【陳情令】第8話「不吉な影」感想・陰鉄と蒔花女と大梵山の舞天女 | 占いworld♡エンタメ部

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温情、温寧が雲深不知処から去った後、温晁が曦臣兄様の元に乗り込み喧嘩を売ってきます。寒潭洞から陰鉄を持ち帰ったことは極秘事項ですが、おそらく温寧が陰鉄の気配を感じることができる特殊体質か何かで、温晁に知られたのではないでしょうか。藍湛が一人で下山したのを知っていると脅し、陰鉄を温若寒に渡せば姑蘇藍氏も滅びずに済むと捨て台詞を吐いて、温晁は立ち去るのでした。

蓮花塢へ帰宅準備の江氏一行。江澄は魏嬰が残した”夜狩へ行くなり”との書置きに怒ります。魏嬰を連れ戻そうとする江澄に「必要ない。先に雲夢に戻るぞ」と答える江楓眠。彼は陰鉄のことを曦臣兄様と藍先生から聞いているので、おそらく察してそのように言ったのだと思います。

陰鉄を探すひとり旅の藍湛に魏嬰が追いつきます。相変わらずの冷たい反応に魏嬰は得意の呪符を披露したりしますが、藍湛は「くだらない」を連発。でも内心は嬉しいのじゃないかな。そんな二人のじゃれ合いの中(笑)、陰鉄が反応。近くに陰鉄の欠片がある模様。


潭州。魏嬰と藍湛は聶懐桑と遭遇。

 


蓮花塢。江澄が旅立ちます。魏嬰を探しに行くのでしょうね。

潭州。魏嬰と藍湛、聶懐桑は人だかりに目を止めます。隠居していた蒔花女が修師を招き雅居で詩会を開く。雅の才ある修師には蒔花女が自らもてなすとのこと。

聶懐桑「”潭州にある花園では女が月下で詩を吟じる会を開き、詩が見事なら蒔花を一輪贈る。蒔花は3年散らず芳香が続く”と」
魏嬰「まったく聶兄には恐れ入る。藍先生の宿題は1字も覚えられないのに、風流で雅なことになるお手の物だな」

聶懐桑は裏のラスボスで、己の興味に集中し才能を発揮する人。自分の得意分野、好きなことを追求していくのが幸せな生き方だと思いますが、陳情令の古代中国風の時代には許されないことなのかもしれません。

天から花びらが舞い降りてきます。蒔花女の祝福?

 

 

藍湛が持つ陰鉄が反応したため、蒔花女の屋敷に赴きますが、黒梟の羽が落ちているだけ。温晁に先を越されたようです。

清河の途中にある大梵山へ向かう道。

聶懐桑「なるほど。陰鉄により百花の王である牡丹が変化し、真の蒔花女を監禁したのか。そして天下の修師を募り、他の陰鉄の欠片を探そうと?」

温晁の梟が現れ、先を急ぐ魏嬰たち。

陰鉄を手にして嬉し気な温晁。温情が「薛洋に手を貸せ」との仙督からの命を伝えますが、温晁は温情に対して、魏嬰と藍湛を助けるための口実ではと疑います。

ここで座学は数月ほどと温晁の口から語られています。3ヶ月程度だったのかもですね。温晁は藍湛の持つ陰鉄を狙っています。温情に「大梵山はお前の生まれ故郷だな?あの人食いの面倒を見てくるがいい」と脅しをかけてくるのでした。

魏嬰を追う江澄は温情と遭遇し、大梵山で魏嬰が危険が迫っていることを知らされます。

魏嬰たちは大梵山の村で老婆(温おばあさん)と出会い、舞天女の祠へ案内されます。祠には男がいて、舞天女の石像が祟りを起こし、人の霊識を吸ったこと、多数の死者が出たことを教えてくれました。

魏嬰、藍湛、聶懐桑は舞天女の祠に泊まり、夜に休んでいると、天女像が動き出します。天女像と闘う魏嬰と藍湛。

ー魏嬰「なぜ復活する?藍湛と封印したはずだぞ」

そうか、ようやくわかりました。第2話「再びの大梵山」でのこのセリフはここから繋がっているんだ。だから第2話は「再びの」なんですね。最低2回は観てるはずなのに、全く理解できていませんでしたよ(笑)

舞天女はどうにか二人で封じたものの、今度は大勢の傀儡が舞天女の祠の扉を破壊してきます。第8話はここで終了。続きます。

第8話の感想まとめです。全体像を把握しないとよく理解できないのが魔道祖師かと思うのですが、陳情令も全く同じですね。伏線てんこ盛りで、情報量が半端でなく、1回通して観ただけではわからないというか、見落としてしまう部分が多いです。私の場合はですが。全部理解できなくてもとても面白いのに変わりはないですし、今後も何回観たとしても同じように感じるのだろうと思います。陳情令はオリジナルなところが多いので尚更かもしれません。ということで、陳情令あらためて凄いな~とつぶやきつつ、第8話の感想を終わります。