王一博君を応援する身になるとは(笑)


また脱線してしまった!「キングダム」に話しを戻そう。ここで終わってしまうのはとても残念ですが、仕方ないですね。蒙恬、王賁、桓騎に誰がキャスティングされるのかを見てみたかったです。第4作目が大大大ヒットして続編撮るよ〜という流れになったらいいのにな(笑) 


とはいえ私の「キングダム〜大将軍の帰還〜」の映画館視聴はこの鑑賞で終了です。8月にリバイバル上映の「THE FIRST SLAM DUNK」と9月上映の「熱烈」に余力を残しておきたいと思っております。