「陳情令」第46話 金丹の真実【前編】江家の祠堂にて 魏嬰と藍湛 そして江澄 | 占いworld♡エンタメ部

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ネタバレ全開ですので、ご注意ください。

本日2月10日7時59分頃、水瓶座で新月を迎えました。中国やシンガポールなどの中華圏では春節。お正月です。

 

「陳情令」第46話 金丹の真実は、個人的に「陳情令」で最も好きなエピソードです。水瓶座新月の日にこのエピソードのブログを公開するタイミングになったのは、決して計算や狙ってのことではありません。それでもあえて言うのはとても暗示的なものを感じたからです。

 

今日の水瓶座新月のサビアンシンボルは「絶望し幻滅した女」このシンボルが「陳情令」第46話 金丹の真実の内容にドンピシャだと思ったのです。

 

いつものようにすたくろさんのサイトへのリンクを貼りますので、よろしければサイト下方のシンボル考察まで目を通して頂けると嬉しいです。

 

水瓶座21度 「絶望し幻滅した女 」

 

今日の新月のサビアンシンボルのメッセージは誰でも味わい、落とし込む価値があるものです。サイトの文章の中で少しでも気になったところがあれば、是非ご自身に応用してみてくださいね。

 

では、本題の「陳情令」第46話 金丹の真実に進みたいと思います。まず、これまでの説明から始めます。

 

莫玄羽が魏無羨だと知った仙門世家たちは魏無羨討伐のため乱葬崗に向かいますが、霊力を失い傀儡に囲まれる危機に陥ります。倒すべき敵のはずの魏無羨の助けにより、乱葬崗から全員脱出し、乱葬崗に近い蓮花塢へ身を寄せることになります。蓮花塢へ到着した一行は折しも来訪した二人の女性から金光瑶の驚愕の事実を知らされ、一転して金光瑶打倒を声高に叫ぶのでした。掌返しの仙門世家の様子に呆れた魏嬰は藍湛を連れてその場を離れます。

 

魏嬰は藍湛を連れ、江家祠堂に訪れます

(一緒に三拝)

 

中国の伝統的な婚礼の三拝(天地に一拝、父母に一拝、 新郎新婦お互いに一拝)は、婚礼で最も大事な儀式とされているそうです。ドラマではしっかり三拝しています。

 

藍湛「江澄には伝えないのか?」

魏嬰「少なくても、今は伝えない」
藍湛「とは言え、お前の兄弟だ」

 

魏嬰「江澄とのわだかまりは根深いんだ。そう簡単じゃない」

 

ここで言っている『江澄に伝えること』なんですが、実は私、よく理解できていません。過去の諸々の一端は金光瑶により操作されたことを言ってるの?または金光瑶以外にも黒幕がいる可能性のこと?その両方なんですかね?

 

そこにやってくる江澄

魏嬰「しかも陰虎符は俺が最初に作った。金光瑶がどうであれ、その事実は変わらない」

 

江澄「魏無羨!」

 

江澄「まだ身内のつもりでいるのか?自分から出て行って、また戻ってきた。しかも連れまで一緒にな。ここの主が誰なのか忘れたのか?」

 

魏嬰「立ち入れない場所にまで含光君を連れてきたわけじゃない。一緒に江おじさんと虞夫人に線香をあげ、供養しただけだ。すぐに出ていく」

 

江澄「あぁ、ひざまづくべきだ。突然現れて死者たちの目を汚し、眠りをさまたげた」

 

藍湛「江宗主、言葉に気をつけよ」

 

江澄「気をつけよだと?」

 

江澄「どこかの何某こそ所作に気をつけろ。この江氏から追放されておきながら、どの面下げて両親と姉に顔向けできる?」

 

藍湛「江晩吟」

 

魏嬰「藍湛、もう行こう」

 

江澄「消えるなら遠くへ消えろ。お前らいかがわしい連中は二度と一族の前に現れるな」

 

魏嬰「罵倒するなら、俺だけにしろ。藍湛は関係ない」

 

江澄「顔色を伺う必要があるか?魏無羨、もう忘れたのか?だったら思い出させてやろう」

 

江澄「昔お前が英雄をきどって、この二の若君を救ったせいで蓮花塢と私の両親が犠牲になった」

 

江澄「それでもあきたらず、今度は温氏まで救い、姉までも犠牲になった。お前は本当に偉大だな。それだけじゃない。何とも寛大な心で蓮花塢に仲間を連れてきた。鬼将軍を屋敷の前でうろつかせて二の若君を祠堂に入れるとは私や一族へのあてつけなのか?」

 

江澄「二の若君にも実に驚かされるばかりだ」

 

江澄「姑蘇藍氏の双璧でありながら、藍氏の名声など顧みず、夷陵老祖魏無羨の一味に成り下がるとは」

 


江澄「さぞ、そちらの叔父上と兄上は誇らしいだろう」

 

魏嬰「江晩吟!今すぐ謝れ」

 

江澄「謝れだと?なぜ謝るんだ。知己との偉大なる情を侮辱したからか」

 

魏嬰「いい加減にしろ!」

 

江澄「殴ればいいさ。ひるむと思うな」

 

魏嬰「・・・」

 

藍湛「魏嬰」

 

魏嬰「藍湛、行こう」

藍湛「わかった」

 

(祠堂を出ていく二人)

 

(二人を追う江澄)

 

江澄「待て!」

 

江澄「さっきの威勢はどうしたんだ?俺を殴るんだろう?殴れよ!」

 

藍湛「手を放せ」

 

(藍湛は、魏嬰から手を放そうとしない江澄を引きはがす)

 

藍湛「魏嬰」

 

魏嬰「藍湛、もう行こう」

 

藍湛「あぁ」

 

江澄「待て!」

 

藍湛「失せろ!」

 

(魏嬰が・・・)

 

(気を失う魏嬰)

 

(江澄は再び紫電を繰り出すも阻止する人影)

 

(その人は温寧!)

 

「陳情令」第46話 金丹の真実【後編】に続きます。

 

ブログを終える前に江澄について書きたいと思います。江家祠堂にいた魏嬰と藍湛を罵倒し、さらには出て行く彼らを追う彼なんですが、この執拗さや執念深さは実に蠍座っぽいと感じます。江澄の誕生日は11月5日。サビアンシンボルの可能性は次の3つ。

 

蠍座12度 「大使館の舞踏会」

蠍座13度 「実験をしている発明家」

蠍座14度 「仕事をしている電話接続士」

 

いつものようにすたくろさんのサビアンシンボルのリンクを貼りますので、よかったら確認してみてくださいね。


補足ですが、サビアンシンボルの各サインの13度は『カリスマ度数』と言われています。日本で占星術をやっていて知らない人はいない松村潔先生が提唱されています。

 

13度はそのサインの突出した性質を表し、その天体が表す意味で天才的な能力を発揮する可能性があります。江澄の場合、天体は太陽ですので太陽の持つ意味、自我や人生の目的意識、自己実現、創造性などに蠍座の力が出てきやすいということです。このことを併せて考えてみると楽しいと思いますよ。