この夏は
我が家の癒し担当ネコ(ぶい・12歳♂)の初盆です。
まんまる黒目でまっすぐみつめてくる
とぼけた顔や
「んなーぉー」って声…
いまもはっきり覚えてます…
12歳というのは、
家ネコにしてはちょっと短命です
ウチにはもう1匹いて(りぼん・12歳♀)
このコはツンデレで超超人見知り
ぶいがいなくなってからは、
いっつも寝てて、ぼーーーーーっとしてる。
その姿は
「さびしい」「退屈」
そんな風に見えます ← 勝手な想像。
昨年の10月に
ぶいがひとりで旅立ってしまい
私たち人間はその後も淡々と変わらず暮らしてきたんだけど、6月くらいかな、私とムスコは無性に仔猫が欲しくなり、りぼんも寂しそうだし…って、里親募集を見るようになって
ちょうど12年前の捨て猫ぶいと同じ月齢(生後1ヶ月くらい)のめちゃくちゃかわいい黒猫さんに一目惚れ
さっそく連絡をとってみたら
なんと私のジムから5分ほどのところに住んでおられる方で…
話はトントンと進むかと思ったけど。
結論から言うと黒猫さんを我が家に迎え入れることはしませんでした。
17歳のムスメが
「別に。いらん」と言ったからです。
このムスメ、人間の赤ちゃんも動物も大好きなコで、赤ちゃんの動画とかきゃーきゃー言いながら見てるので、てっきり仔猫がくることにも大喜びするだろうと思ったわけですが…
ぶいが旅立つ瞬間、このコは学校にいってて
見送れませんでした。
絶命する瞬間はムスコとふたりで見送り
ペット葬儀の手配をして、
ぶいが小さくなって渡されるまで、ムスコと私は泣きっぱなしでした。
途中から合流したムスメは、とうとう一度も泣きませんでした。
腰が砕けるほど、ぼろぼろに泣いてる母と兄をみて、自分はしっかりしよう、と思ったのかどうかはわからないけど…
そのムスメが「別に。いらん」と。
黒猫さんをもらう手配は進み出してたけど、
事情を話して白紙に戻しました。
「ムスメがまだ、ぶいの死を受け止められないようなので…」と。
すると、その方から意外な返信がありました。
『ご子息とお母さんがペットロス状態がお強いのですね。お嬢さんのお気持ちは、ゆくゆくお母さんが理解なさることになるでしょう』と。
… そうなんですね…
どっぷりペットロスだったのは、私とムスコでした。ぶいがいない、その隙間を仔猫で埋めようとしていました。
ちゃーんと現実を受け止めて、ちゃんと悲しんでいたのはムスメだけ、だったわけです。
動物というのは、
死に対して、こわいとか悲しいとか
特別な感情はもたないのだな、というのは
ぶいを見て知りました。
衰弱して意識朦朧としていたぶいが
自分からバスタブにジャンプして飛び込んだことがありました。
水が大キライだったぶい、誤ってバスタブにダイブしたらたいへん、と、普段はフタを閉めていたけど、もう跳ぶ気力も体力もなかったから、たまたまフタをあけたままにしていた日です。
死に向かうために体温を下げようとするのです。
だから、35℃まで体温が下がっているのに
冷たい床の洗面所に行こうとします。
そのときの私は必死にぶいのいく先々を毛布でガードしてまわりました…
ちゃんと死ぬ準備をしていたのに
衰弱してしんどかったのに
毎日毎日、点滴に連れて行ってごめんね。
つらかったね。
しんどい期間を長引かせてしまいました。
でもなんにもせず見ているだけ、は、できなかったと思います。
まだ、ぶいは一度も夢に出てきてくれないけど
また会える日をたのしみにしています…


です。オニで~す




