警備員やりました(最終回)
投票日、配属されたのは松下体育館。台風の影響で警報発令。支給された合羽を着こみ6時半から現場。雨はそれほどではないが、合羽が暑くてたまらない。これで何時間も立っていたら倒れてしまう。勤務開始時刻の7時になっても相方不在。会社へ電話。出ない。携帯へ電話。出ない。何度目かの電話で携帯がつながる。確認すると本日は私一人での警備ということである。またまた事前に聞かされていない事態。休憩や昼食はどうする?そうこうするうち元請さん登場。何点か注意あり。休憩については90分立って30分休憩のペースでと言われる。現場を離れるときは必ず市役所の係員に告げるようにとも。8時過ぎから車が続々とやってくる。駐車場どうなる?と思ったら全車裏手へ回って広い空地へ駐車。少年少女のバスケットチームの関係者で慣れたものであった。肝心の有権者はなかなか来ない。7時台で6台。8時台も同様のペース。雨がやんできたので合羽を脱ぐ。来館された方々はときどき当方を労ってくれたり会釈してくれたりする。「結果は決まってるのにかな」という声に「どっちですか?」と聞きたくなる。雲が速く流れていく。空の表情を見ているだけで俳句が浮かんでくる。俳句が浮かばぬうちに時間が経過すれば、それもよし。時間が経たないうちに俳句ができれば、それもまたよし。気が付けば出口調査のスタッフがいない。昨日までの南コミセンにはNHKの腕章を巻いた人がタブレットみたいなのをもって待ち構えて、投票が済んだ方々に入力してもらっていた。早く駐車場へ戻ってきてほしい当方としては迷惑な話だが、彼らにもバイトがある。本日はそれがなくスムースズ。駐車場所も広いし、トラブルもない。夕方になり駐車したまま戻ってこない車が増える。どうもバスケットボール関係者みたいだ。朝からきていたチームは裏手を使って協力的だったが、正面を占領したグループには閉口。私の仕事が増えてしまう。やはり屋外の立ち仕事は8時間が限界。夕方には意識が飛んで俳句どころではなくなる。給水しても給水しても喉が渇くし。無事20時を迎えた時にはどっと力が抜けた。5日間を通じ、熱中症にはならなかったものの慣れない仕事での疲れは半端なし。もし今度やるなら選挙の立会人か出口調査にしてもらおう。