「腫瘍が見つかったから手術する」
その後、色々調べてみるとほかのガンと違って若い人に多いことと10万人に1人くらいの罹患率の低いガンだということもわかりました。
どの親でも思うことでしょうが
「なぜうちの子が!」
でも、なぜ!ということが今までに家族に2度起こっているので案外冷静です。
そして、今日は手術日。早朝ランのせいか早起き得意。いつもより1時間早く起き。悩んだ挙句、車に乗ってお墓参り。走っている時間はない。足羽山、墓地では紫陽花の香りがしました。
始発のサンダーバードで大阪入り。
雨の大阪、バスから病院が見えました。
2時間くらいで終了しました。その後に先生から説明。これから、また色々検査して治療の仕方を考えていくようです。
彼に妻がいて良かった。Kはサンダーバードに飛び乗って福井に戻ります。
ランニングを復活したのは急な思いつきで前日までは考えてもいないことでした。病気も突然。本人は2週間前くらいから変だなと思ったようですが。先生の話ではこの腫瘍は何ヶ月か経ったくらいのようです。
突然のようですが身体の中では細胞が変化していたのです。
Kのラン復活。身体の中では気づかないまま醸造された衝動だったのかもしれません。
ただ、Kの衝動は明日消えて走るのをやめてしまうかもしれないけれど、病気は瞬時に消えることはない。戦いが始まる。