【アニメ魔道祖師 観音廟 壱】観音廟に集結する仙師たちと金光瑤の権力志向 | 占いworld♡エンタメ部

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ネタバレ全開ですので、ご注意ください。

陳情令の観音廟の続きを書こうかと考えていたのですが、このパートについてはアニメの方が好きなので、アニメ版で書かせて頂きたいと思います。

 

ラスボス金光瑤

 

 霊力を封じられた曦臣兄さまと聶懐桑

 

 含光君が空から登場

 

魏嬰も続いて登場

 

江澄は天井から舞い降りる 

 

 無理やり血道を開き金光瑤に剣を突きつける曦臣兄さま

 

金光瑤は藍湛により霊脈を封じられる

 

いつの間にかそこにいる金凌 

 

金光瑤は悪事の動機を告白した後

金光瑤「私は母を連れて東瀛に渡りたいだけ。御仏に祈り、一生を懺悔する」

金光瑤「悪事をし尽して、なお憐れみを求める私はそんな人間なのです」

 

魏嬰「お見事!恐れ入った。薛洋が言ってた迫真の演技をする友達ってのはあんだだろう金宗主。本当に悔いているなら先に陰虎符を渡すんだな」

 

陰虎符を掲げるラスボス金光瑤

 

金光瑤「当時、魏の若君は陰虎符で屍を操り仙師3000人を壊滅させた」

 

金光瑤「それが桁違いの屍となれば仙門百家はいったいどうなるか」

 

しかし、金光瑤が観音廟に施した陣に異変が

 

藍湛が

 

陰虎符を持つ金光瑤の右腕をぶった切る

 

陣は藍先生により描き替えられる

 

そして、赤鋒尊がやってくる

 

金光瑤が闇落ちした理由について考えてみたいと思います。私は彼の闇落ちの最も大きな要因は権力に走ったことだと思います。いつ頃から権力志向が始まったかですが、私は金子軒の誕生日の祝賀会の日(孟揺自身の誕生日)に金麟台から蹴り落された時から始まっていたのではないかと考えます。その時にはまだ萌芽程度だったとは思いますが。

 

沢蕪君と知り合った時、赤鋒尊の元で聶氏の副官を務めていた時はまだ無意識レベルだったかもしれませんが、既に上へ昇り詰めるための準備は始まっていたのではないでしょうか。この時期はまだ純粋だったと信じたいところですが、計算が全くなかったとは私には思えません。

 

そして聶氏の副官から再び金氏へ赴くわけですが、父である金光善から無視され、不遇な体験を重ねることで、権力志向が明確になったと考えます。

 

孟揺より能力に遥かに劣る輩がただ出自がよいというだけで重きをおかれ、自分の手柄を横取りし、あまつさえ妓女の子と自分を貶めてくる。これらを覆すための方法が権力の座につくことだと考えるのは自然なことかもしれません。なぜなら孟揺は頭脳明晰かつ有能で、事を成しえる力を持っているからです。

 

占星術的に考えると彼は山羊座(父・権力)と蟹座(母・愛)の軸に強い影響を受けていると思います。権力の対義語の愛ですが、これはユングが言った言葉です。母の願いでもあった父に認められたいという強い気持ちは肝心の父からついに得ることはできませんでした。その恨みが孟揺自身が言うあらゆる悪事を尽くして権力を追求することにつながったのだと思います。妻子まで犠牲にした孟揺ですが、亡くなった母と、いついかなる時も受け入れてくれた曦臣兄様だけが、彼に残った愛だったのかもしれません。

 

金光瑤の誕生日についてはこちらで書いておりますので、よろしければご覧下さい。