昨年からぼちぼちと読んでいる『BORN TO RUN』
読むと随所に納得できる箇所がでてきます。
今回、走るの嫌々状態に陥ろうとしていることもこの本で解明してくれました。
「人はなぜ走るのか?」
「走ることはわれわれを人間にした超大な力(スーパーパワー)
つまり、すべての人間が持っているスーパーパワーなのだ。」
「だとすると、走るのが嫌いな人が多いのはなぜでしょうね」
「誰もが走るために生まれたのなら、みんなが楽しむはずでは?」
(中略)
人間には心身の相克がある。身体は動かすためにつくられているが
脳はつねに効率を求めるのです。
われわれは耐久力に生死を左右されるが、耐久力はエネルギーを保存する
ことにかかっていて、それをつかさどるのは脳の領域なのだ。
簡単に言えば、脳はつねにエネルギーを保存して緊急時にそなえようとする
身体を楽にするようけしかける古来の生存本能がある。
それで、脳は必要もないのに激しい運動をするのかと語るという。
のんびり過ごすことは快適なことであり、休んで英気を養うチャンスがあるなら
それを逃すな。
ということを脳が言っているそうです。
ということで、納得納得。
ただ、こうとも言っています。
走るのが爽快だと知っているのは、それを習慣にしているからです。
走らない日が続くと走りたくなくなるのはこんなところにも原因がありそうです。
とにかく、走り続けないといけないということですね。
それにも、納得納得。
走りだすととっても楽しいなと思いますから。
とにかく、この本はとても長い本ですが目から鱗のところが随所にあります。
是非、一度読んでみて下さい。