パンを焼いていると
一度は 「気泡」憧れる時期があると思います。
昔の私はその一人でした。
大きな気泡、
軽そうな見た目、
いわゆる“映えるパン”。
それを目指して焼いていた時期がありました。
しかし気づいたのです。
「これ、美味しいのかな?」と。
見た目はすごく良いんです。
でも、食べると何か違う。
ハードパンってマニアックな方が多くて
あの粉良いよと言われれば試して
ビジュアルは良いけど
私の好みとは程遠くて
いつの間にか味よりも
見た目で焼くパンになり
焼いては捨てて
罪悪感しかない時期を過ごしました。
ある時 「いつかルミコさんの
カッコイイハードパンが食べたい!!」
そんな風に言って下さる方が表れて
こんなパンお渡しできないなと
罪悪感で焼く日々が続きました。
その時、初めて気づいたのです。
私は“美味しさ”ではなく、
“見た目”を作ろうとしていたことに!!
ビジュアルを重視すると
まわりからたくさん賞賛されます。
それがうれしかったのですが
見失うものも多かったかなーと
大切なのは・・・
自分はどういうパンが
好きでどんな味が好きで
どんな食感が好みなのか!!ということを
大切にしなくてはならないこと。
パンは、見た目を作るものではなく、
美味しさを重視をして
パン生地の扱い方や育て方で
見た目が自然とついてくるのかなと
そして、もう一つ大切にしていること。
それは、
「食感や味の好みは人それぞれ」ということ。
軽いパンが好きな人もいれば、
もっちりしたパンが好きな人もいる。
正解はひとつではありません。
ぜひ ビジュアルだけにとらわれず
自分好みのパン作りを
どうぞ作ってくださいね。
