主体的に活きる人たち ~中日文化センターとシンゴジラ~ | 原田拓の走って人生をカエル!

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中日文化センタークラスは金曜日に初日を迎えた。


週が明け、なんだか遠い日のように感じるのは
安堵と、さらに大阪マラソンやアドベンチャーマラソンなど
みんなの気持ちが動く行事があったからかもしれない。

 

そんな日曜日
自分を振り返る時間の中で
じわじわ感じ、明確に分かったことがあった。

このブログで、綴って残したいと思う。


中日文化センタークラスは
ほぼ初心者の方が50名あつまり
これから6か月間で、
ハーフマラソンや10㎞のクオーターの完走を目指す。

 

エントリー権も付いているので
人気のクラスだ。

 

今回、私たちはみんな
新しいステージに上がれたと思う。

 

ランニングスクールフロッグから誕生した
「くりぼー」がメイン講師となり
これまで最前線で指導してきた拓プロは
一歩下がった位置で見守る立場となった。

 

拓プロは、
自分が指導した人が
自分がやっていたステージで
活躍している姿を、ずっと見たかった。


きっと、彼にとっても
達成感を感じた1日だったろう。

 

 

そして、素晴らしかったのは
この、くりぼーが冒頭 
受講生さんにこう言ったことだ。

 

「皆さん、緊張していますね!
緊張が伝わってきます。

でも、この会場の中で
一番緊張しているのは私かもしれません。

 

素晴らしい
この一言が、言えるか言えないかで
この後の、雰囲気が全く変わるのです。

 

さすが、長くダンスを指導してきた現場経験と
彼女の心から沸く相手への気配りなのだろう。

 

もしここで
「みなさん、緊張していますね!

でも、安心してくださいね
私たちがサポートしますから!」

と自分の感情を出さずにいたら
このあと、あのような温かい会場には
創り上げられなかっただろう。


「仲間」になるには、まだ遠いなと
感じながら、受講生さんも
私たちも岐路に着いたろうと思う。


クラスの盛り上がりのスタートに

素晴らしいリーダーシップを見せてくれた。

 

 

そして、サポーターズも素晴らしい
動きを見せてくれた。


私は何も、彼らに指示していなかった。

 

受付が得意なはるちゃんは、すぐに
受付をサポートし、ニックネームシール担当に

 

しおりんは、会場に入った方々に声をかけ
ニックネームシールが無い方と話したり
一人で座っている人に声をかける。

 

にっしー、こーずぃーさんは
曲がり角に立ち、不安そうにやってくる
受講生さんに、自ら笑顔で声をかけ
誘導をしている。

 

遅れてきたゆめちゃんは、場を察知した
受付で、困っている人を笑顔で受け止め
自分なりに答えてサポートしていた。

 

なんて、素晴らしい人たちなのだと思った。


何度も言うが(笑)

私は「こうしてね!」と何も言っていなかった。

恥ずかしながら
いうほど、自分に余裕が全くなかった・・・
というのが、本音。
それくらい、実は私が全体の中で
一番緊張していたのかもしれません・・・(笑)

 

 

サポーターズのみんなの動きを見て
思い出した。

 

公開して私もすぐに観に行った

「シン・ゴジラ」

 

映画を撮影した
庵野監督(エヴァンゲリオン)が
【なぜこの映画がこんなにもリアリティが出せたのか?】
という問いに、こう答えていた。

 

今回 のべ1万人強の一般の方に
撮影を協力してもらわねば成らなかった。

 

ゴジラが海から登場し
東京都内を横断するシーン
人々が初めて、ゴジラを目にし
驚き、驚愕し、逃げ惑う
そのシーンを撮影する際
庵野監督は、こう、エキストラに話したという。

 

「今回沢山の方が一度に動きます。

 

でも、一人一人に演技指導することは


とても難しくできません。

 

ですので、みなさんにお願いです。

 

自分がいつも通りの生活をしていたら


ゴジラが(←撮影時は 何か内緒だったそうです)


現れたら、どう反応し、どうするか?

 

自分だったら?と考えて


その動きをしてください。」

 

そう話したそうです。

 

それを聴いたエキストラの皆さんは
きっと、ひとりひとり考えたと思います。

 

子どもがいる方

足腰がよわっている方

営業まわり途中の方

恋人とデートしている方

振られて落ち込んでいる方

これからテストの方 

お腹すいたなぁと店を探している方

 

 

「私だったら・・・」と

この一人一人が考え
一番これが良い!と思った行動をし
それを撮った映画が、今年
日本だけでなく世界を揺るがせた
超人気映画になりました。

 

私だったら・・・

に任せた庵野監督の

世の中を見て創りあげたセンスがすごい。


私はこの「私だったらこうする」
という、【主体性】が
これからの私たちの社会を動かすし

支えると思っています。

 

そして、今回
中日文化センターの1回目で
サポーターズが見せてくれた
この「主体性」に感動したわけです。


次は、中日文化センタークラス
初回の90分で、見えてきた
仲間の創り方」について
話をしたいとおもう。記事こちら


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