本日、来年の第30回足羽川マラソンの募集要項を持ってきて下さいました。
話には聞いていたけれど、来年が最後の大会。
表紙には『ラストラン大会』の文字が
「今回で最後なんて残念です」
「私ら60歳以上のクラブチームなので、これ以上やるのは難しいんです」
「何が大変なんですか」
「全部自分たちでしなくてはいけなくて。事務局は2人でやっていますし」
「行政のように人手もないし」
「お金が大変なんですか」
「お金も参加費だけでは足りません」
「以前はクラブチームがマラソン大会を主催していたのですが、今は全国でも2、3くらいです」
「福井市がやってくれればいいですよね」
「H市長にも言いに行ったのですが、やりたがらないんです」
お二人は、寂しげにそして諦めたような顔を見せてお帰りになりました。
お世話になったとご丁寧に手土産を置いて。
福井のマラソンシーズンの幕開けを彩る
素朴で温かい大会が幕をおろすのは本当に残念でたまりません。
H市長、大変だと思いますが
じいちゃんたち、ばあちゃんたち(失礼かな)が
一生懸命育てて、年々参加者が増えてきたこの大会の
存続に力を貸して下さい。
みなさん、この大会をひとつの足掛かりとして
冬遠ざかっていたランニングを始めるのですから。
ついでにハーフまでしかない大会ですが、フルマラソンも
やればいいと思うのですけれど。
朝倉氏遺跡まで延ばせばいいですよね。
市長選の前にもっと詳しい事を知っていたら選挙の争点になっていて
投票率も上がったかも。
とにかく、存続すればいいなというささやかな願いです。