昨日のお話の続きです。
剣道部の部室は、おそろしくぼろっちいものでした。
男女の更衣室は、ロッカーを置くことで隔てられていただけ。
一年の頃は、そんな環境で着替えるので静かにササーっと済ませていた私達。
慣れとは恐ろしいもの。
二年になると、隣の男子のことなど気にも留めず、うきゃうきゃと遊びながら着替えてました。
気の緩みから、事件は起こったのでした。
A子は、いつもブルマを脱ぐと、片足で上にポーンと投げてキャッチ。
なかなか巧いものです。
しかし、猿も木から落ちる
ある時、いつものブルマは方向を誤り、ローカーの上を越えて男子の方へ
両部屋、シーン。
くっくっくっく~(すみません、当時の光景を思い出す度に笑いがこみ上げてしまう)
A子は青くなり、B子に取りに行って~と無言のままゼスチャーでせがむ。
B子、激しく首を横に振る。
私も一緒に首を振る。
そこで男前のC子が「しゃあないな~」と取りに行く(C子は関西出身)。
私達三人は、じっと身を潜めて無言のまま固まっていました。
「ごめんな~A子がへんなもん飛ばしてん」
無言の男子からブツを受け取ったC子は、エヘヘと戻って来ました。
A子は顔を真っ赤にしてC子を叩く。
お礼を言うはずが名前を出されて逆切れしたのでした~
その日、私たちは急いで部室を出たのは言うまでもありません。
さてこの四人の現在。
男前のC子は、某国立を受験して二浪までしたらしいけど、その後消息不明。
残りの出来の悪い三人は、身の丈に合った進学をしました。
そして、今でも飲み仲間。
ブルマを拾ってくれた男子もクラスが一緒だったS君で、年に一回集ってます。
まさかブルマ事件のことは覚えてないだろうな。
今度会ったら聞いてみよっと。
うはは。
ブルマの画像を載せようと思いましたが、あまりに卑猥なのでやめました。
あしからず…