6月の朝8時過ぎ、
サパ駅をのぞみながら、
品川老人隊(3名)は
インドシナ半島の最高峰ファンシーパン山を
攻略するため、
精神を集中していた。

まずは、登山電車に乗り
中腹にアタックである。

なぜかたくさんの人々が
登山電車に群がっている。

私といえば、
厚めの長袖シャツにウィンドブレイカー。
そして、3143mの山頂にアタックするのに
靴下も履かずスポーツサンダル。

ロープウェイに乗り継ぎ、 
さらなる高みへ。

このロープウェイの高さといったら、
高所恐怖症の人は
ずうっと目をつぶっているだろう。
しかも、途中からガスがかかり始めて。

ロープウェイを降りる頃には
もう真っ白。

視界がない中、
しかも氷雨が落ちてくる中、
滑りやすそうな石段を。

霧の向こうには
謎の塔がそびえ立ち
夢まぼろしの世界かと思ったり。
すでに標高は
2500mくらいにはなっただろうか。
急激な登坂は
高度順化もままならず。w

まあ、そんなわけで
勝手に休憩タイム。
暖かかったバイン・ミーは
当然冷めきっているが
3143mにアタックするためには
お腹を満たしておかないと、苦笑。


老人隊のお二方は
さすがにしっかりと装備している。
ウィンドブレイカーに
スポーツサンダルなど論外なのは
言わずもがな。
しかし、ツワモノはさらにいて
どこぞの殿方はハーフパンツにビーサン!
さすがはベトナムである……。


かくして、さらなる高みを目指して、
急斜面をケーブルカーでトライ。
しかし、山は常に挑戦的である。
気温10℃(たぶん)を割り込んでいる中で
試練の長蛇の列。
わたしゃ寒いんだよ、エッ、
その白いブーツのあなた、
めちゃ挑戦的!
渋谷と勘違いしているのでは……。

かくして、
なんとかケーブルカーに乗込み数分、
その頂へといざなわれた。


おぉ、さらに何にも見えない、苦笑。
しかし、なんとかたどり着いた。
インドシナ半島最高峰のてっぺんに。
さあ、真っ白だが記念撮影だ。


ん?
せっかくの1枚が………。
あなたを撮ってるんではないんだが。
なぜ、そこまでカメラ目線なんだ!

かくして、ファンシーパン山に
見事登り切りましたとさ。
乗り物乗り継いで。
往復で6000円以上かかったかな、笑。